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【心理学】愛とは何か、愛に関する10の事実

MBTI診断とは

このブログで紹介しているMBTI診断テスト(16TEST, 16分類テスト)は、あなた自身の性格を16種類の性格に分類するようなテストです。この16種類は、それぞれ、あなたが内向的か外交的なのか、感覚的なのか直感的なのか、感覚的なのか思考的なのか、情報を取り入れることで外界と接しているのか判断することで外界と接しているのかといった、それぞれ4つの属性に基づいて、分類します。

適職を考えたり、相性を考えたり、自分の性格を理解することで、自分を見つめる機会にもなるでしょう。



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「愛のない人生は、花や実のならない木のようなものだ」
by ハリル・ギブラン

愛は、人にとって最も大切な感情でありながら誤解されやすいものでもあります。人の脳は、自然に他人とのつながりを探し、また生き残るために孤独や拒絶に対して、痛みと恐怖を覚えるようになっています。

生物学的な理由と文化的な理由から、人が心から満たされるためには永続的な愛情関係が必要だと考えます。しかし、実際に愛情を永続的かつ不変的に保つためには、努力や寛大さ、繊細さが必要です。

これから、愛への理解を深めるための科学に基づく10の事実を紹介します。

愛は、情熱や欲望とは異なります。

愛ある関係において、肉体的な魅力は愛の重要な部分の1つですが、感情的な愛は、欲望とは異なる状態にあります。これは、ワンナイトラブやアルコールによる感情の高まりが、長期的な関係の構築につながらない理由です。脳内をリアルタイムで映像化する研究では、欲望は脳の動機や報酬の領域を示し、愛情は思いやりや共感に関係する領域を示すことが分かっています。

愛は、瞬間的な感覚であり長期的な心の状態でもあります。

新しい研究によると「2つの心が1つになる」と言うように、人は瞬間的に愛のつながりを経験するということが分かりました。この深いつながりの瞬間に、愛する者同士は、お互いの表情やジェスチャー、さらには生理学的な律動を反映させます。しかし、愛は永続的な精神や感情であるため、お互いの幸福への深い気配り、お互いの痛みや苦しみへの理解と緩和が求め続けられます。

永続的な愛情関係を築くためには時間をかける必要があります。

愛情のある関係性に関する有力な長期研究における統計的な分析で、永続的な愛の共有を続けているカップルの行動パターンが明らかになりました。「離れている時間が愛を育てる」というように、それぞれ1人でいる時間でもお互いのことを良く考えて、2人の関係を前向きに捉えます。また、お互いの個人的な成長や発展をサポートしようとします。そして、お互いに自分自身を深く知ろうとし、共有できる経験の幅をさらに広げようとします。

人を愛する能力が高まります。

瞑想やマインドフルネスと自己肯定や同情に関係する研究において、これらの意識的な活動は、数カ月で脳をよりポジティブで共感的に育てる役割を果たすということが判明しました。思いやりや優しさを大切にした瞑想を定期的に行っている僧侶や瞑想の信者には、平均的な非瞑想者とは異なる脳のアルファ波数値が表れました。マインドフルネスや思いやり、優しさを持った瞑想は、共感性やポジティブな感情に関連する脳の中枢活動を活性化させ、反対に恐怖や不安に関連する脳の中枢活動を低下させ、脳の相互作用の安定をはかろうとします。この行動による効果は、安全で安心な愛情関係の構築につながります。

脳内だけの関係ではありません。

多くの研究では、愛のある関係性が長期にわたる身体面での健康にとって有益であると発表しています。孤独や社会からの断絶は、喫煙による害と同様に寿命を縮めると呈しています。特に男性の場合は、結婚による長期的な健康改善をはかることが大いに期待できます。そのため、配偶者の死亡、特に若くしての死別は健康にとっての危険要因となります。しかし、この結果が、妻の側が夫に対して健康に考慮するよう努めているからなのか、それとも感情的、または肉体的なつながりに直接関係しているのかどうかは、今のところ明らかにされていません。

愛に焦点を合わせれば、さらに愛情を高めることができます。

愛する人への感情や行動に着目すると、お互いへの感謝の思いとより良い幸福を得る相互作用を生むことができます。人は、思いやりを持たれて、手をかけられて、感謝の気持ちを受け取りたい生き物です。研究では、言葉や行動で感謝を示すことで、実際に感謝の送り手と受け手の両者にポジティブな感情が生まれることが分かっています。

固定数・固定量におさまりません。

数多くの人を愛するということで、2人目以降に対する愛情の量が増減するということでは決してありません。愛情とは、精神の集中、感情的な関与、思いやりのある行動を通して、自分の中で育てられる感情能力なのです。ある1人の人に向けた愛情を注ぐ時、その満足感とつながりによる内向的感情は、より愛情を深める作用を活性化させることができます。

無条件ではありません。

愛情を感じるためには、前提となる条件が存在します。その1つは安全と信頼の感覚です。愛情深く共感性を守るために、前頭前野は偏桃体(脳内の警報機能)に合図を送って、「戦闘」または「逃亡」反応をオフにする必要があります。そのため、幼少期のトラウマや育児放棄、虐待を受けた経験、または安全安心な愛着を脅かすような経験をした人は、「戦闘」、「逃亡」、「硬直」の機能スイッチを切ることが困難な場合があります。
この障害は、治療またはパートナーによる信頼性の構築とケアの繰り返しによって克服することができます。

愛は、伝染します。

思いやり、優しさ、共感の感情表現は、周りの人々の感情を刺激することができます。これは、ダライラマやネルソンマンデラなどの指導者が信者に自己の大切さを訴え、「戦闘」や「逃亡」の感情から解放させるのに役立てた理由かもしれません。

愛は、永久に続くとも続かないとも言えます。

シェークスピアは、ソネット116で「相手の心変わりで変化する愛情、そんな愛情は愛ではない」と謳っています。永続的な不変の愛が存在するものだと信じていますが、もちろんそれは簡単なことではありません。実際に、一部の理論家は、永続的な不変の「自己」という考えにさえ疑問を持っています。人生において、1人のニーズが変化した時、または2人両方の成長の方向性が異なる時には、生物学的な反応として、個人の思考パターンや行動と変化させる必要性や可能性が出てきます。そうした場合、愛どころか「自己」の不変を維持することが困難になるかもしれません。

とは言え、研究者のアートアロンとストーニーブルック大学の同僚は、パートナーについて考える時、その相手に対する長期的な愛情を示す脳の映像は、新たな恋が始まった人の脳の映像ととても類似していると言います。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

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9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。