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もくじ
ISTPの人間関係
ISTPは、会話やコミュニケーションよりも先に行動を取る積極的な職人です。ISTPはすぐに行動に移すことを大切な価値観として持っている為に、モタモタしている人に対して厳しく、せっかちな人と感じることがあるでしょう。ISTPは注意力が高く、物事の状況を詳細まで把握し、論理的かつ合理的に情報を分析することができます。
通常は柔軟性を持っており、余裕があるISTPですので、基本的にはあらゆる状況に柔軟に対応することができ、周りに対して非効率を感じていたり、生産性がないことを感じてしまう際には素早く判断をすることができるでしょう。
恋人や友達としてのISTP
恋人や友達としてのISTPは人間関係に対し、独立的であり落ち着いていることでしょう。ISTPは掃除洗濯や料理など、手先の器用さが特徴的で、家庭の中でそのセンスを見せることがあるでしょう。また、問題が発生した場合、あるいは発生する前に迅速に対応することでその特徴を生かすことでしょう。
ISTPは冒険心が強く、外でのアクティビティを好んだり、五感を使って楽しむことが好きですが、感情がまつわるような問題は得意ではないでしょう。問題解決することは得意で、その実用的な合理性や論理的思考は魅力的ですが、複雑な個人的な問題にまつわる場合にはISTPは困惑することが多いでしょう。
ISTPは自身の情報に対しては秘密主義である傾向がありますが、これはISTP自体が感情的な経験の中で生きているわけではなく「今」そしてこれからの行動に目が向いていることからです。ISTPは自分自身の性格を分析していることも多く、雑談や会話は実は苦手です。しかし、会社や社会の中ではコミュニケーション能力が高く見えることも多いと言われています。
ISTPは目に見える形で愛情表現する可能性が高いです。恋人や友達の人は、ISTPに対してISTPの魅力について認めてあげ、そしてISTPの行動を制限しないように自由を約束することで距離を近づけることができるでしょう。
両親としてのISTP
両親としてのISTPは、感情的というよりも、物理的なスキルや課題を通して子供と接触する機会が多いと言えるでしょう。そして、子供とキャンプへ出かけたり、プールへ出かけたりなど、一緒に活動を楽しむことで子供との距離を近づけることができます。
ISTPは、会話や触れ合い・思いやりなどの中で愛情表現することは苦手なので、何かを作ったり行動することで家族に対して、子供に対して愛を伝えることでしょう。
ISTPは基本的には余裕を持っており、器用ですが、感情が伝わってこないところから子供からの信頼性が低い場合があるでしょう。
ISTPと他のタイプの相性
ISTPと相性のいいタイプ
ISTPと最も相性の良いタイプはESTP、ISTP、ENFJ、INFJの4タイプになります。
これらのタイプは情報の受け取り方が異なっている可能性や状況判断が異なっている可能性はあれど、その人の根本的価値観や持っている哲学が近いことから、最終的に相性が良いなと感じる可能性が最も高いタイプと言えるでしょう。
例えば、ESTPとINFJは対極的で全く異なるように見えますが、実際に意識することのできる心理機能は同じであることから、一定の距離を越えることができれば、かなり親密に付き合いをすることができるでしょう。
ISTPと場合による関係のタイプ
ISTPとの相性で、場合によるタイプはESTP、ISTP、ENTJ、INTJの4タイプになります。
これらの4タイプは、世界に対する価値観が少しだけずれている可能性が高いタイプになります。共通する部分も多々ある為、比較的仲良くできる可能性は高いものの、異なる部分をどう捉えるかがポイントになってくるでしょう。価値観が近い分、お互いの違った価値観を魅力として受け取ることができる可能性は高いです。
お互いの違いを魅力として受け取ることができれば、一気に距離を近づけることができますが、対立する可能性も少なからず残しています。
ISTPと補完関係
ISTPと補完関係になるタイプは、INTP、ENTP、ESFJ、ISFJの4タイプになるでしょう。
これらの4タイプはそれぞれ、価値観こそ異なる部分が多いです。しかし、自分の捉え方・自分の見え方など似ている認知などが共通している可能性が高いです。
そのため全く価値観は異なるかもしれませんが、相手の痛みを少しばかり理解することが出来る可能性があるでしょう。補完関係のタイプは決断する面では対極的で対立する可能性は高いですが、その分学びを得る可能性を秘めている関係とも言えるでしょう。
ISTPと対立的な関係
ISTPと対立的な関係になるタイプはENFP、INFP、ESTJ、ISTJの4タイプになります。
これらの4タイプは、物事を考えるときにほぼ対極的な立場を取る可能性が高く、相手が根本的に何を考えているのか掴みづらい関係値になるでしょう。他者を理解する上で避けては通れないのがこれらの4タイプです。
その分、自身の苦手な価値観をしっかりと使ってくるタイプですので、意識して学ぶことで最も学びの多いタイプと言えるでしょう。
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