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【MBTI】”溌剌とした理想主義者”ENFPタイプであるかもしれない、21の兆候

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閃きとエネルギッシュさ、それとクリエイティビティ。――これら3つのキーワードは、ENFPの性格を知るうえで重要な役割を果たします。

それでは、あなたは本当に「溌剌とした理想主義者・ENFP」に当てはまるのでしょうか? それを今回は確かめていきましょう!

ENFPかもしれない兆候たち

1: 「かもしれない」を探すことが好き

「夢を追い求める勇気があれば、全ての夢は叶えられる」
―― ウォルト・ディズニー

もしあなたがENFPであれば、上記の言葉から感銘を受けることでしょう。

ENFPは「可能性」という魔法を信じることによって、自分にとっての「夢の世界」を切り開くことを切望しています。これこそがENFPの人生に必要なものであり、欠けてはならない「核」なのです。

2: 目の前にいる一人の人間を“深く”理解したい

ENFPは、十人十色という言葉の意味を深く理解しているパーソナリティです。そして人それぞれ異なる個性を、そして一人の人間が持つ「光と影の、二つの側面」を深く知りたいと考えています。

逆を言えば、「人間としての底が知れてしまう人物」や「平々凡々な汎用な人物」には全くもって興味を示しません。

3: 型破りな人、不思議な人に興味を惹かれる

ENFPは「従来の基準に準拠していない人」に惹かれやすい傾向を持っています。意見が合うかどうかは二の次で、とりあえずENFPは「変な人と話して、その人の見ている世界に触れてみたい!」のです。

4: 権威には靡かず、ルールには従わない

ENFPは”ルール”や”従来のやり方”を「くそくらえ!」と一蹴してしまうタイプです。それらが存続している理由が納得できれば従いますが、そうでない場合は頑なに従おうとしないでしょう。

また”伝統”や”権威”を重んじないことも、ENFPらしさの一つでしょう。たとえば、「由緒ある大会で優勝したんだ!」と自慢する人が目の前に現れた場合、「すごーい!」と思考停止で褒めるようなことはせず、「……それで、あなたは何がしたいの?」と冷静で辛辣なツッコミを入れるのがENFPというものです。

5: クリエイティブの塊

ENFPの手にかかれば、何でも芸術に変貌してしまいます! 悠然とたたずむ樹木は「お城のシルエット」になり、海岸線の崖は「波を飲み込むクジラの開いた口」になるかもしれません。

6: ブレインストーミングは最大の娯楽!

クリエイティブな人々と交わす「雑多な会話」ないし「ブレインストーミング」は、ENFPの心を鼓舞させてくれるものの一つです。

次々と議題にあがる新鮮なアイディアたちは、ENFPの心を弾ませます。そしてアイディアとアイディア同士がぶつかり合い、化学反応を起こす瞬間は、最高の爽快感をENFPにもたらすでしょう。

7: 「物質世界」を見落としがち

ENFPは何か一つのことに集中すると、簡単に寝食を忘れてしまうパーソナリティです。また考え事に気を取られている時のENFPは、家の鍵やUSBメモリースティックの置き場所など、小物を見失うことが増える傾向にあります。

8: 一つの課題に長く拘束されると、次第に興味が他へと移っていく

ENFPは、「一つのことに長くは集中できない」という特徴があります。長く一つのことに拘束され続けると、他のことが気になり始めて、気が散ってしまうのです。

この「気が散った状態」が予想外の閃きを生み出すことがあるため、ENFP自身はこの状態をさほど気にしないのですが……気が散っている状態を高く評価してくれる家族や同僚、上司に恵まれることは稀です。「ゲームなんかしてないで宿題をしなさい!」「猫動画なんぞ見てないで仕事をしろ!!」などと叱責されることも少なくないでしょう。

9: 「人の本性を見抜く目」を持っている

目の前にいる人物が、得意としているものは何か。目の前にいる人物が、本当に望んでいるものは何か。目の前にいる人物は腹に一物ありそうだが、一体なにを隠しているのか。――このような「隠されている人の本心/本性」を、ENFPは本能的に見抜くことが出来ます。

この能力により、ENFPは適切な人員配置を行うことができたり、相手も把握していない本心を引き出してみせたりできますし、悪意を巧みに避けることができるのです。

10: 優柔不断になりやすい

ENFPは「複数ある選択肢からひとつを選び取ること」よりも、「少ない選択肢をいかに増やしていくか」ということを得意としています。

この特性は、「複数ある選択肢からひとつを選び取ること」を得意としている人々からは「優柔不断でアテにならない!」と断じられることがあります。

12: 正義感ゆえに身を亡ぼすことがある

ENFPは個人主義者であり、どちらかといえば「群れとはつるまない」タイプです。しかし個人主義者であるからこそENFPは「自由」を大切に思いますし、この自由を大切に思う心が時としてENFPを「自由への闘争」に身を投じさせることがあります(リベラル派にENFPが多いとされているのは、これが理由です)。

しかし闘争の中で身を窶していくと、ENFPは「自分が本当にしたいことは何?」と、当初の目的を見失っていきます。やがて自分自身を軽薄だと嗤うようになり、彼らは次第にシニカルになっていくかもしれません。

