使える心理学

性格タイプと家族について

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機能不全家族と性格のタイプ

あなたは家族を真の「みにくいアヒルの子」のように感じたことがありますか?
家族の全員がそれぞれ自分の役割を果たそうと努力をすることはよく感じることはあるかもしれませんが、到底全員が家族一人ひとりの役割を果たすことはできず、1人だけ努力をしたとしてもそれは無駄なように感じます。

おそらくあなたは家族とうまくやっているとは思いますが、ただ一緒に住んでいるという感覚があり、一人ひとりの家族の役割はあまり認識していません。家族にはさまざまな性格のタイプの人がいます。その性格のタイプが家族のそれぞれの小さな役割を果たす上では重要となってきます。性格タイプにより家族が崩壊し機能不全することになってしまう原因を作っているでしょう。

機能不全した家族とは?

まずは家族それぞれの役割について紹介する前になぜ家族が崩壊し機能不全になるのかを見てみましょう。
医学において、「機能不全の家族」とは以下のように定義しています。

「機能不全家族とは、家庭内に対立や不法行為、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、親から見捨てられる行為等が恒常的に存在する家庭を指す。機能不全家庭とも称されており、その状態を家庭崩壊、もしくは家族崩壊と呼んでいる。」

機能不全家族の特徴

機能不全家族には8つの一般的な特徴が見受けられます。特徴は以下の通りです。

  • 拒絶
  • 矛盾
  • 家族への無共感
  • 家族間の境界線の欠如
  • 役割の置換
  • 社会からの孤立
  • 曖昧なメッセージ
  • 極端な論争・対立

機能不全家族となる要因としては、家族のアルコールへの依存や虐待、依存などが考えられます。さらに機能不全家族となっている家族は、その家庭を構成する親、または祖父母などが、機能不全家族で育った可能性が高いです。

アルコール依存症やギャンブル依存症、薬物依存症、親の自殺、親の死亡、親の浮気、両親の離婚、親の再婚、親から見捨てられる行為、虐待、処遇格差、借金、家族の重病などがあったことも考えられます。

性格のタイプと兄弟の仲の良さ

1996年のある研究で母親の75%が1人の子供に対してひいきをしているということが分かりました。2005年のある研究では、父親の70%と母親の74%が子供の1人に対してひいきをしているという衝撃の結果を明らかにしました。このように親が子供1人をひいきする原因として、兄弟の対立が関係しています。また、人格の違いも影響します。
兄弟が対立する原因は次のとおりです。

兄弟は、母親と一緒に家の中では調和を維持しようと考えています。兄弟は何かを決断するときにはしっかりと考えるよりもとっさの感情を優先します。
その一方で姉妹は思考を優先しており、感情で考えた兄弟に対して、批判をしたりします。
兄弟は、なぜ姉妹が家族とチームという意識を持ち、仲良く調和を維持してくれないのか全く理解できません。

兄弟は姉妹たちの彼女の問題を解決する能力を過小評価しています。その理由は姉妹は兄弟とは対照的な性格を持っているからです。姉妹はいつも物事を批判し、ルールに対して疑問を持っています。姉妹は、兄弟の能力に対しては過小評価しています。感情的な行動は戦いに火をつけ、相手の感情を傷つけると考えています。母親は、兄弟に対してはよく理解をする傾向にあります。なぜなら、兄弟と同じように感情を通して物事の判断を行うからです。
母親は姉妹とコミュニケーションを取ることに苦労します。兄弟の中でも色々な人がいます。

ここからは対立する兄弟たちを見ていきます。

感情重視の兄弟+思考重視の兄弟

感情重視の兄弟は、思いやりがなく冷たい人だと思われています。
一方で思考重視の兄弟は、感情重視の兄弟が敏感すぎて、非論理的であると感じています。価値観にも執着し過ぎていると考えています。
このふたりは価値観や論理的な議論から二人の意見が違い喧嘩が始まります。

外向的性格の兄弟、内気な性格の兄弟

外向的性格の兄弟は内気な性格の兄弟の時間を大切にし過ぎていることが嫌いです。また家でゆっくりとし過ぎているとも感じます。そのため内気な性格の兄弟を外に出し、社会的な環境などにさらします。そうすると内気な性格の兄弟が怒りを感じ、暴れ回ります。
外向的性格の兄弟は内向的な兄弟を悩ませたりするため、関係を断ち切ろうとします。
内気な性格の兄弟の考え方は、おそらく家庭では尊重さることはないでしょう。そうはいっても外向的な兄弟の無理矢理な考え方も家庭では尊重されるわけではありません。
内気な性格な兄弟は一人の時間の不足により引きこもり家族から嫌われることがあります。外向的性格の兄弟は周りの人を傷つけたりして家族から嫌われることがあります。

直感的に動く兄弟

直感的に動く兄弟は思った瞬間に動きすぎるため、具体的なことを考え過ぎずに動きすぎだと思われます。そのため、軽はずみにした行動により相手を傷つけることがあります。また、相手の話を聞いていないことが多いため、コミュニケーション不足で苦労します。

兄弟の好みが異なる場合

兄弟の好みが異なる場合には兄弟の喧嘩が発生すると思いますがそれは絶対に違います。好みの異なる兄弟たちは強力な方法で結びつき、お互いの考え方を伝えあい意気投合します。

兄弟の対立や他の家族の対立の問題を解決する方法

①家の中でタイプの違いがある兄弟がたくさんいると感じた場合

手紙でそれぞれのタイプの良いところを教えて上げるとよいでしょう。
そうすることで自分の良いところを延ばそうとしてくれます。

②内向的な人と外向的な人の関係性

家族の中には内向的な人と外向的な人がいます。
家庭内でルールを決めておいても性格によってはそのルールを守ることが難しいと思うような人がいます。家族全員の性格を知り、ルールなどは決める必要があります。家族の中のルールはストレスがたまらないようにみんなで話合うようにしてください。

③家族会議の実施

状況に応じて家族会議を実施します。そうすることで家族一人ひとりの現状を理解することができるでしょう。

④一人ひとりと話す機会を作る

家族はみんな性格が違うため、一人ひとりの考え方を知るようにしましょう。特に内向的な人と外向的な人の考え方の違いを把握するようにします。家族内でのルールは内向的な人と外向的な人の両方が合意することのできるようなものにしましょう。

⑤家族行動計画を立てる

家族の中一人ひとりの考え方を把握するために、家族の考え方を聞き、目標を知るようにしましょう。それぞれが自分の目標を紙などに書き、達成へ向けて努力をさせるようにします。

親子の対立

子と親が相手の性格を知っていない場合には子と親がの喧嘩の発生する確率が高くなります。特に親が子供の性格を理解していない場合、喧嘩は発生しやすくなるでしょう。
内向的な親と外向的な子供であれば、親が派手すぎる、騒々しい、不快などと注意をすることがあるかもしれません。外向的な親でたれば内向的な子を、内向的、退屈、などと批判することがあります。親は自分の子供を自分のイメージに合わせようとします。自分が正しいというような考え方があります。
子供は最初は親の言うとおりにしますがそのうち不満が爆発し、関係性が悪くなる可能性があります。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

③新版エニアグラム【基礎編】


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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。