MBTI

【MBTIタイプ別】感情の処理方法【外向的感情: Tタイプ編】

MBTI診断とは

このブログで紹介しているMBTI診断テスト(16TEST, 16分類テスト)は、あなた自身の性格を16種類の性格に分類するようなテストです。この16種類は、それぞれ、あなたが内向的か外交的なのか、感覚的なのか直感的なのか、感覚的なのか思考的なのか、情報を取り入れることで外界と接しているのか判断することで外界と接しているのかといった、それぞれ4つの属性に基づいて、分類します。

適職を考えたり、相性を考えたり、自分の性格を理解することで、自分を見つめる機会にもなるでしょう。



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「他人の感情までも、自分のもののように感じてしまって。ひどく疲れてしまう。泣いてる人がいると、自分まで訳もなく悲しくなるんだ」と言う人がいます。

「私は合理的に考え、感情に流されることは決してない。それに感情に振り回されるだなんて、自分は浅はかだと宣言しているようなものだ」と言う人もいます。

「誰も、私に感謝してくれない! 私は、こんなに頑張ってるのに! なんで誰も私の価値を分かってくれないの?!」と言う人もいるでしょう。

……等々、感情の処理については人それぞれに方法があり、考えがありますが。この違いは時に人間関係に亀裂を生じさせ、双方に誤解を与えることがあります。

例えば家庭内においても、母親が感情的な言葉を使って子供を叱りつけ、仮にその子供がロジカルな性格であった場合、子供は母親を「ヒステリックに喚きやがって……」と見下すようになるかもしれませんし、母親の方も「どうしてこの子は、私の話をまともに聴いてくれないの!」と不安を覚えるかもしれません。

もしくは職場において、ロジカルな上司に叱られた感情的な部下が急に泣き出した場合、上司は「なんだ、このヘタレは……」と不信感を抱くでしょうし、部下のほうも「なんでこの人は、言葉をオブラートに包むことをしてくれないんだ!」とショックを受けるでしょう。

たしかに、考え方や処理の方法は人それぞれです。しかし、この2点は誰にでも共通しています。

  1. 人は誰しも、感情を持っています!
  2. 人は誰しも、何かしらの信念を持っています!

最も論理的でストイックとされるIxTPタイプとExTJタイプでさえ、感情と信念は持ち合わせているものです。

パートナーや同僚たちの考え方や感情の処理方法を知っていれば、生活や仕事が楽になると思いませんか? そして子供の感情を理解することができれば、子育てが楽になるとは思いませんか?

もし、あなたの答えが「イエス!」なら、この記事がお役に立てることを願っています。この記事を最後までお読みになって、あなたにとって大切な人々と心から繋がれる方法を知りましょう。

それでは、ご紹介していきましょう!

ESTPとENTPの場合

ESTPおよびENTPは、第三機能として外向的感情を保有しています。そのためこのタイプは感情を「感情」として処理する前に、まず優勢機能(ESTPであれば外向的感覚、ENTPであれば外向的直感)を介して自身の頭へと「入力」し、次に補助機能である内向的思考を介して「理解」しようとするでしょう。情報を集めて分析し、論理的に感情を理解する、といっても過言ではありません。

そんなExTPの性格は自発的であり、おおむね冒険することが好きなようです。また彼らは個人主義的でもあり、誰かがExTPの信念を踏み躙るような真似でもしない限り、他者のやることなすことに積極的に干渉しようとはしませんし、自分の行動に干渉もさせないでしょう。

気楽でおおらか、そしてある種の寛容さを持つこのタイプが激怒するとき、ExTPは人が豹変するでしょう。烈火のごとく燃え上がり、論理で責めて責めて――……これによりおそらく、周囲の人々から彼らは「怒らせてはいけない人」という認定をされるでしょう。

そのように、基本的には感情よりも事実と合理性および論理的整合性を重要視するExTPですが、彼らは第三機能として「外向的感情」を保有しているため、人間関係の調和や穏やかな空気感を重んじないわけではありません。むしろ、率先してその場を明るくしようと努めるタイプでしょう。

外向的感情により、彼らは空気を読むことに長けていますし。外向的感情と共に、それ以外の心理機能を活用することによって、その場でどのような行動を取れば皆の退屈さを紛らわせるか?ということを瞬時に思いつくことができます。

