MBTI

【Part.2】MBTIを育児に役立てよう

MBTI診断とは

このブログで紹介しているMBTI診断テスト(16TEST, 16分類テスト)は、あなた自身の性格を16種類の性格に分類するようなテストです。この16種類は、それぞれ、あなたが内向的か外交的なのか、感覚的なのか直感的なのか、感覚的なのか思考的なのか、情報を取り入れることで外界と接しているのか判断することで外界と接しているのかといった、それぞれ4つの属性に基づいて、分類します。

適職を考えたり、相性を考えたり、自分の性格を理解することで、自分を見つめる機会にもなるでしょう。



このようなMBTI診断は16TESTというMBTIを考える上で最も参考になる診断サイトで、無料で診断することができます。まずは受験してみましょう!

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子供のパーソナリティタイプを把握するための、基本的な手がかりを今回はご紹介していきます。

他の心理機能はどう見分けるのか?

ルールを守ることを大切にする「SJタイプ」

最も一般的なパーソナリティタイプであるとされる「SJタイプ」は、人口の約45%を占めているとされています。そんなSJタイプの子供は、規律と誠実な態度を重んじるような責任感溢れる性格とされています。

SJタイプの子供は、規律のある環境と、明確なスケジュールに安心感を覚えます。そして「伝統」といった言葉を好み、自分が組織の一員であることに誇りを持つでしょう。

またSJタイプはマジョリティであるため、他のタイプと比較すると生き辛さを実感しにくいとされています。学校教育の中でも、このタイプは躓きにくい傾向にあるでしょう。運動会といった学校行事にも、何も疑問を抱かずに邁進するため、おおむね「良い子」という評価が下されているはずです。

そんなSJタイプは「突然の予定変更」に弱く、親や友人にドタキャンをされた時にはビックリして、取り乱してしまうこともあるでしょう。

また「伝統的なもの」や「常識とされているもの」を尊び、それを疑わないSJタイプは、それらにケチをつけたり、楯突くような行動をする人物をすぐには受け入れることができません。多様性や柔軟性に理解を示すような教育が、もしかすると必要になるかもしれません。

そして比喩といった回りくどい表現を好まない傾向にあるため、SJタイプに話をするときは直接的で、分かりやすい表現が望ましいでしょう。

スリリングなことが好きな「SPタイプ」

「SPタイプ」は、SJタイプに次いで2番目に多いとされるタイプであり、人口の約27%を占めるとされています。そんなSPタイプの特徴は「自発的」「アクティブ」「理論よりも実践」の三つ。より簡単にまとめると「今この瞬間」を全力で楽しむような子供たちです。

今を全力で楽しむSPタイプは、非常に遊び好きであり、高い順応性を持っています。公園で元気に走り回ったり、校庭の遊具でハッスルしていたり、野球やサッカー等のスポーツに打ち込んでいる運動神経の良い子供の大半は、このSPタイプでしょう。

このSPタイプというのは、五感を通した「経験」から学習をするタイプです。なので感覚に刺激を与えるものに、自然と興味を持つようになるでしょう。クレヨンや絵の具の色彩、走り回って風を切るような感覚、楽器が奏でる音、ケチャップやコショウなど調味料で変化を加える味付け……これは一部の例ですが、SPタイプの子供はこのような刺激を追い求めて、活発に遊び回ることでしょう。

ただしこのようなSPタイプの性質は、現代の学校教育には噛み合わない部分があります。特に「座学」よりも「実践」を好むため、じっと座って授業を聞くことを求められる学校においては、問題児扱いされるケースも存在しています。なのでSPタイプには「その子供にあった学習スタイルを見つける」か、もしくは「学校でのストレスを発散するための捌け口(=趣味)を見つける」ことが求められるでしょう。

そんな活発なSPタイプにストレスを与えるのは、その活発さを封じ込めるような環境です。気まぐれで変更することができないスケジュール、長時間ずっと座ることが求められる授業、官僚体質的な組織など、SPタイプはそのような厳格な環境に生きづらさを覚える傾向にあります。

