MBTI

【MBTI】16タイプ別の騒音に対する影響

16タイプ性格診断とは?

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周囲の騒音が全く気にならない人もいれば、我慢できないくらいに苦痛に感じる人もいます。MBTI性格タイプに基づいて、騒音がどのように影響を与えるかを説明します。

INFJ

INFJは周囲から物静かな人だと思われています。ですから、あまりにも多くの騒音に囲まれると嫌気がさしてしまうでしょう。INFJは物事をゆっくりと考える場所と時間を確保できる環境を好みます。ですから、周囲の騒音が多すぎると考え事に集中出来なくてイライラしてしまうでしょう。また、無意味なおしゃべりより静かな会話や沈黙によって心が満たされます。

ENFJ

ENFJは周囲の騒音はそれほど気になりません。なぜなら、ENFJは周囲の人々の世話をするために一生懸命に努力してるので、次々と様々なことが起こるからです。しかし、その一方で、ENFJは静かに物事を分析する時間も必要としています。ですから、外で社交的に振舞っている時には騒音も上手に処理できますが、部屋に一人でいるときは、騒音を極力排除して、自分の考えに没頭し情報を分析して処理したいと考えています。

INFP

INFPは騒音を嫌います。INFPほとんどの時間を自分一人で過ごすことを好み、常に静寂を必要としています。また、INFPは、他のどのタイプよりも様々な思考で頭がいっぱいなので、外部の騒音は我慢できません。ですから、静かにすることができない人々に強い不満を抱く可能性があります。その一方で、INFPは、自分を尊重し、価値を提供している仲間をとても大切にします。愛する仲間達の話を静かな環境で聞くのは全く苦痛ではありません。

ENFP

ENFPは明るく元気いっぱいです。いつも活力がみなぎっているので、ある程度の騒音は楽しんで受け入れるでしょう。さらに、ENFPは、情熱的な魂の持ち主で、様々なことに挑戦したいと思っています。ですから、停滞したり、退屈していると、気持ちが落ち込んでしまいます。このため、ENFPは常に外部の刺激や騒音を必要としています。しかし、不愉快に感じるほど大声で話したり、無礼な態度を伴う騒音は好みません。ENFPは、騒音を程よい刺激として前向きに受け止めます。

INTJ

INTJは日々の生活で平和と静けさを大切にしているので、騒音を嫌うでしょう。もし、誰かが不愉快に感じる程に騒いでいると、そこから離れる方法を考えてすみやかに実行します。INTJは、自分の考えを処理し分析するために、十分な場所と時間を望んでいます。また、INTJは刺激に敏感なので、自分を不必要に攻撃する騒音から自分を守りたいと思っています。

ENTJ

ENTJは少しの騒音であればそれほど気にしません。そうは言っても、一定量の騒音であれば処理できますが、不快に感じてしまうほど騒々しい人々に対して不満を感じます。そんなENTJは、本当に重要なことに集中する時には、周囲の騒音を自分で調整します。ENTJは、頭の中では、活発に思考が繰り広げられているので、騒音に圧倒された場合はそれを取り除く方法を模索し実行します。

INTP

INTPは想像力豊かで常に様々なことを考えているので、外部の騒音に非常に悩まされるでしょう。誰かが不必要な騒音を発していると、INTPは機嫌が悪くなります。INTPは、外部の環境から受ける刺激は、それほど必要としていません。むしろ、騒音による刺激から行き詰まりを感じてしまいます。INTPは、思考に集中して情報を分析できる静かな環境を好むので、音楽や心地よい音楽などを楽しみますが、不必要な騒音は排除しようとします。

ENTP

ENTPは、熱狂的なタイプです。新しいことに挑戦する毎日を心から楽しんでいます。ですから、多くの場合、周囲の騒音を気にしないでしょう。そんなENTPは、通常、異なるものに興味を持って同時進行で突き進みます。そして、次々と様々なことに挑戦しますが、一つことに集中しているときに、外部から騒音が生じることが頻繁にあります。しかし、ENTPは、興奮と情熱が原動力なので騒音は刺激の一つであり全く気にしません。

