恋愛心理学

【恋愛心理学】似ている人には好意的になる、共通点の法則

似ている人が惹かれ合う理由

あなたは、人と仲良くなる時、どういうきっかけで仲良くなりますか?
一般的に人が人と仲良くなるためには、2パターンあると言われています。心理学用語でいうと、「類似性」と「相補性」という2つの性質・パターンのことです。

類似性とは、お互いに似ているところを持っているという意味合いです。
相補性とは、お互いに正反対の性質を持っているという意味合いになります。

出会って間もない間は、共通点を探す

出会って間もない期間は、人と人が仲良くなる2つの性質の中でも「類似性」がポイントと言われています。つまり、相手と自分の似ている点や近い環境、好きな食べ物でも共通の趣味でも、出身地でも使っている銀行口座でもいいので、共通点を探すことが大切でしょう。

一方で、類似性を見出せないダメなパターンとすれば、自分の好きなものを只々主張するだけであったり、相手のことを知ろうとしない・自分のことを知らせようとしない場合には、相手との類似性を見出せないために距離を近づけるのに苦戦するでしょう。

類似性を見いだすことができれば、親近感や愛情を感じることができるので「相性がいい」と認識することもできるようになるでしょう。食生活が異なる夫婦関係は冷え切るとよく言いますが、この類似性の重さを感じる一例と言えるでしょう。

関係を深めれば深めるほど、大切になる相補性

出会って、時間が経ちどんどん時間が経っていくと、次に有効になってくるのが「相補性」となります。
自分に持っていないものが魅力的に感じる、みたいな言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。
相補性はまさに、その性質で、自分の欠点を補ってくれるような相手を魅力的に思うという解釈になります。

マッチング仮説を利用する

マッチング仮説とは、自分が恋愛パートナーに選ぶ相手は、身体的な魅力が似ている人を選ぶ傾向にあるような仮説です。「自分に釣り合っている」という言葉があるように、容姿に限らず、自己評価が似ているような相手を選ぶという傾向です。年配で結婚される方や、クラスの美男美女カップルがイメージです。

マッチング仮説は、ポジティブな人はポジティブな人と付き合うという意味合いをもってますので、もしあなたがポジティブな人と付き合いたい・結婚したいと思う場合には、あなた自身がポジティブである必要があるという訳です。

「見知らぬ他者」の実験

アメリカの社会心理学者バーン氏が大学生を対象に「見知らぬ他者」と呼ばれる実験を行いました。
その実験はまず、複数の社会現象に対して賛成・反対のアンケートを取り、6段階で評価してもらいます。その後、他人のアンケート結果を見せ合い、その後互いに人物を評価し、似たパターン違うパターンなどをまとめた、という実験です。

この実験から、類似度が高ければ高いほど、すなわち自分に近ければ近いほど、人物を高評価する傾向があったという結果を得ることができました。

すなわち、人は自分と似ている人を高く評価する、ということがわかる訳です。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。