恋愛心理学

【恋愛心理学】「好意の返報性」を使って、恋愛を発展させる方法

誰でも他の人から好意を伝えられることは、それだけでも嬉しいと思うことです。
相手が自分のことを気にかけてくれている、好きになってくれるということは、自分の自信にも繋がりますよね。
今回は、恋愛心理学における「好意の返報性(へんぽうせい)」という原理があるので、そちらを説明していきます。
好意の返報性は男女によって、利用の方法を分けたほうがいいとも言われているので、その点も踏まえて紹介します。

好意の返報性とは?

まずは好意の返報性について説明します。好意の返報性とは、あなたが他の人に好意を示したとしましょう。
そのときに相手はあなたに対して、自分も同じように好意を返そうという心理を働かせます。
バレンタインで、チョコを渡した場合には、お返しを返そうとしますよね。その仕組みと同じです。
好意を相手に伝えることができれば、相手は、あなたに好意をお返ししようとする心理を働かせます。

つまり、「好意の返報性」を考えれば、好意を示してくれる人に対してはあなたも好きになり、一方で嫌な態度や悪い態度をとる相手に対しては、嫌いになってしまうということです。

相手が悪い態度を取ったときや、相手が私のことを嫌ってそうだと感じたとき、人を嫌いになる瞬間を体験したことはありませんか?それも好意の返報性による効果だと言えます。

恋愛における、好意の返報性の使い方

「好意を伝えればいいのであれば、告白すればいいのではないか?」と考えた人もいるでしょう。
しかし、それはあまり良い例とはいえないでしょう。
相手の気持ちやタイミングはこの好意の返報性を使うためには大切です。
すなわち、さりげなく、相手のことを認めていることや相手のことを気にかけている・興味を持っていることを伝えるのがポイントになります。

相手が好意の返報性の効果があるような適切なタイミングは以下に示した通りです。

  • 相手に良い印象を与えられている
  • 相手に心の準備ができている、余裕のある状態
  • 相手が会話をしたい、あなたと接触したいと考えている

あくまでも、より距離を近づけるための法則であること、入口をしっかりとした上での方法論であることを覚えておくと良いでしょう。

男女による、好意の返報性の違い

以前、男女は本能的に異なるような性質を持っていることを記事にしました。(詳しくは以下のリンクからどうぞ)

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その中で触れているように、男女間で恋愛に対する価値観は異なっている傾向があります。男性は本能的に多くの子孫を残そうとすることに対して、女性は本能的に子孫を守り育てようとする性質があります。

上記の理由より、男性は多くの女性に対して、比較的好意を抱きやすい性質を持っていると言えるでしょう。
一方で女性は、男性のそういった好意により恋愛の返報性の効果を利用していることが多いと言えるでしょう。

男性における恋愛の返報性とは?

男性は、女性に対する恋愛対象の幅が広く、多くの女性が恋愛対象になります。また、熱し易く冷め易い性質があるが、感情を受け取ったり、表現するのは女性と比べると苦手な傾向にあることが言えます。

このような状況から、男性に対して恋愛の返報性を利用することを考えると

  • より「好意」を伝えられるように、表現する
  • 男性に興味を持たせる工夫や行動が必要

と言えるでしょう。

女性における恋愛の返報性とは?

女性は、男性に対してやや保守的で運動神経が良いとか頭がいいといった点など、子孫を守って育てていく上で大切な要素を見ていることから、ストライクゾーンは男性と比較して狭いことが言えます。また、男性は熱しやすいですが、女性は、熱するまでに時間はかかります。1回の好きよりも100回のおはようが効果的と言われているように、積み重ねが大事な傾向があります。

女性は慎重ですが、もちろん第一印象を含めた印象は男女ともに重要です。
また、女性は積極的な男性に押されてしまうことがあると思いますが、そのように恋愛の返報性の効果は大きく見込めることが言えるでしょう。

このような状況から、恋愛の返報性を女性に対して応用しようと考えると

  • しっかりとした良い印象を持ってもらう
  • さりげなく、好意を示して拒絶されないようにする

今から使える好意の伝え方6選

恋愛における好意の返報性の魅力はお伝えすることができましたが、実際にどのように使えばいいのか?
好意はどのようにして、伝えればいいのか?疑問になった人もいると思います。

上手く好意を伝えるための、効果的な方法について書いていきたいと思います。

【好意の返報性】1.笑顔を振りまく

好意を伝える基本の第一歩です。まずは、話しているときや近くにいるときをイメージしてください。笑顔を通して、相手に話が楽しいことや居心地が良いことを表情を通して伝えることが第一歩です。好きな人の前では自然と笑顔も出てくると思いますが、笑いすぎや奇妙な笑いはよくないので、程よい笑顔を心がけましょう。

【好意の返報性】2.目を見つめる

「7秒間見つめ合えることができれば、それは交際できる証拠だ」という名言がどこかでありましたが、そのように目を見つめることは相手に好意を示すポイントと言えるでしょう。人の想いの強さは「目力」という形で表現されることもありますよね。それと同じように、想いの強さは「目」に出ると言えるでしょう。
男性は特に視線に敏感なので、目を見つめることは有効でしょう。

【好意の返報性】3.相手の名前で呼ぶ

相手の名前を聞いたときに、ニックネームをつけたり、下の名前で呼ぶようにしてみるのも相手に好意を伝えるポイントと言えるでしょう。名前で呼ばれると、無意識のうちにも特別感を感じるもので、名前で呼んだ相手を強く意識することでしょう。心理学的にも、呼んでくれた相手に対して、好感度が高まることが判明しているので、恋愛に限らず好意の伝え方として覚えておくと役立つかもしれません。。

【好意の返報性】4.相手の視点で話す

自分の自慢話や、聞いて欲しいことなど、ついつい自分の視点で話してしまうことはよくあることだと思います。しかし、相手の立場で考えたときには、つまらない話であることも否めないでしょう。できる限り、好意を伝えるためには、相手の視点に立つことで、相手に話してもらうような聴く姿勢を意識することも大事でしょう。共通点のある話題を提供することで、話は盛り上がりやすいと思うので、意識してみると良いでしょう。

【好意の返報性】5.ボディタッチを狙う

男女ともに有効ですが、主に感情を受け取ることに鈍い男性に対してはボディタッチはかなり有効な好意の表現だと言えます。男性は、ボディタッチを受けると、意識的に相手が自分に好意があるのではないか?と錯覚します。
一方で、女性の場合には過度なボディタッチや、そもそもボディタッチ自体がアウトで、セクハラや軽々しい男と見る人も一定数いるので注意が必要と言えるでしょう。

【好意の返報性】6.相手を褒める

恋愛に限らず、相手を気持ちよくさせるコミュニケーションの1つとして、相手を「褒める」ことは好意の伝え方の一つと言えます。
相手をよく観察しておくと、前髪を3cm切った場合にも、普段頑張っているトレーニングなどに気づくことができるでしょう。そのような、誰も気づいていないけど、頑張っていることに誰よりも早く気づき、褒めることができれば、相手に対してかなり好意を伝えることができるといえるでしょう。

相手は、好意を受け取ることができればあなたのことを理解者だと認識し、心を開くことも多く、好意の返報性の効果も見込める状況に変化していくでしょう。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。