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【心理学】チアリーダー効果による自尊心の高め方

MBTI診断とは

このブログで紹介しているMBTI診断テスト(16TEST, 16分類テスト)は、あなた自身の性格を16種類の性格に分類するようなテストです。この16種類は、それぞれ、あなたが内向的か外交的なのか、感覚的なのか直感的なのか、感覚的なのか思考的なのか、情報を取り入れることで外界と接しているのか判断することで外界と接しているのかといった、それぞれ4つの属性に基づいて、分類します。

適職を考えたり、相性を考えたり、自分の性格を理解することで、自分を見つめる機会にもなるでしょう。



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新年の抱負をかかげたり、自己啓発活動を行ったりして自分磨きをしている人は多いでしょう。内面だけではなく外見を気にした、ジュースだけの断食ダイエット、デトックスダイエットなどの流行りのダイエットに挑戦し飽きて、嫌気がさしている人も多いことでしょう。そんな人への朗報です。今年こそは、自分の外見と内面の自尊心の両方を改善するアプローチに注目してみませんか。実は「チアリーダー効果」をうまく活用することで、無駄なく迅速にあなたを成功者へと導いてくれるかもしれません。

「チアリーダー効果」とは、ずばり何?

チアリーダー効果とは、実はとてもシンプルなからくりを持ちながら、強力な心理現象を起こすものなのです。分かりやすく説明すると、チアリーダーは通常、大規模なチームで構成されていて、その中の個人はチームの一員として見栄えがよく見えるものです。一般的にグループとは、個人の行動よりもより魅力的で華やかに映るものなのです。これは、個人を他人(友人や見知らぬ人であっても)で囲んで集団化することで、その中にいる個人への知覚的な捉え方をよくすることができるという意味付けになります。そのため、個人の証明写真やマッチングアプリのプロフィール写真、ソーシャルメディアのアイコンの質を上げるのではなく、より大きなグループの一員として映っている写真を選んだ方が印象がよいということです。例えば、会社の同僚と一緒に映ったり、ヨガ仲間と腕を組んで、ポーズを取って映ったり、クリスマスで家族との写真を撮るような、グループイベントをアピールすることで、あなたのイメージは良い方向へ進むことでしょう。

そして、この驚きの現象は、グループに関する実験と調査により研究もされました。例えば、異なるグループ構成による効果の差を比較しました。その結果、チアリーダー効果は、4、9、16人の全グループで持続可能なこと、またその魅力に対するグループの好感度の高さが揺るがないことが分かりました。これは、グループの人数による規模の違いに、大きな差は出ません。

なぜグループにいる人は魅力的に見えるのか?

それではなぜ、人は個々でいるよりも集団でいる方が魅力的に見えるのでしょうか。まず初めの推測では、グループ写真に示されるその人の社会的な相互作用が、個人の魅力を高めるのではないかと示唆されました。人は相手に、他人との良好な関わりを持つことができるスキルを望みます。このスキルは、その人の心の広さや親しみやすさ、また外向性のよさを表すことができます。そのため、グループ写真による間接的な社会へのアピールは、相手の魅力に対する印象によい意味での偏見を持たせる可能性があります。さらに、グループ写真の効果として、より自然な映像環境を映し出せます。人は他人と話す時や一緒にいる時、顔付きや表情、身ぶり手ぶりがより自然で受け入れやすい雰囲気になります。一方で、個人写真ではこのような自然な構成とは対照的に、人工的で、親しみにくい高貴な印象を受けます。この理由から、個人写真からは好感が得られにくいのかもしれません。

以上の仮設を証明するために、研究者達は自然なグループ写真の魅力を立証するために、単独で撮影した写真をグループ化加工したものと単独の個人写真とを比較実験しました。結果は、個人写真を人工的に加工した人工的な構成の写真であっても、強力なチアリーダー効果を発揮することが分かりました。つまり、グループ写真において、自然であるかどうかは決定的な要因ではありませんでした。

また、チアリーダー効果の別の弁解を求めて、研究者達は、人が視覚情報を処理する能力に注目しました。人は、長年の錯覚に関する実験から、環境構成を重要視することが知られています。下の画像を見てみましょう。画像には、3文字で構成された2つの単語があります。そこで、各単語の真ん中の文字を答えるように言われた場合、左の単語は「H」、右の単語は「A」と回答するはずです。これは、文字の構成に基づいて脳が認識した回答でしょう。「H」と「A」は、それぞれ「THE」と「CAT」という単語の綴りとして直観的に理解することができます。しかし、もし各単語の真ん中の文字にだけ焦点を当てて答えるように言われた場合、この2文字の形状が同一で、なんら違いのない文字として認識できることに気付くでしょう。

構成による錯覚反応に基づく文字の認識は、環境全体が視覚をどう形成するのかを示す代表的な例です。「トップダウン処理」とも呼ばれるこの認識反応は、この画像を全体的に認識することで、個々の部分の認識に強く影響を与えます。

このような構成に依存した認識処理である「トップダウン処理」がチアリーダー効果の原因に絞られる可能性があります。例えば、人が他人と一緒にいる場合、それを見た第3者は、そのシーン全体を認識処理する傾向があります。個々の特徴を平均化することによって、グループの外見に対する全体的なイメージを個々のメンバーに対しても抱く可能性が高くあります。このような平均化システムは、小さな不備や余分、不正確さなどの特性バランスを平均的に保つのに役立ちます。その結果、グループの認識は通常、個人メンバーの孤立した評価よりも肯定的になりやすいものなのです。

チアリーダー効果の力の活用方法

是非あなたもこの効果を活用してみて下さい。さまざまな美容器具や化粧品を試したり、高価なアクセサリーや服にお金をかけたりするのではなく、思い切ってグループの輪に入ってみて下さい。そして、次回ソーシャルメディアのプロフィール写真をアップロードする際には、グループでの写真を選んでみましょう。どんな写真加工や美化作業をするよりも、あなたの印象をよくして、相手の心を開く効果が期待できます。このチアリーダー効果を活用して、あなたの印象を簡単に高めてみて下さい。そして、もちろんのこと友人や家族とより多くの時間を過ごすことで、あなたの自尊心は自然と高まることでしょう。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

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9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。