エゴグラム

【エゴグラム】CP型の特徴とは

エゴグラムにおけるCPの概要

エゴグラムにおけるCPは、Critical Parentの略です。

厳格な親という意味があり、ここでいう親とは父親を指しています。

昭和の父親像を思い浮かべて下さい。
厳格で、頑固で、曲がった事が大嫌いな印象があると思います。

CPはそんな父親像をそのまま映したような性格をしています。

責任感に溢れ、真面目で実直な姿は
周囲からの信頼を得やすく頼りにされます。

後発的に育ちやすいのもCPの特徴であり、
出世などで責任感のある立場に立つとCPが育ちます。

CP型の長所(CP優位)

自分の価値観をしっかりと持っています。
また、他人に厳しい分自分にも厳しいタイプです。

その為、自制が強く一度決めたら目的を達成するまで努力し続ける事が出来ます。
自制の弱い奔放なタイプのFCが子供であるなら、CPは大人です。

正義感にも優れ、曲がった事が大嫌いです。
ですので、八方美人になる事となければ、優柔不断になる事もありません。当然行動に迷いがなく、周囲からは尊敬される人も多いです。

学生の頃は生徒会長や学級委員になる人も多く、社会に出てもそのリーダーシップは遺憾無く発揮されます。

CP型の短所(CPが高過ぎる場合)

プライドが非常に高く、自分の考えや道徳的思考に雁字搦めになります。

自分の価値観は言わば自分自身と同じである為、それを否定されると強い憤りを感じます。

激しい口調で相手を論破しようとしたり、
徹底的に攻撃して相手を抑圧しようとします。

強過ぎるリーダーシップは時に独裁的になります。

過去、優秀な政治家であったにも関わらず、ユダヤ人大量虐殺を果たしたヒトラーも、CPが高くなり過ぎた故です。

目的や自分の地位を守る為なら手段を選ばないのもCPが高過ぎる人に多いです。

CPが低い場合

責任感がまるでなく、無気力に生きています。

自分の存在が周囲にどう影響を与えるのか知る由もありません。

道徳心にかけているため、物事における善悪の区別がつきにくく、罪悪感も感じにくいです。

しかし、その反面
柔軟な対応ができる為、物事を臨機応変に察知できる能力を持ち合わせています。

CPを上げる方法

我が子がCP劣性と感じたなら、まずは必ず出来る小さな頼み事をします。

それが達成出来たなら、大袈裟に喜んでいる姿を見せましょう。

そして、少しずつ頼み事の難易度を上げていきます。

少し努力しなければいけない頼み事を乗り越えるたびに、責任感が芽生えます。

または、物事の決定権を子供に委ねましょう。

例えば外食の行き先を決める場合や
種類が沢山あるケーキの振り分けなど、何かにつけて決定権を委ねます。

すると、自分の事だけでなく周りのことも考えながら決定するので、リーダーシップを発揮しやすくなります。

CPを下げる方法

物事を自分一人で解決しようとするのではなく、周囲の意見を聞く癖をつけることが大切です。

その第一歩として、まずは誰かに頼み事をします。自分が抱えている物事を少しでも自分以外の人に手伝ってもらう事で、心の余裕を取り戻します。

また、我が子のCPを下げたいのであれば、親の立場を分からせる為に話し合う機会を増やします。その会話の主導権は親です。子供に主導権を握らせてはいけません。

親は偉大で、親の立場の方が上だと分からせます。

しかし、この時に
頭ごなしに子供を叱ったり、凹ませてはいけません。

まずは子供の意見を受け入れましょう。

CPの職業や有名人

警察官や政治家など、人の上に立つ職業が合っています。

専門職でなくても、リーダーシップが発揮出来る場所ならどこでも活躍出来ます。

有名人ですと、中居正広さん、オール阪神・巨人の巨人師匠がこれに当てはまります。

中居正広さんは、元国民的アイドルグループのリーダーであり
前へ前へリーダーシップを取るのではなく、後ろから支えるタイプのリーダーでした。

つい、独裁的になりやすいところを、
時には自分の存在を消してまでメンバーを引き立てていました。

まさに理想的なリーダーと言えます。

また、巨人師匠は後輩に厳しいことで有名です。
昔ながらの厳格さを持ち合わせており、自分自身を律する事も忘れていません。

ただ厳しいだけでは後輩はついていけませんが、自分の背中を見せる事で多くの後輩から憧れを抱かれています。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。