恋愛心理学

【恋愛心理学】尽くすと恋に落ちる?!「認知的不協和理論」を利用する

ビジネスでも、恋愛でも、友達関係でも、ちょっとしたことなのにやたら人に頼るような人っていますよね。可愛がられ上手みたいな感じで、周りの人にも気に入られてることが多いと思います。
今回はそんな、可愛がられ上手のトリックを紹介します。

このトリックを使うことで、あなたと好きな人の距離を近づけるのみに限らず、取引先の人や学校の先生などと距離を近づけることで、あなたの立場が今よりも、より優位になるでしょう。

思わず恋愛感情を持ってしまう、認知的不協和って?

人間の心理は不思議なもので、自分が認識していないのにも関わらず、好きになってしまうといった現象は実際にあります。以前に紹介したような吊り橋効果もそうですが、今回紹介する「認知的不協和理論」も同じように、相手が意図せずに好意を持つような現象です。

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さて、今回紹介する相手が気づかなぬうちに恋愛感情を持ってしまうようなモテテク、心理学用語でいう「認知的不協和理論」ですが、あなたの気持ちと行動が矛盾するとき、気持ちは行動を補正するように働くようになる心理効果です。つまり、あなたの心は、行動に反する気持ちを持つことができず、矛盾が起こってしまった時に、心はあなたの行動に対してつじつま合わせをします。

浮気をしてしまった彼も、遅刻をしてしまった会社員も、初めは罪悪感があるかもしれないですが、どんどん慣れていきますよね。これも認知的不協和が起こってると言えます。

恋愛に使う認知的不協和理論、ちょっとしたワガママの法則

さて、認知的不協和についての説明は終わりましたが、具体的にどういう使い方をするかについてです。結論から言えば、ちょっとしたワガママ・頼みごとを相手にするように働きかけることで、認知的不協和を利用することができるでしょう。

相手が嫌がらない程度に、ワガママ、頼みごとをするのがポイントです。面倒なことだけに、そもそも、断られてしまえば認知的不協和にならないことを考えて、少し面倒だけど断られないようなちょっとしたワガママをお願いしてみるのです。

そうすることで、「面倒くさいことをやっている自分」という相手は心の埋め合わせをするために「相手のことが好きだからめんどくさいことだけどやっている」という風に変化していきます。無意識的に相手のことが好きになっていくわけです。

そういう理由から、なんでも自分でやってしまうことは逆効果だということです。パワーがあって、世話焼きな人が少し恋愛には不器用そうなのもちょっとわかってしまいますよね。
したがって、ちょっとしたワガママを時々お願いすることで距離を近づけると良いでしょう。
(ちゃんとワガママを受けてくれたら、人間として、お礼や感謝の気持ちはちゃんと伝えましょう。)

認知的不協和が恋愛で起こるシーン

なんとなくデートを続ける

デートにありつけた場合には、たとえ初めに好意を持っていなかったとしても、デートを続けるうちに自然と好きになっていきます。初めは特に深い意味がなくても、認知的不協和の効果で、あなたのことを好きになるように心理機能が働きます。「なんとなくデートしている」から「好きだからデートしている」に変化します。

冗談で「別れ」を連発してしまう

相手の気持ちを引くために、「別れよう」のように極端な言葉を使ってしまうこともあると思います。
そういった行動はどんどん、相手に「自分のこと好きじゃないのかな」という不安に変えていくことで、実際に別れるように働いていきます。認知的不協和は、行動・発言が次第にあなたの気持ちに変わっていくことを意味していますので、普段から思ってもいないことは発言しないようにした方が良いでしょう。

「頼みごとをされると、人は好意を持つのか?」の実験

心理学者のジェッカーとランディは、「人に頼みごとをされると、その人のことを好きになってしまうのか?」という疑問を調べるために、心理実験を行いました。その名の通り、ジェッカーとランディの実験と言われています。

このジェッカーとランディの実験では、大学で被験者を集め、問題を出し、回答が正解のたびに報酬を出すというような実験です。実際、正解は実験者によりコントロールされており、大学生は60セントか3ドルもらえるという仕組みです。したがって、被験者は自動的に3ドルか60セントをもらうことができます。

この先で、3つのパターンの行動を起こします。
(1)実験者が「お金を返して欲しい」と”直接”、頼む。
(2)実験者ではない人が、「お金を返して欲しい」と頼む
(3)何も言わず、渡したままにする。

その後、実験に参加した大学生は、実験者に対する好感度をたずねられます。
最も好感度が高かったのは(1)のように頼まれた大学生だったのです。
そして、60セントと3ドルの場合で3ドル受け取っていた大学生の方が、好感度を持っていたということがわかりました。

したがって、この実験結果でわかるのは「相手に頼みごとをされた負担が大きければ大きいほど、好意を抱きやすくなる」ということです。