ISTJ

ISTJは、平和と静けさを愛しています。そして、ISTJは自分の考えに集中することを好むため、あまりににも多くの外部的な騒音に囲まれると不愉快になります。ISTJは、ほとんどの時間を一人きりで情報を収集したり、分析して楽しんでいます。ですから、不快なほど騒々しい人々は好みません。穏やかで合理的なタイプを好みます。ISTJは、不要な騒音から自分自身を守りたいと願っています。

ESTJ

ESTJは社交的で若干騒がしいと思われているかもしれません。そんなESTJにとって騒音は、それほど忌み嫌うものではありません。なぜなら、ESTJは物事を成し遂げるために常に一歩づつ着実に前進しています。そんな自分の周囲には適度な騒音がある方が良いからです。また、周囲の騒音は、ESTJが、自分の思考に没頭し過ぎるのを防ぎます。そのためESTJは、刺激を維持するために騒音を楽しむ傾向があります。

ISFJ

ISFJはやや控えめな性格で、平和と静けさを愛しています。自分たちの環境に調和を保ち、あまりにも多くの騒音は遠ざけたいと思っています。ISFJはしばしば、一人でいること、または愛する人と静かに過ごすことを楽しんでいます。ですから、ISFJは、不必要な騒音が多すぎるのを嫌いますし、すぐに騒音に圧倒されてしまいます。ただし、ISFJの愛する人が話している、または助けを必要としている場合、それはまったく異なる状況であり、騒音を受け入れます。

ESFJ

ESFJは社交的な性格なので愛する人達と一緒に過ごすことが大好きです。ですから、少しの騒音は気にしませんが、あまりにも酷い騒音には、すぐに圧倒されます。ESFJは感受性が豊かで他人の感情に非常に敏感なので、他のタイプよりも精神的に疲れやすいかもしれません。過剰で不必要な騒音余りにもが多すぎると、神経過敏になり、全く集中出来なくなってしまいます。

ISTP

ISTPは自分一人で過ごす時間を大切にしています。そして、頭の中では絶えず活発な思考が繰り返され多くのアイデアでいっぱいです。そのためISTPは外部からの刺激が多すぎるとイライラしてしまいます。また、ISTPは、騒々しい人々が自分の周囲にいることを嫌います。そして、かなり不愉快な気持ちになります。ISTPは、多少は我慢しますが、結局は何としてもそこから離れようと試みるでしょう。

ESTP

ESTPは、自分自身が賑やかなタイプなので、多くの場合、騒音をそれほど気にしません。ESTPは、自らを奮い立たせて、挑戦することを楽しんでいるので、騒音によって気が散ることはなく、気にもしません。ESTPは、周囲の騒音を楽しむことが多く、場合によっては、退屈を紛らわすかもしれません。ESTPは、何か他の理由ですでにイライラしている場合を除いて、騒音に圧倒されることはありません。

ISFP

ISFPは周囲の騒音にはすぐに嫌気がして圧倒される可能性があります。ISFPは、リラックスした状態で自分の気持ちを確かめながら、一人で過ごす時間が大好きです。ISFPは平和と静寂を愛していますが、これを共有できる親しい家族の近くにいる場合は特に幸せを感じます。ISFPは、新しい冒険に出掛けるように外部からの刺激を受けることは好きなのですが、無意味な騒音は望んでいません。

ESFP

ESFPは興味を持った物事に興奮する時間が大好きなので、外部からの刺激を常に必要とします。ですから、ESFPは騒音を気にすることはめったにありません。それよりも、ESFPは、沈黙が続くことで退屈するかもしれません。ESFPは、自分自身を楽しませ、思考を維持するために、周囲の騒音を必要とします。ただし、不快に感じるほどの騒音は嫌いますし、自分自身に集中するためにしばらく時間が必要です。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。