ただし、彼らが保有する外向的感情は、あくまでも第三機能。優勢機能や補助機能のように、普段から使いこなしているものでもありません。そのため長時間、気を配らなければならないような場面に置かれると、このタイプは苛立ちを募らせていきます。

どうやって決定を下すのか:

ExTPは決断を下す際に、客観的かつ論理的な視点に居続けることを好みます。彼らが気にするのは「これは本当に事実なのか?」や「それは状況を正確に捉えたうえでの発言か?」もしくは「その選択は、将来を見据えたうえで合理的であると言い切れるのか?」といったこと。

多くの場合、ExTPは決断に私情を持ち込みません。また合理性を優先するため、感情への配慮は後回しになるか、無視を決め込むでしょう。

とはいえ第三機能として外向的感情を持っているため、このタイプは「どんな言葉で表現すれば、誰もが納得してくれるだろうか?」という点を考慮することができます。そして多くの場合、このタイプの言葉は説得力に溢れているでしょう。

自分の感情をどうやってコントロールするのか:

ExTPは通常、自分の感情をあまり重視しません。彼らは感情にアクセスして答えを決めつける前に、補助機能である内向的思考を通して、可能な限り物事を論理的に分析し、精査しようとするでしょう。

仮に彼らが自分の感情に触れたとしても、まず行うことは「自分が今感じているものは、理にかなっているものなのだろうか?」という自問。それから、内向的思考で分析して区分化して‟論理的に”理解しようとするでしょう。

つまるところ、このタイプはあまり感情に左右されないのです。強い怒りや悲しみなど、ネガティブな感情が湧き上がった時には、流石に動揺したり、苛立ちを見せたりして、集中力が削がれるなどの弊害が出ることはありますが。第三者によりトリガーを引かれない限りは、彼らの感情が爆発するに至ることは滅多にありません。

ただし、これはExTPが自身の感情を抑圧しがちであるということを意味します。彼ら自身には自覚がないだけで、溜め込んでいる不満や怒りなどが、心の中にはあるかもしれないでしょう。

彼らと良好な関係を保つための方法:

  • ExTPがイライラしているように見えるときは、彼らをそっとしておくようにしましょう。この状態のExTPにお節介を焼くと、壮絶な八つ当たりに遭う可能性があります。なので彼らの方から話題を切り出してくるまで、じっと待つようにしてください。
  • ExTPに助言を求める時には、「どうしたらいいのか分からなくて怖いんです~」というようなフワッとした感情から話を始めるのではなく、「このAという点の詳細が不明なのですが……」というように、事実に焦点を当てた話をするようにしましょう。
  • ExTPはどちらも、エキサイティングな議論が大好きです。そしてこのタイプは時に、議論を盛り上げるために敢えて否定的な意見を持ちだしたりします。とはいえ多くの場合、ExTPに悪意はありません。なのでExTPの否定的な「あぁ、いつものか」と受け流す精神、もしくは反駁できる思考力とタフさを獲得する必要があります。
  • 上述のように、ExTPは否定的な意見をよく発します。しかし彼らは「相手を否定すること」を目的としているわけではなく、「否定の先に見えてくる答え」を探しているだけです。否定的な意見を聞くとしばしばストレスを感じるでしょうが、ExTPを誤解しないようにしましょう。
  • ExTPは誰かにコントロールされることを嫌います。彼らの言動に対して事細かくケチをつけたり、勝手にスケジュールを組むような真似はしないようにしましょう。

ISTPとINTPの場合

INTPおよびISTPは、劣位機能として外向的感情を持ち合わせています。外向的感情を心理機能として持つのは他にも、ExFJやIxFJ、ExTPが存在していますが、中でもこのタイプは最も感情を軽視するパーソナリティです。全パーソナリティの中でも、トップクラスといえます。

事実、IxTPの多くは感情について「正常な思考を邪魔してくれるだけで、まるで役に立たない、手に負えないガキのような存在」と考える傾向にあります。なので人生の大半をIxTPは論理的な視点で過ごし、分析的に考えるでしょう。精神的に熟してくると、IxTPは劣位機能である外向的感情を発達させ、共感するというスキルを身に着けますが、そこに至るまでは長い時間が必要となります。

