MBTI

MBTIとストレングスファインダーの違いとは?

MBTIとストレングスファインダーについて

日本ではあまり主流ではないMBTIですが、アメリカでは自分のMBTIについて多くの人が知っており、MBTIのような性格診断テストはロシアでも取り入れられています。
一方で、日本ではストレングスファインダーとよばれる、性格診断テストを受けている人が多くなってきています。

どちらも目的としては、自己分析や他者理解に使うフレームワークとして使用します。
ケースバイケースで使いどろこはことなってくるでしょう。
今回はそれらの比較を行なっていきます。

MBTIは類型論

MBTI性格診断テストをやったことがない方は16personalitiesより実施してみてください。
MBTI性格診断テストは、カールユング氏が対極的な二つの心理機能(どのように情報を収集し、どのように情報を処理するか)のうち、どちらをよく使っているか/得意かというのを分割したテストであり、得点の高さというより、どちらに寄っている傾向があるかどうか、という形式で分類しています。

結果として、基本的には16タイプの性格に分類されますが、MBTIの派閥によっては12タイプや32タイプと複数タイプわけされることもあります。当ブログでは、16タイプとして扱っています。

このように、どちらの傾向に寄っているかというように性格を分析する方法を、分類論といいます。
キャラクター性格分析などでは、こちらの手法を使うことが主流です。

ストレングスファインダーは特性論

ストレングスファインダーはMBTIと比較して、その人固有の特性を抽出するような形式で表される性格診断テストです。この特性は優れているけれど、この特性は苦手だ、といったように加点減点方式で優劣が付けられるのが特徴です。

このように、どの性格が優れているか、劣っているかというように性格を分析する方法を、特性論といいます。
MBTIとストレングスファインダーは似ているようで全く異なる解析方法を使っている、ということになります。
その人の個性を表してくれる診断テストは主に特性論に基づいて作成されているでしょう。

MBTIの使いどころ

MBTIは、類型論で具体的に自己理解を進めることは特性論と比較するとやや劣るかもしれません。
しかし、その問題に賛成か反対か、人の気持ちを考えるか真理を重要視するかといった、対立的な問題に対しては十分に有用です。

また複雑すぎず、適度に精確であるため、他者理解を考えるときにものすごく扱いやすいというのは言えるでしょう。主に、チームや周りの人のことを理解したり、理解してもらうためには類型論を使うことが有効と言えるでしょう。ざっくりとした職業適性の判断までも幅広くできる点がかなり良いでしょう。

MBTIが利用できるシーン

  • 他人の性格や判断基準を知りたい時
  • ざっくりと人間の心の仕組みを理解したい時
  • 自分の性格傾向を理解したい時

 

ストレングスファインダーの使いどころ

ストレングスファインダーは、特性論なので、自分の強みと弱みをはっきりさせることができるので、ざっくりと自分の課題を解決していくときに明確化したいときには有効でしょう。

あとは、自分の強みを自分では認識できないときや、自信がない場合にも有効にできるでしょう。
そして、自分の強みを生かすことで、社会にどういう価値を提供できるか考える際にも使えると思います。ストレングスファインダーは人の「個性」や「特性」に重きを置いて作っているために、他者に理解してもらったり、説明するには少し助長なところがあるでしょう。

また、類型論と異なり、職業のような枠組みに当てはめるのは少し難しいかもしれません。

ストレングスファインダーが利用できるシーン

  • 自分の強みを理解することで、自信をつけたい
  • チームで活躍する自分の個性を認識したい
  • 自分の弱みを明確に認識したい

 

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。