ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか?

診断テストはこちらから無料で診断できます(約5~10分)
MBTIを使っている中で、あるいはMBTIを理解している中で、この性格は男性っぽい性格だという性格があったり、女性っぽい性格があることに気づくことがあるでしょう。
今回は海外のサイトを参考に、男女別のMBTIのタイプの比率について紹介していきたいと思います。
MBTIの男女比率について


(画像引用元: SLAYERMENT – MBTI in Gender)
上記の図は、海外におけるMBTIの16タイプの男女に置ける比率のグラフになります。
まずは心理機能について、男女比を説明していきましょう。
外向性(E) VS 内向性(I)
女性の方が外向型(E)である可能性が高く、男性の方が内向型(I)である可能性が高いことがわかりました。学生時代によくあった、一緒にトイレに行く行為を見てわかるように、女性の方が社交的に行動することが多いという訳です。歴史を振り返ると、男性は狩りへ出かけ女性は家庭を守ることで人類は発展してきましたが、狩りの中で孤独は必須です。一説では男性はそういった孤独な経験を歴史的背景に持っていることから、内向型が多いという見解を持つこともできるでしょう。
直観型(N) VS 感覚型(S)
意外なことに、直観型か感覚型かに関しては男女間で大きな差はなかったようです。全体を通すると、感覚型の人の割合が多いと言われており、世界的にはS型が7割程度を占めていると言われています。
思考型(T) VS 感情型(F)
思考型と感情型の比較の中では、女性には感情型(F)が多く見られ、男性には思考型(T)が多く見られるような結果が得られています。男性に多い思考型は相手の気持ちを理解するタイプであり、女性に多い感情型は相手の気持ちに同調するタイプです。
「男の子の気持ち」や「女心」など、男女間で”心”や”気持ち”を異なったものとして捉えるように、男女間で思考型・感情型の比率に偏りの傾向があることがわかります。
知覚型(P) VS 判断型(J)
知覚型(P)と判断型(J)を判断するための代表的な質問として、「夏休みの宿題をどのように終わらせましたか?」という質問を挙げることができるでしょう。J型の場合には計画性を持ち、早めに終わらせたり、スケジュール通りに終わらせることでしょう。一方で知覚型の場合にはスケジュールは立てずに、突発的なエネルギーにより終わらせたり、追い込まれてから本気を出すタイプでしょう。
男女間では、男性の方が知覚型が多く女性の方が判断型が多いという結果を得られているようです。
異性間で多い傾向にあるMBTIタイプ
男性の方に多く現れるMBTIタイプ
SP型やNT型に多く現れているようです。最も偏りのあるタイプから順番に
- ISTP (75%)
- INTP (73%)
- INTJ (67%)
- ISTJ (66%)
- ESTP (65%)
- ENTJ (64%)
- ENTP (63%)
- ESTJ (61%)
上記の結果になっているようです。
女性の方に多く現れるMBTIタイプ
SJ型やNF型は女性に多く現れているようです。最も偏りのあるタイプから順に
- ISFJ (71%)
- ENFJ (69%)
- ESFJ (69%)
- INFJ (67%)
- ESFP (63%)
- ENFP (60%)
- INFP (58%)
- ISFP (57%)
①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用
16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。
②ユング心理学でわかる8つの性格
心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。
③新版エニアグラム【基礎編】
9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。