13: 「陽キャ」扱いされることは本望ではない

ENFPはもともと情熱的でエネルギッシュな性格であるため、多くの人に「明るい人」ないし「陽キャ」的な印象を与えることがあります。そして、人々はそのように振舞うよう、無意識のうちにENFPに求めてしまうことがあります。

その一方で、ENFP自身は「自分は明るくないし、むしろ陰キャだよ」という自己認識を抱いていたりもします(これは「内向的感情」によるものです)。また「ありのままの自分でありたい」ENFPは、何かしらの役割を演じるようを求められることに辟易しています。

14: 過度なストレスがかかると、「トンネル・ヴィジョン」に陥る

通常、ENFPは「多くの選択肢を見て、ひとつを選び取れない」タイプです。しかし多くのストレスが一度にかかった時のENFPは、それとは真逆の視野が狭窄した状態に陥ってしまいます。

他のタスクを全て犠牲にして、一つだけに集中するようになったり。たった一つの細部に気を取られて、全体像が見えなくなるようになってしまいます。

15: 計画性がなく、先読み能力はイマイチ

ENFPは多くのものを同時進行でこなすことを好みますが、しかし「このタスクにはどの程度の時間がかかるのか」といった先読み能力は今一つ足りず、しばしば時間に追われるような生活を送りがちです。

「シャワーを10分で終えれば、眠る前にゲームができるかも!」――無理です。「30分もあれば身支度は終わるし、待ち合わせ時刻にも間に合う。だから、それまでは映画でも見ようかな~」――絶対に遅刻します。

このような失敗をどれだけ重ねても、なかなか改善されないのがENFPなのです。

16: 皮肉やブラックジョークを、自分を守るための盾として使いがち

秘密や後ろ暗いものを抱えている時に、親しい人から本心を明かせと迫られたりした場合。ENFPは尋問を躱すために、皮肉やブラックジョークを言って、牽制を試みます。

自らが「話したい、相談したい」と思えるタイミングでない限り、ENFPは自分の心の中を探られたくはないのです。

17: 「混乱している状況」や「混沌とした環境」こそENFPが輝く場所

一部のパーソナリティタイプは、混乱した状況や混沌とした環境に強い不安感を覚え、ひどく取り乱すことがあります。が、ENFPはそのような状況・環境こそ「好機到来!」と感じる傾向にあるとされています。

常識がトラブルによってひっくり返った時でしか、常識は刷新することができません。なのでそのような状況が訪れたとき、ENFPは「これからの時代に要らないもの」と「これからの時代に必要なもの」を容赦なく篩にかけて選別し始め、新しい時代の新しい常識を作りだそうとします。

18: 基本的にENFPは「夢見がちな、お花畑の住人」

現実の世界に辟易としていて、空想にふけることが好き。同年代の”普通な人々”とつるむことはせず、彼らと心を通わすこともないし、彼らから理解されることもない。そして常に常識の枠の外で物を考え、「自分にとって正しいと思えること」だけを信じ、そのためならばルールさえも破ってみせる。

――これがENFPの最も大きな特徴です。他の人々は「デイドリーマー」とあなたを笑うかもしれません。けれども、犬も食わない”外野のノイズ”など無視していいのです。ENFPはENFPらしく、ゴーイング・マイウェイの精神で行きましょう!

19: 「頭でっかちな自称・知識人」にはイラッとくる瞬間がある

ENFPは突飛なアイディアを思いつくことや、型破りなことをすることが好きです。現在の技術では再現できないし、もしかすると100年後の未来でも実現はできないだろう「ぶっとんだSF」のアイディアを練りまわしたり、ザ・シンプソンズのような写実的とは言い難いデフォルメ絵を描くことが楽しくて仕方ないのです。

なので「スターウォーズのような宇宙船は現実にはあり得ない、物理の法則に反してる!」だの、「こんな顎のカタチをした人間はいない!」だのと”それっぽい説得力を持ったケチ”をつけてくる人間が現れると、ENFPはイライラして堪らなくなります。

20: 「変わらない穏やかな日常」などクソくらえ!

「新しいもの」と「変容し続けること」は、魂のレベルで希求するもの。故に、代わり映えのない日常などENFPには耐えがたい地獄でしかありません。

毎週同じメンバーしか集わない習い事、同じことの繰り返しでしかない仕事、同じことの繰り返しでしかない家事仕事……――どれもENFPには耐えられないことでしょう。

21: 読書は基本、複数の本を同時進行で読み進めるスタイル

外向的でエネルギッシュで楽しいことが好き。このようなイメージからENFPは「読書とかしなさそう」という偏見の目で見られることがありますが、実際には静かで内向的なタイプと同じくらい読書を愛しています。外向的なタイプの中では、最も読書を愛しているのがENFPかもしれません。

ファンタジー小説をはじめ、エッセイやノンフィクション、科学雑誌やその他コアな情報が集まった雑誌など、その興味の幅は広いです。そして通常、「この本を読み終わってから、次の本に移ろう」ということはしません。「昨日はこの本を3分の1読んだけど、今日はこっちの本の気分だから、こっちを読もうかなー」と、気分が向くままに移っていきます。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

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9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。