MBTI

【MBTI】INFPが嫌う5つの特徴

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INFPは、MBTIの人格タイプの中で特に理想とされる性格タイプの1つです。INFPは、他人の状態を敏感に察知して、他人への親切で細やかな配慮を忘れない素晴らし性格です。これは、INFPが知的な思想家であり、人道的な人間である特徴からきています。そんなINFPが心底嫌うものをご存知でしょうか。インフォグラフィックス(情報やデータを分かりやすく視覚的に表したもの)を使って確認していきましょう。

INFPは頑固さを嫌う

このタイプは、自由を好みます。個人の自由や自己コントロールは、INFPにとって幸福に関係する重要な要素です。形ばかりの規制や想像能力が制約されるような構造や文章は、窮屈で面白くありません。また、偏見や無意味な制限のある決まりや信仰は、発想の豊かさや考えの自由を奪うので、INFPは、頭の固い人間や古くから続く優柔のきかないしきたりやルールを非常に嫌います。理想主義者で強い道徳心を持つINFPは、自分以外の他人や動物が、苦しんでいる現実に耐えられません。理想世界の信念が捻じ曲げられるような状況を許せず、何とかしたいという強い正義感に燃えます。また、他人や動物など弱者にとって厳し過ぎる環境やシステムを嫌い、INFP自身にとっても息苦しい環境となってしまいます。

INFPは過剰な社交性が苦手

友人との時間を大切にします。しかし、友人や人間関係が親密になり過ぎるにつれて、一般的に良いとされることがINFPにとっては、気掛かりになり、ストレスになり、威圧的に感じ、より重大な事柄に思える場合があります。そのため、このタイプには、想像したものを整理したり、仮定説を検討したりして、自己の内面と深く向き合うために、一人の時間が必要になります。この時間があることで、INFPは、精神的に安定し、元気を取り戻し、より思いやりのある共感的な態度で他人と付き合うことができます。また、例えば友人や家族と争い事を起こしてしまった場合、争いの議論で何が起こり、どういう状況になったのかを鋭く分析して、自分の気持ちや行動を悔やみ、時には傷付き過ぎて落ち込んでしまうこともあります。しかし、INFPは、他のタイプと同様に揉めることはあっても、この客観的な分析力と自己反省能力によって、この後悔の埋め合わせをしようと努力するのが特徴的です。そのため、他人からの厳し過ぎる批判や残酷な言葉に対して、過剰に胸を痛めてしますことがあります。

INFPは対立時に頭角を現す

多くのタイプにとって対立は避けたい物事ですが、中には議論から得られるスリルを好む人格タイプもいます。INFPは、このスリルを好むタイプではありませんが、紛争や批判、対立において頭角を現します。INFPは、とても優秀な聞き手であり、偏見や一部の人間だけが優位になるような判断を無くして、共感を持って相手の話を聞くことができ、また問題分析と問題処理能力に優れています。INFPは、どんな種類の争い事であっても平穏に収めることに重点を置きます。例え同じ言葉であっても穏やかな口調で話せば、いがみ合いをする必要がなくなります。また、言い分を全て聞くことができれば、誤解に振り回される必要もありません。INFPは、個人間での心のやり取りに限らず、世界全体規模での人とのつながりに興味を持っています。人が持つ思想や議論を明らかにして、相互作用を分析して、気持ちを通わそうと努力するのです。

INFPは不正を嫌う

このタイプは、話の内容が良いことであれ悪いことであれ、誠実な会話であることを望みます。INFPは、流行りや人気アーティストなどのゴシップ雑談に全く興味を示しません。当人の本質に関わりのないうわべだけの話を嫌い、反対に異常や奇妙であっても向かい合って話の内容に深く理解を示してくれるような相手にとても感謝します。それは、相手の深層心理を知りたいと願い、相手にも自分の心の内を知ってもらいたいと思います。そのため、自己の人格をごまかしたり、着飾ったりして本来の自分を偽るような人には、疑念や苛立ちを覚えます。また、思いやりのあるINFPは、不平等や一部の人間による残虐性を憎みます。INFPは、非常に敏感な感性を持っているので、それらの弱者が例え少数派であっても助けずにはいられない使命感にかられます。そのため、自分の手に及ばない遠くの世界での不平等や残虐な出来事に深く心を痛め、悲しみに絶望してしまう可能性が大いにあります。

INFPには自由が必要

もし、友人や人間関係において束縛や依存を望む場合、INFPタイプの人間を対象にすべきではありません。INFPは、人生における自分の価値や欲望、野心の追求に自由な時間をかけることが必要です。INFPは、他人をコントロールすることも他人からコントロールされることも嫌います。この傾向は、1.の固定したものに固執することを嫌う特徴と密接に関係しています。もし、あなたがINFPタイプの人に好かれたい場合には、束縛、規制するのではなく、INFPを自由に冒険、想像、行動、挑戦させることが望ましいでしょう。特に深い意味のない保守的な考えや堅苦しい規則で縛ることは、INFPの自由を奪うだけでなく、INFP本来の思いやりや優しさをも無くしてしまう可能性があります。また、忙しい日常や退屈な日々の積み重ねによって、想像の時間を確保できなくなると、自分の目的を見失い、上手く周りと関われなくなり、自分の内面の殻に閉じこもってします可能性があります。

INFPが愛するもの

INFPは、非常に多様性があり個性的であるため、大切なものを絞り込むことは困難です。しかし、INFPが大切に守りたいものの中でも特に重要なものを挙げてみました。

INFPが愛するもの

・想像する自由
・芸術的な表現
・文学や詩
・自然の中にいること
・親密で真髄にせまる会話
・苦しんでいる人を助ける
・一人の時間
・お気に入りの場所へ訪れる、お気に入りの曲を聞く、お気に入りの映画を観る
・予定や制限のない時間
・動物と過ごす時間

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。