MBTI

エニアグラムタイプ4(4w3および4w5)の創造性ついての考察

MBTI診断とは

このブログで紹介しているMBTI診断テスト(16TEST, 16分類テスト)は、あなた自身の性格を16種類の性格に分類するようなテストです。この16種類は、それぞれ、あなたが内向的か外交的なのか、感覚的なのか直感的なのか、感覚的なのか思考的なのか、情報を取り入れることで外界と接しているのか判断することで外界と接しているのかといった、それぞれ4つの属性に基づいて、分類します。

適職を考えたり、相性を考えたり、自分の性格を理解することで、自分を見つめる機会にもなるでしょう。



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故ドン・リチャード・リソ氏とラス・ハドソン氏は、エニアグラムにおけるタイプ4を「個人主義者」と呼んでいて、またリソ氏はタイプ4の特徴のひとつとして「絶え間ない自己研究」を挙げています。

つまり彼らは、自分が何者であり、自分にとって何が重要であるかを常に知りたがっている、ということなのです。

彼らがどのように、そしてなぜ彼らは、大衆と違うのか。それをより理解するために、彼らは自己探索の旅に乗り出し、それを生涯追い続けます。

それに彼らは、ものの見方が多くの人々と異なっていることも多く、ゆえに「なぜ自分は、他の人々と同じような世界を見ることができないのか」を根本から解き明かし、理解しようと努力しています。彼らは、彼らのユニークで型破りな視点を生む自己の本質的なものが、いったい何であるかを把握したいのです。

この自己理解への渇望こそが、アイデンティティを求める人々を駆り立て、人生に意味と目的を与えるのです。そして彼らのような人々を理解するにあたり、キェルケゴールの言葉は非常に有益となるでしょう。

「本当に必要なこととは、私がやらなければならないことをハッキリさせることです(中略)重要なのは何かというと、それは目的を見つけることであり、神が私に望まれていることを知ること。特に肝心なのは、自分にとっての真実ともいえる真理を見つけることであり、一生涯を費やすに値するアイディアを見つけることでしょう。」

ここでキェルケゴールは、エニアグラム・タイプ4を理解するにあたって必要となる、重要な洞察を提供してくれています。

1つは、人生における真理の必要性。アイデンティティを追い求める人々にとっては、客観的な真実には然程価値はありませんが、個人的に意味のある、または人生において重要なものとなれば、話は別です。彼らにとって真実は、意味に浸されて初めて価値を持ちます。

キェルケゴールはこれを「主観的な真実」と呼んでおり、キェルケゴールの見解においてそれは「当人たちにとっては、本当に重要であり、唯一の真実」とされています。現代では一般的に「情熱」という言葉に置き換えられて使用されていて、つまり私たちが最も深く、激しく共鳴する感性や概念のことを指しているのです。

キェルケゴールはまた「私がやらなければならないことをハッキリさせる」ために、情熱の必要性を強調しています。 言い換えるならば、それは自分に適した職業を見つけることであり、表現手法の探求ともなるでしょう。

実際に、内なるアイディアや感情、信念などを外的世界に表現して排出する際に、表現者は適切な手段を持っていなければなりませんし、それが完全でなければ自分自身に不満を感じるようになり、不完全燃焼を起こしやすくなります。特にタイプ4はそれが顕著に表れやすく、不完全燃焼を続ければ続けるだけ、彼らは「誰も自分のことを理解してくれないのでは?」と懸念するようになります。中には「生きている間にも、そして死後にも評価されることは無く、誰からも忘れられ、自分は消えてしまうのでは……?」と恐れる人もいます。そういった焦燥感が彼らには付き纏うことが多いため、どことなく切迫した雰囲気を帯びたタイプ4も多いのです。

以上のことから、エニアグラム・タイプ4の宿命は、自己理解と自己表現という二つに特徴づけられると結論付けられます。そしてこれらは、内向的であり感情に着眼点を置くパーソナリティが主に掲げる目標です。MBTIでいうなら「I」と「F」のタイプコードを持つパーソナリティが、これに当てはまるでしょう。

「自己理解」だけならば、自分の中だけで完結しますので、ある意味においては容易ともいえますが。しかし「自己表現」となると、内的世界の中にある言語を、外的世界にも伝わる形に翻訳しなければならないという過程が必要となるため、困難であることが少なくありません。しかしタイプ4の人々が本当の満足感を得るためには、相応しい表現方法を見つけ、そしてそれを身に着けなければならないのです。

2種類あるタイプ4: 4w3 vs. 4w5

内向的なパーソナリティとして、タイプ4は内向的な要素(つまり自己認識および自己理解)が自己表現よりも先行しているという特徴があります。つまり行動を起こすよりも前に、自分が誰であるかをよく理解していなければならないと信じている傾向があるのです。

この「自分が誰であるのかを理解してから、行動に移す」ということは、4w3にも4w5にも共通する特徴。それでは、この二つのパーソナリティタイプの違いは何なのか。それは「妥協点」であるといえるでしょう。

4w3タイプは他者に評価されること、言い換えるなら「売れること」ないし「チヤホヤされること」を重視し、作品そのものの質を妥協します。売れる作品を作ればいいんだ、というようなスタンスだとも言えます。他者が喜ぶものを作ることにこだわるため、自分の表現が分からなくなり、混乱することもあります。

反対に4w5は良い作品を創り上げることを純粋に追い求め、他者から得られる評価を妥協し、期待をしません。自分の全てを出し尽くした、まさに自分を体現したものを作るためには、それ以外の多くのものを犠牲にすることも厭わないでしょう。またいつまでも一つの作品にこだわるがあまりに、いつまでも作品が完成しないなんてことも多々あります。

もっと簡潔に言うならば、4w3は「メジャー志向のアーティスト」であり、4w5は「マイナー志向のアーティスト」となるでしょう。

そんなタイプ4は、特定のサブタイプ(またはウィング)に関係なく、意義のある作品作りに打ち込める環境と、創造的な表現に満ちた生活を求めています。その反面、実際に内的世界を表現によって外的世界に顕すという手段に踏み切るタイプ4は、あまりにも少ない。

内省を続けて、空想妄想を練るのは、彼らにとってはとても楽しいことでしょう。しかしそれだけでは、腹は満たないのが現実というもの。自分の世界に浸るだけの夢見るタイプ4には、「個性派を気取るなら、作品のひとつでも作ったらどうなの?」と嫌味を言う声など、外部からのちょっとした圧力が必要になるかもしれません。

エニアグラム診断とは

今回紹介するエニアグラム性格診断は、あなたの性格を主に9種類に分類するテストで、トライタイプといった考え方を導入すると全部で27タイプまで分類することができるようになります。
この9タイプとはそれぞれの特性や個性を持ったタイプになります。それぞれのタイプを知ることでお互いの理解を深めることができ、また恋愛や仕事などの自己理解を深めることができるでしょう。

このようなエニアグラムはエニアグラム性格診断の診断サイトなどで、無料で診断することができます。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

③新版エニアグラム【基礎編】


9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。