HSP

HSPの人が打ち負かされないようにするための3つの方法

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なぜ敏感な人は相手を打ち負かすことができないのだろうか?

敏感な人たち(HSP)は相手を打ち負かすことができず、むしろ自分が打ち負かされてしまうことが多々あります。HSPは些細なことで、自己嫌悪に陥ってしまいます。
間違ったような行動を行い、何かの失敗を侵してしまったときや目標を達成できなかったときには逃げ出してしまう人もいるくらいです。間違った行動それは人間を苦しめてしまう最大の敵です。

みなさんも失敗をして悔しい思いをした経験があるのではないでしょうか?
HSPは普通の人たちとは失敗したあとの対応が違います。HSPは失敗をしたとき、家に引きこもって反省をしたり、一人で見つめ直す時間を作ったりして自分自身の考え方について考え直して、悪いという判断にするのです。

HSPの大きな課題は勝手に自分が悪いと思い込み、悪循環を生むことです。この悪い癖ですがHSPは気付いています。今後の人生においてこのような考え方は全く役に立たないとも理解しています。

しかしながらHSPはこれらの行動を意識してしているわけではないので困っています。
自分の意見というのは大切です。なんでも人の言うとおりに動いていては人生が楽しくないです。普通であれば、言うぐらいタダという言葉があるくらい簡単なことです。
ならなぜ、HSPは自己主張をしないのでしょうか?

この記事では、HSPが打ち負かすのに苦労する理由を3つほど紹介していきます。克服するためにぜひ、参考にしてください。

1.自尊心の低さが原因

HSPは就職活動の場面や新しい友人をつくる状況、女性にアプローチする場面なもさまざまな場面において自己主張をすることが苦手です。
もし、何か準備することをど忘れしていたりした場合や、仕事帰りに夕食を取ろうとしていたのを忘れた場合、自分に対して悪いことをしたと思いこんでしまい、感情の回復に時間がかかってしまいます。
普通の人からするとこの行為は謎でしかないでしょう。しかし、HSPにとってその日1日のテンションを決めるような大きな出来事なのです。

自尊心が低いことを克服する方法

自分自身のことを好きな人は世界中にはたくさんいます。
自分を愛するということは簡単のように見えますが実はそんなに簡単なことではありません。
よく、自分のことを愛せていないのはありえないなどという人が中にはいます。HSPはそんなに簡単には自分のことを認めることはできません。もはや自分の存在価値すら分かっていないこともあります。
そうはいっても自分のことを愛している人が全てにおいて正解というわけではありません。そこまで深く考えている人はいないです。HSPは生まれてきたからには何か意味があるのだろうと簡単に考えておくくらいがちょうどよいでしょう。

2.常に高い水準を目指そうとするため

HSPは常に高い水準を目指そうと努力をします。物事に対しては積極的に学び、知識をつけたいと考えています。もし、今の自分に何か弱いところを見つけたとしたらどうにか治そうと思います。
例えば何かの数値を入力するときにHSPが間違えてしまい、正しい数値にならなかったとします。そうすれば間違ったところを再び見直して、次回は前よりも慎重に作業を行います。そして、HSPはそのときの感情を誰にも打ち明けずに次に進むのです。常に完璧を求めすぎるため、簡単に自分のことを話すことができないのです。

高い水準を目指すことを克服する方法

高い水準を目指すことはみなさんの想像通り、決して悪いことではありません。しかし、人間に完璧な人はいません。HSPは、理想の人=欠点のない人だも勘違いしています。
その人を目指そうとしても無駄です。その理想の人も見えてないだけで何らかの弱点を持っているのです。

逆に、HSPが嫌いな人間でも良い一面はあるということです。
完璧を目指してもいいですが、それは一生叶うことのない夢になるでしょう。
HSPが間違えたことをしたとき全員が否定してくるわけではありません。
HSPはなぜ完璧を求めているのでしょうか?
もし、自分のことだけを考え、自身のために行動を行っているのだとしたらそれは間違いです。他人の困っているときに助けたりすることができなくなってしまいます。
高い水準を目指して行動をすることは良いことですが、相手のことを考えられなくなるまで視界が狭まっているのならやめましょう。

3.他人の目を気にしがち

HSPは自分の気持ちを相手に伝えない代わりに、人の意見や気持ちをとても気にします。
例として友達と映画鑑賞に行った日のことをあげてみましょう。HSPは事前から映画について調べ上げており、おすすめしたい映画が心の中にはありました。しかし、その考えた時間は無駄にして、友達の意見を求めました。自分の意見を言って相手に嫌がられることが嫌だったからです。HSPが1番恐れているのは自分の発言で相手から嫌われることです。しかし相手からしたら、意外とそんなこと?と思われる内容ばかりなのです。
周りの人にどう思われるか相手が決めることですのでHSPが意見を言わないからといって良い人であれるとは限りません。

他人にどう思われているのかを考えることを克服する

自分の意見を発言する場面においては会話をしながら意見を隠して、引き伸ばす方法ともう一切他人とは関わらない2つの方法があります。他人の目を気にして、自分の意見が言えないとHSPは思っていますがそれは本当なのでしょうか?
ただ自分の意見を言うことが怖いのではないでしょうか?打ち負かすことは簡単ではないです。知識などが必要となってきます。

先程の映画鑑賞の例をみても分かるように自分の意見をいったから嫌われるというのは絶対ではありません。もしかしたらいい方に物事が進んで行く可能性も十分にあります。もに、他人に任せっきりにしたら自分が楽しくないこともあります。それは楽しくないはずです。
相手の意見はいつも正しいということはなく、HSP自身の意見のほうが相手もHSPを尊敬するの可能性があるということを頭に入れておきましょう。
悪い意見に気がつかなくなってしまう可能性もあります。
本当に他人のことを思っているのであればHSPは自分の意見を主張しましょう。

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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。