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ISTPは実践的な方法で問題を解決する情熱にいつも駆り立てられています。機械を分解して前よりも良い状態にして戻すことが大好きです。高い運動神経とクールな実用主義で知られるISTPは、世界を動かすツールを設計し、最適化します。
多くのISTPは、実践的な革新者、熟練したアスリート、そして冒険的なスリルを求めています。たとえば、マイケル・ジョーダンはISTPであると考えられています。しかし、他の性格タイプと同様に、ISTPにも限界があります。これは、ISTPパーソナリティタイプのほとんどの人が嫌いな9つのことです。
ISTPが嫌いなもの/状況
1.状況が変わらないとき
ISTPは今この瞬間を生きています。現在よりも、過去を顧みる、未来を計画する、または単に空想するタイプとは異なり、ISTPは自分たちの今の環境と自分の身体を強く意識しています。ですから、ISTPは新しい経験が大好きなのです。そして、人生を積極的に楽しもうとします。例えば、それは、スカイダイビングや美味しい食事、豪華なホテルでの宿泊などです。ISTPは常に新しいことややりがいのあることを探しているので、日常的な作業を何度も繰り返すことを強いられる状況は耐え難いのです。物事が変化しない状態はISTPは絶対に嫌いです。
2.理論や概念だけに焦点を当てること
直観なタイプであるINTPは大きなアイデアを細かく分析して哲学的な問いを探求するために生きています。しかし、ISTPにとって、人生は見て、聞いて、触れて、そして自らの感覚で経験することが全てです。これはISTPが深く細かく哲学的に考えないことが出来ない訳ではないのです。実際、多くのISTPには鋭い感覚だけでなく鋭い精神も兼ね備えていますが、ISTPは今この瞬間が重要なのです。そして、楽しみたいのです。
しかし、残念なことに、学校では、体験よりも理論や概念に焦点を当てます。それが多くのISTPが学校を嫌がる理由です。ISTPは理論を自分で試すことができないとき嫌になってしまうのです。
3.感情に対処すること
ISTPは思考タイプなので、感情対処しなければならないときには不快になる傾向があります。確かに、ISTPは、友人や愛する人に感情面で助けを求めたりはしません。さらに、自分の感情は他人と共有しないので、身近な人であっても感情を隠そうとします。しかし、ISTPが感情的な問題に対処することができないというわけではありません。それどころか、年をとるにつれて、多くのISTPは感情的な知性を発達させます。しかし、ISTP感情的なプレッシャーを受けたり、あまりにも緊張を強いられるような劇的な状況に対処することを余儀なくされた場合、それを嫌うでしょう。
4.厳しい締め切りや厳格な規則
ISTP何よりも自由と自律性を大切にしています。ISTPは、他の人から判断されたり、強制されることなく、人生の方向性を自分で変えたいと思っています。ですから、ISTPの理想は、厳しいスケジュールや締め切り、煩わしい義務のないライフスタイルです。そんなISTPにとって、自由を奪われることは耐え難いに苦痛に感じます。ISTPは厳格な規則や厳しい納期、過度な期待を強要されることを嫌います。
5.一人の充分な時間が取れないこと
ISTPは行動は素早く、態度も自信に満ち溢れて見えますが、内向的なタイプなので一人の充分な十分な時間を必要としています。最新のプロジェクトやワークショップに参加したり、ジムで身体を動かすことに集中します。ISTPは、感覚を刺激しされて、自分が再活性化されていると感じるでしょう。他の内向タイプのように十分な一人の時間がなければ、ISTPは戸惑い、疲弊し、そしてとても不幸な気持ちになるでしょう。
6.高度に組織化されたコミュニティ
ISTPは静かな反逆者です。高度に組織化された環境で明白な階層内で作業するのが最も安全だと感じるISTJとは異なり、ISTPは企業文化や高度に構造化されたコミュニティに対して悩む可能性があります。それらをISTPは、不必要だと考えます。もちろん、ISTPは、世界が混乱に陥らないようにするために、ある程度の構造が必要であることを理解しています。しかし、余りにも多過ぎる仕事や組織化された人間関係が負担に感じると嫌になってしまうでしょう。
7.じっとしていること
ISTPを苛立たせたいのならば、満員の飛行機座席や、教師が何度も何度も同じ話ばかりする教室でじっと大人しく何時間も座っているように命令すれば良いでしょう。ISTPは退屈で身動きが取れない状態には耐えられません。
8.他人の判断が遅すぎるとき
他の多くの内向的なタイプは、考え過ぎて苦労しますが、それはISTPにはめったに当てはまりません。多くのISTPは、貴重な時間を無駄な考えに費やすのは勿体ないと思っています。そのお陰で、ISTPは素早い行動力が多くの危機を救うのです。ISTPは、移動や行動、そして決断が遅い人々に対処しなければならないことが嫌いです。
9.おしゃべりや他人との付き合い
一般的に、ISTPは明るくて気さくな人ですが、パーティで最も人気のある人になることは決してないでしょう。なぜなら、ISTPはただその場に静かに佇んでいるだけだからです。または、卓球やビリヤードの技術を披露します。ISTPは、雑談や噂話よりも、身体を動かす方が快適です。もちろん、ISTPは他のタイプと同様にパーティでの会話を学ぶでしょう。そして、人生の後半では、強い社会的スキルを身につけます。しかし、ISTPはおそらくディナーパーティーやイベントを心から楽しいとは思わないし、参加を強制されることを嫌います。
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