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MBTIとは、多くの人の個性や行動の傾向を16タイプに分類することでより理解しやすくするためのフレームワークであり、4文字のアルファベットより構成されます。MBTIについては以下のリンクより詳しく説明しています。
ざっくりスポーツにおいてMBTIを分類すると、4文字のアルファベットの中で、2文字目、直観型(N)と感覚型(S)はスポーツにおいても戦略性に、3文字目の感情型(F)と思考型(T)はプレースタイルに現れると考えることができるでしょう。
もくじ
スポーツにおける直観型(N型)
MBTIにおける直観型とは、抽象的な問題を考えたり、新しいことを発見することに優れているタイプです。『当たり前を疑っている』のは直観型の良い点であり、悪い点でもあります。実際に見えている物事よりも、見えている物事の奥底にある真実や背景に焦点を当てることが多いタイプです。
スポーツの戦略性としては、相手のコンディションやメタ情報を取り入れた戦略を組み立てることを得意とする傾向があるでしょう。人が思いつかないような戦術をとりいれることで、トリックスターとして輝く可能性があります。
スポーツにおける感覚型(S型)
MBTIにおける感覚型とは、具体的な問題を考えたり、道具を扱う器用さ・記憶力などに相関性の高いタイプです。直観型は少し雑なところがある傾向にありますが、感覚型は五感が研ぎ澄まされている傾向にあり、細部に渡りこだわりを持つことが得意であると考えられています。すなわち、個人における能力・運動神経として優れていることが多いのは感覚型です。
スポーツの戦略性としては、プレーにおける1つ1つの積み重ねをしっかりと積み上げることができ、個人個人の細部にこだわりを持った技を活かす、王道の戦略を得意とするでしょう。
スポーツにおける感情型(F型)
MBTIにおける感情型とは、問題を解決する中で、真理よりも人の心を優先するようなタイプです。個性を重んじる傾向にあり、また調和することが何よりも大切だと考えています。協調性があり、人のニーズや感情変化に敏感であることから、人間関係の構築がうまいのは感情型です。
スポーツにおいても、理屈や個人プレーよりチームワークです。チームとして何ができるか意識し、判断し、プレイすることができています。パスサッカーを繰り広げるチームは感情型のようにも考えられます。
スポーツにおける思考型(T型)
MBTIにおける思考型とは、問題を解決する中で、人の気持ちがどうであれ、物事の真実・客観性に基づいて判断するようなタイプです。何よりも、真実を優先するために、チームワークを乱すこともありますが、論理的に正しいことを突き詰める能力が高いために、チームや個人をボトムアップすることを得意とするでしょう。監督にはT型が向いているでしょう。
スポーツにおいてT型はプレースタイルに現れると考えられますが、サッカーで言えばフォワードのように瞬時の意思決定を必要とするような瞬間にはT型は重宝されるでしょう。志向型は瞬時の意思決定が早いので、キーマンとして活躍することができるでしょう。
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