恋愛心理学

【恋愛心理学】男女の友情は成り立つのか?心理学で解説

「男女の友情は成り立つの?」
親しい男子の友達がいたり、親しい女子の友達がいる人も含めて、誰もが一度は考えたことのある質問だと思います。異性の立場だからこそ、もらえる意見や、特別な友情関係が結べると思うこともあると思います。一方で、友達だと思っていた人からのいきなりの告白などを経験したことのある人もいるでしょう。

友情関係に見せかけて、実は下心があったのか?それとも、純粋に友達関係を結べていたのか、気になりますよね。
今回は、そんな男女間の恋愛関係が成り立つのかどうかを恋愛心理学の観点から解説していきたいと思います。

男女の友情が成り立つか?の調査

「男女の友情が成り立つと思うかどうか」というタイトルで、とあるアンケートが行われたところ、20代女性の55~60%程成り立つと回答したのに対して、20代男性は 40~45%程成り立つと回答したというアンケート調査の結果を得られました。

このアンケート調査より、女性の方が男性と比べ、男女間の友情関係が成り立つということ考えているのに対して、男性は、男女間の友情関係が成り立たないと考える傾向にあるようです。

また、このアンケート調査から、20代の男女と30代・40代の男女を比較すると、20代男女の方が男女間の友情関係は成り立つという結果が多かったことがわかりました。

この結果からは2つの見解を持つことができます。
まず1つ目に、20代世代の若い世代が恋愛離れしている可能性があり、男女間の境界線がなくなりつつあるという考察です。10年前・20年前と比較して、女性の社会進出が進み、男女平等社会が実現されつつあるという背景から、このような結果に至ったという見解です。

そして2つ目に、30代・40代では恋愛の経験値・結婚の経験などを経て、男女には根本的に心理機能に差異があり、うまく友情関係を結べないと、経験から結論づけたという見解です。
「友情関係が成り立つと思っている同士であれば、成り立つ」とい説もありますが、経験をすればするほど、成り立たないケースにも巡り会うことがあるでしょう。

男女の友情の心理学

男女間の友情のアンケートでは、男性より女性の方が「男女間の友情は成り立つ」という意見を持っていることがわかりました。では、心理学的にはどうでしょうか?

結論から述べますと
女性に比べて、男性は友情だと思っていた感情が恋愛感情に変化する可能性が高い
ことがわかっています。

社会心理学者のルビン氏による、恋愛心理の調査によると、女性は異性による好意と友情を男性と比較して、区別する傾向があることを指摘しました。例えば以下のような形で分類しています。

男女間の友情

  • 相手のことをしっかりと認める
  • 相手のことを信頼し、立てる
  • 自分との共通点を探す

男女間の恋愛感情

  • 相手に浮気されたくない、オンリーワンでいてほしい
  • 本能的に繋がりを持ちたいと思う
  • 相手のためになら、犠牲になってもかまわない

また、アメリカの心理学者のレチェック氏の恋愛心理の調査によると、男性の方が女性に比較して、性的興奮を抱く傾向があり、友情関係の中でも、恋愛関係だと勘違いし、恋愛関係になろうとする傾向があることがわかっています。

すなわち、ただ近くで添い寝をするようなフレンド(ソフレ)が成り立つのかといえば、男性に限っては甚だ疑問である傾向があるということでしょう。
また、付き合っている期間が長いカップルは、長くなればなるほど、恋愛感情が友情関係に近くなっていくとも言われています。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。