恋愛心理学

【恋愛心理学】知らない間に好きになってしまう、「吊り橋効果」のヒミツ

生理的な興奮が恋愛感情を引き起こす

恋愛をする中で、「ドキドキ」する感情があなたにもあったかと思います。
例えば、好きな人といるときにドキドキして、心拍数や脈拍が上がりきっている状態が続くなど、いつもとは違う感じです。好きな人と一緒にいるからドキドキする訳ですが、
恋愛心理学に基づいたテクニックの1つとして、好きな人をドキドキするような状況にすることで、好きな人はそのドキドキをあなたに対する恋愛感情だと錯覚することで、恋に落ちるということがあります。

吊り橋効果を狙おう

1947年にカナダの心理学者のダットンとアロンが行った有名な実験の中に、男性被験者に「高さ3mの固定橋」と「高さ70mの吊り橋」のどちらかを渡ってもらい、橋の上でアンケートを行うという実験です。 この実験では、女性がアンケートを答え、男性と連絡先を交換するというもので、女性は男性に連絡先を渡します。

後日連絡先を渡す男性は「高さ70mの吊り橋」を渡った人が多かったという結果になりました。揺れない固定橋を渡った男性からは1割程度に対して、70mの揺れる吊り橋を渡った男性はほとんど全員から電話がかかってくるという結果になったという話です。

すなわち不安定な吊り橋を渡るようなドキドキが、その女性に対する恋愛感情だという風に錯覚しているという話です。
しかし、注意する必要があるのは、目の前にいる異性に対して必ずしも恋愛感情を抱く、という話ではなく、緊張してドキドキしているとき、相手がきになる原意になる、というのが適切な解釈でしょう。

この効果を吊り橋効果と言います。別名、「恋の吊り橋理論」とも言います。
心理学上では、錯誤帰属と言い、物事の原因を誤認識してしまうことです。

吊り橋効果がある実際のシーン

吊り橋効果は、ジェットコースターやパニックになるような映画などをイメージすると思いますが、例えば運動部の部活内恋愛が身近な例として挙げることができます。運動をすると、みなさんドキドキするかと思います。運動により、心拍数が上昇している時は、実は一緒にドキドキしているような異性と恋愛関係になることが多いうのは、吊り橋効果と言われています。

「スポーツマジック」という現象の招待も、この吊り橋効果であると言えるでしょう。
特に顔がかっこいいわけでもないし、好きなタイプでもないけど好きになってしまったという方は、この吊り橋効果による影響と考えられるでしょう。

一緒に難しい仕事に取り組んだり、部活動やスポーツに取り組むことで恋愛感情が生まれるような例は多いので、吊り橋効果を狙ってみるのは良いでしょう。

あくまでキッカケに過ぎない

吊り橋理論では、自分が恋愛感情を抱いているという錯覚を起こすという風に表現しました。吊り橋効果の理論は、あくまで「恋愛感情のきっかけをつくる」ことに過ぎないのです。恋愛感情は育てていくものですので、まずは興味を持ってもらうことが大切、という意味で吊り橋理論は効果的と言えるでしょう。
しかし、そのあとの恋愛感情の発展は、あなた次第と言えるでしょう!

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。