エゴグラム

【エゴグラム】NP型の特徴とは

エゴグラムにおけるNPの概要

NPはNurturing Parentの略です。

精神年齢が非常に高く、母親のように大きな器で人を受け入れる事が出来る人です。
また、人の為に生きる事を何よりも幸せを感じるので、それに尽くそうとします。

協調性、共感性に優れている反面、周りの意見に左右されやすく、優柔不断な面も持ち合わせています。

反対に、NP劣勢の人は協調性や思いやりに欠け自分勝手な面が強く出てきます。

何よりも自分が1番なので、時には自分の目的を達成させるのであれば手段を選びません。

罪悪感を抱きにくく、人からは冷徹な人間と言われます。

但し、NPは後発的に育つので出産や就職などといった環境の変化で十分に改善が期待できます。

【母性が出てきた】という言葉を耳にした事があると思いますが、これはNPが育ったという事になります。

NP型の長所(NP優位)

NPが高い人は、思いやりに溢れ周囲から優しいと言われることが多いでしょう。

場の空気を読む事を得意とする為、人の些細な変化にも敏感に察知します。

寛大さも持ち合わせており、他人の過ちを許す余裕も見せます。
また、人に尽くす行為が苦ではなく、人から感謝されることで自分の存在意義を見出します。

マザーテレサのように全てを包み込む安心感があり、皆に頼りにされやすいです。

【この人と居ると安心できる】という評価が得られやすいのも、NP型の特徴です。

NP型の短所(NPが高すぎる)

優しい反面、それが表に出過ぎる傾向があります。

適度な優しさは長所になりますが、過剰になると人は押し付けがましさを覚えます。

所謂お節介おばさんと呼ばれる人は、NP要素が強い方です。
家庭に入っている人は我が子に対して過干渉になり、子離れ出来なくなります。

そして、場の空気を読み過ぎる為、結論を的確に出せない場合があります。
リーダーには向かず、思った事が言えない人もNP優位の特徴です。

また、人から頼りにされないと途端に自分の存在意義が分からなくなり自我が崩壊してしまいます。その結果、自分の意見を押し付け気味になります。

母親がNPが高過ぎると、子供はACが高くなりがちです。
ACが優位の子供は一見優等生にみられますが、ACが高くなり過ぎると、母親の意見に依存してしまいます。

NPが低い場合

人の為に尽くす事が出来ません。

常に自分が大切で、思いやりや気遣いが出来ません。

世界は自分の思い通りになると思い込み、
もしそれが叶わなければ大きなストレスを感じます。

NPを上げる方法

まずは周りをよく見る癖を身につけることから始めましょう。

自分の感情は一旦置き、相手の心に寄り添うようにするとNPが上がります。

また、人から感謝される喜びを経験する事も大切です。

もし我が子のNPが低いのであれば、
小さなお願いをして、それが達成出来たら大袈裟に感謝して心から喜んだ姿を見せましょう。

自分の行動によって感謝されたり、他の誰かが幸せになる事を覚えれば、自ずと自分から人に尽くす事をし始めるようになります。

NP劣勢の人は、自分に自信のない人が多いです。その為他人を信じられず、自分のことしか考えられなくなります。

ですので、小さな達成感を何度も経験し
少しずつ自信を身につけると周りを見る余裕が生まれます。

そうすると自然と相手を気遣えるようになり、NPが育ちます。

NPを下げる方法

NPが高過ぎる人は、人に依存しやすい傾向があります。

恋人や我が子など、世話を焼くことが愛情だと信じて疑いません。

そこでまずは、自分の時間を設けることが大切です。

趣味や旅行など、自分だけのことを考えられる時間を増やします。
その中で、自分の意思を尊重しましょう。

例えば、NPが高過ぎる人は
何かを選択する際にも他人の目を気にします。

そうではなく、自分がこうしたいからこれを選ぶといった選択をする癖を身に付けていきます。

NPの職業や有名人

看護師や保育士など、人に尽くす仕事が向いています。

このような職業は、慈悲を持って人と接する事が出来ない人は難しい職業です。

人の為に働く事を何よりも喜びを感じる人にとっては、天職と言えます。

有名人の代表は、やはりマザーテレサです。

大きな愛で様々な人を包み込み、心を癒すマザーテレサはNPの特徴的な人といえるでしょ。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。