なので外向的感情による産物である「空気を読む」というスキルを、このタイプはあまり発動させないのです。ISTP・INTP両者揃って大得意である単独行動および独断専行は、外向的感情の未熟さが原因であるとされています。

このように、IxTPは感情に配慮しませんし、感情的に振舞うことも滅多にありません。しかし年齢を重ねるとともに、少しずつですが「人と肩を並べる」ことができるようになっていき、冗談やユーモア、そして表情の変化も増えていくでしょう。

また劣位機能である外向的感情ですが、彼ら共通の信念である「個人主義」を成す一端を担っているとされています。誰もが公正に、そして敬意を以て扱われるべきであるというIxTPの考えは、外向的感情に由来しているものなのです。

そんなIxTPは「何が正しくて、何が間違っているのか!」という論争に巻き込まれることは大好きかもしれませんが、そうではない闘争、つまり感情と感情がぶつかり合うようなもの(派閥の対立、個々人の喧嘩、いじめや嫌がらせ)には一般的に嫌悪感を抱くとされています。「ガキじゃあるまいし……」と軽蔑の目を向けているかもしれません。

どうやって決定を下すのか:

IxTPは決断を下す際に、論理的なアプローチを採用し、考えます。客観的に分析し、正確なデータのみに着目し、様々な物事が持つ長所と短所を見極めながら、最も合理的で最適と思われる解決策を導き出します。

IxTPは、対立を望みません。しかし、解決策を導き出す過程に感情を挿むことはもっと好まず、IxTPはそれを偏りとリスクの元だと考えています。なので彼らは物事を考えるときに、一切の感情を排除した「神の視点」から見降ろしているのです。

また「社会的な正しさ」や「感情による同調圧力」ほど下らないと考えるIxTPも多く、それらに従うよう圧力をかけられると、彼らはかなり反発するかもしれません。

自分の感情をどうやってコントロールするのか:

IxTPは、自分の感情に対して一切気を配らない傾向があります。

彼らは問題と遭遇すると、まず「戸惑う」よりも先に「分析」という選択をします。ISTPは優勢機能である内向的思考で考えながら、補助機能である外向的感覚を参照します。INTPは補助機能である外向的直感で情報を集めながら、優勢機能である内向的思考で考えを纏めていくでしょう。

このように、IxTPは論理で動き、論理で終えます。感情を発露する機会はないため、次々と自覚のないままに溜め込んで、押し込んで、無意識のうちに抑圧していくのです。

なのでIxTPは、導火線の短い爆弾であるともいえます。滅多に火が点くことはありませんが、理不尽などに晒された時には導火線に火が点き、溜め込んでいた感情が一瞬にして大爆発を引き起こす可能性があります。

彼らと良好な関係を保つための方法:

  • IxTPがイライラしているように見えるときは、彼らをそっとしておくようにしましょう。この状態のIxTPにお節介を焼くと、壮絶な八つ当たりに遭う可能性があります。なので彼らの方から話題を切り出してくるまで、じっと待つようにしてください。
  • IxTPは基本的に一人が好きすぎる存在であり、社交の場に出ることを嫌います。彼らの一人で居たいという心理を尊重し、あまり頻繁には干渉しないようにしてあげてください。
  • IxTPは事実にのみ焦点を当て、事実のみを信用し、他者のことは全く信用しません。そして正しさを問うために、IxTPはしばしば失礼とされる態度や言葉を使うことがあります。とはいえ多くの場合、彼らに悪意はありません。なので「あぁ、いつものか」と受け流す精神、もしくは事実を誠実に伝える姿勢を獲得する必要があります。
  • 上述のように、IxTPは失言や否定的な意見をよく発します。しかし彼らは「相手を否定すること」を目的としているわけではなく、「否定の先に見えてくる答え」を探しているだけです。否定的な意見を聞くとしばしばストレスを感じるでしょうが、IxTPを誤解しないようにしましょう。
  • IxTPは誰かにコントロールされることを嫌います。彼らの言動に対して事細かくケチをつけたり、勝手にスケジュールを組むような真似はしないようにしましょう。
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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。