また現実主義的な視点を持つのも、SPタイプの特徴です。ゆえに、SPタイプは「理論上は」から始まる話や、フワッとした理想論に反感を抱きやすいとされています。これらは「立ち止まって、十分に考えること」が欠けていることに由来するものですので、思い付きで行動する前に”よく考えること”を習慣着けさせる必要があるかもしれません。

理想主義的で夢見がちな「NFタイプ」

NFタイプはやや珍しいタイプであり、人口の約16%を占めるとされています。NFタイプの子供は非常に想像力豊かで、共感的であり、感受性豊かである傾向にあります。

彼らは抽象的な概念に関心を抱く傾向にあり、幼いころから「目に見えないもの」に興味を示すでしょう。人の心や才能、超自然の存在など、そういったテーマに惹かれます。またこの興味は自然と「相手を/自分を、もっと理解したい」というものに変化していき、この影響からNFタイプは「よく相手の話を聞いてくれる人」となるでしょう。

そんなNFタイプは良くも悪くも、人の話を聞きすぎてしまう傾向にあります。NFタイプは陰口といった悪い話を耳にしてしまうと、それが自分に関する話でなくとも、自分のことのように受け止めてしまい、塞ぎこんでしまうのです。なので窮屈な学校教育の中にある、ギスギスとした人間関係に参ってしまう子供が出てくることがあるでしょう。

ただし、この感受性豊かすぎる性質を良い方向に活かすことができれば、NFタイプはクリエイティビティを開花させることができるようになります。卓越した話術やコミュニケーション能力を身に着けたり、斬新な作品を創り出すようになれるはずです。

そのように少々センシティブともいえるNFタイプは、攻撃的な態度の人物と遭遇すると、強いストレスを覚えます。理想主義的な姿勢を「世間知らず」と一方的に切り捨てるような発言や、彼らのことを「頭の中がお花畑」と揶揄するような態度は、親であれば避けるべきです。NFタイプは生きづらさを抱えるタイプであるため、家庭は彼らにとって「本当に安心できる場所」である必要があります。

合理主義的で知的好奇心に溢れる「NTタイプ」

「NTタイプ」はかなり珍しいタイプであり、その割合は人口の約10%ほどだとされています。このタイプは共通して「何に対しても懐疑的」であり、「分析的思考」の持ち主で、「問題を根本的に解決することに特化」しているものの、「情緒に疎い」とされています。

NTタイプは世界の仕組みを分解し、理解することに興味を示す傾向にあり、それは幼少期から見られるでしょう。その興味の対象が「経済」であるか「文化」であるか、「化学」であるかは、個人差がありますが。何かに興味を示すと、NTタイプはその道にのめり込むとされています。

とはいえ、基本的にNTタイプは知的好奇心が旺盛です。どれか一つに囚われることはなく、より幅広い分野に興味を示し、多くの知識を身に着けます。そして幅広い知識を土台とし、思考し行動するNTタイプは先見性を持っていて、革新的なアイディアを次々と生み出すでしょう。

そんなNTタイプは知的好奇心が旺盛であるため、幼少期から「何で?」「どうして?」と質問を矢継ぎ早に繰り出し、周囲の大人たちを困惑させます。何事も額面通りには受け取らない、純粋に真実を追い求める姿勢と、高い知性からくる自信に裏打ちされた強い意志もあって、しばしばNTタイプは大人たちの神経を逆なでします。

これらNTタイプの特徴は、学校生活を窮屈なものにする可能性があります。高い知性を持つことから多くのNTタイプは、学業においてよい成績を残す傾向にありますが。しかし先述の通りNTタイプはしばしば「大人たちの神経を逆なでする」ため、教師とトラブルを起こすことがあるでしょう。

このように”個性が強い”ともいえるNTタイプがストレスを感じるのは、話を聞いてくれないことや感情論で返されること、常識とされるものに従うことを強要されることです。疑うことこそ強みであるNTタイプには、質問する機会を与えることが肝心となります。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

③新版エニアグラム【基礎編】


9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。