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【MBTI】 INTJとINTPの7つの違いとは何か?

INTJとINTPの区別に苦戦したことはありませんか。確かに、この2つのタイプの違いを見付けることは、とても難解に思えます。この両タイプは基本的に、内向的で直観的、また思考的な人格です。しかし、認知機能を分類してみると両タイプの違いが明確に見えてきます。

INTJの心理機能:
主要機能:内向的直観(Ni)
補助機能:外向的思考(Te)
第3機能:内向的感情(Fi)
劣性機能:外向的感覚(Se)

INTPの心理機能:
主要機能:内向的思考(Ti)
補助機能:外向的直観(Ne)
第3機能:内向的感覚(Si)
劣性機能:外向的感情(Fe)

上記の両タイプの階級別機能を見るとINTJとINTPの認知機能に一致がないことが分かります。これは、両タイプが大きく対象的であることの表れです。この不一致は、J/Pの違いに限ったことではありません。

INTPとINTJの7つの違い

INTJは直観力が第1、INTPは思考力が第1

INTJには、内向的直観、または省略して「Ni」と呼ばれる主要な精神工程があります。このタイプは、内部的な情報を分析、分類するよりも、根底にある意味や体系、先の見通しに焦点を当てようとします。未来を思い描き、これから起こる可能性を分析することに全精神の集中力を注ぎ込みます。

INTPには、内向的思考、省略して「Ti」と呼ばれる主要な精神工程があります。このタイプは、論理分析と複雑な問題解決を好み、将来の可能性を思案して楽しむ、家庭的な人格です。パズルを解いたり、情報を分類したり、最も正確な真実を追求して情報を駆使することが得意です。

INTJは直観型INTPは情報分析型

INTJは、例えばシャワー中にアイデアが浮かんで、急いでそのアイデアをメモ、分析して、後からその結論までの道筋や方法を導き出します。

INTPは、机に向かって大量の情報を分析するタイプです。数多くの可能性とアイデアを分析して、どれが最も適切かを導き出します。

INTJが得る予感と洞察は、「突然」のように見え、INTPが得る思考と洞察は、目的、アイデア、または理論にまでわたります。そのため、外向的直観は、「客観的」と呼ばれ、反対に内向的直観は、「主観的」と呼ばれます。

INTJは組織化された外部世界を好み、INTPは組織化された内部世界を好みます

INTJは、外向的思考と呼ばれる工程をたどります。これは、外部世界を論理的に整理して、構造化を進めることを好む傾向を意味します。このタイプは、全てのものに場所を提供し、適切な種類と体系に分類し、合理化することで効率的に実行させることを望みます。それは、主体的に行う以外にも指示や委任によるものでも問題はありません。
INTPは、内向的思考と呼ばれる工程をたどります。外部世界のことはあまり気にせず、内部世界の組織化に重きを置きます。思考、アイデア、理論、事実を整理して、最も正確な精神分析をしようとします。また、新しい情報に対して、どう解釈すべきか頭の中で整理する習慣があります。外部世界には興味がないので、他人に指示を出したり、委任したりすることは苦手です。

INTJの直接的な表現、INTPの婉曲的な表現

INTJは、思考と感知能力を外部に向けます。そして、INTJは、とても直接的な話し方で、論理的で露骨な印象があります。このタイプは、将来への構想や現在の立場に自信を持っていて、挑戦や議論に興味を持ちません。

INTPは、直観と感覚の方向付けをします。このタイプは、自分の正当性を直接言葉で伝えるよりも、アイデアや理論、代替案や別角度からの提案で伝えようとします。事実、INTPは、真実よりも真実でないことを発言する方が得意です。それは、非常に幅広い範囲で物事を見ているので、真実だけに執着しない考えがあるからです。INTPが結論を出すのに時間がかかる理由は、疑い深いからではなく、情報をより長く検討しようとするからです。

INTJはストレスに溺れる、INTPはストレスを表現する

通常、INTJとINTPがストレスを受けた時、両者は、とても冷静に見られがちです。それは、両者ともに感覚を働かせて直観や思考を使って問題の分析に集中しているからです。

INTJは、Ni(内向的直観)~Fi(内向的感情)のループに入り、物事を個人的に受け止めて、抽象的なシナリオ作りに専念する傾向があります。INTPは、Ti(内向的思考)~Si(内向的感覚)のループに入り、情報と過去の経験分析に専念する傾向があります。

しかし、過度のストレスや慢性的なストレスを感じる場合、INTJとINTPは相反する解釈反応をします。

INTJが強いストレスを感じると、ストレスの感覚やストレスによる行動にのめり込みます。例えば、暴飲暴食、無理な運動、または、極端に何かに執着するなどです。

INTPが強りストレスを感じると、明らかに感情的になり、不安定に陥ります。また、通常時の論理性を失い、個人的な解釈をして人から嫌われることを恐れます。

INTJは外部に知識を適用したい、INTP内部に知識を適用したい

INTJは、補助機能であるTe(外向的思考)を通して、外的世界に影響を与えるべきだと考えます。洞察と知識を戦略的に適用して、外的世界の効率化、問題解決、環境改善を目的にします。

INTPは、内面学習に重きを置きます。主要機能であるTi(内向的思考)を通して、収集した知恵や知識は、自らの理解力の向上に適用すべきだと考えます。世界との関わりがどう機能するかについて自身の個人的な理解を深めることを目的にします。そのため、その知識を外的世界に適用する必要性を感じていません。

INTJは、他人の目を気にせず、INTPは自分の考えに異議があると腹が立つ

INTJは、客観的な目的を果たし(Te)、独自の価値観(Fi)を遵守することを大切にします。例え、周りに賛同されない場合でも、証拠となるものが結果であると考えるので周囲の賛否は気になりません。このタイプは、正しい結果を行動によって証明します。外向的感情(Fe)は、外的世界に対する影響の結果に機能するので、社会的な評価に関しては何ら影響を受けません。

INTPは、世界の理解や仕組みのあるべき姿を独自の「未来計画」によって形成する目的があるので、内部制度の確立と改良に重点を置きます。このタイプは、知識を使ってアイデアを生み出し(Ne)、他人のために物事の改善を図ろう(Fe)とします。しかし、それが同意されない場合、怒りの感情が現れる傾向があります。なぜなら、根底では(Feの感情が強く働くことで)肯定的な反応や社会的な評価を望んでいるからです。また、このタイプの知識は非常に内面的で複雑であるため、自身の考えや解決策を表現することがINTJに比べてとても難易度が高いのです。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。