MBTI

INFJの性格を理解するために

INFJは人間関係において調和を求める、とても静かで、それでいてサポーター気質の人々です。彼らは、他者の才能や能力を最大限に引き出したいと願い、その為に行動を起こすパーソナリティであり、同時に感情の変化にとても敏感な側面を持っています。

INFJは、不思議キャラだが冷静に人間関係を観察している

彼らは人間関係をよく観察し、各人のポテンシャルを解放するための長期的なプランを検討します。それが結果的に”皆”の役に立つだろうと、INFJは信じているからです。

しかしその一方で彼らには完璧主義のきらいがあり、INFJ自身が「準備万端だ」と思えるようになるまでは、そのプランやアイディアを他者と共有することをしません。アイディアが完成するまでの期間、INFJはあくまでアイディアを自分の中にのみ留めておくことを好みます。

稀少で、複雑な心理に苦悩することも多いINFJ

そんなINFJは内省的な人々であり、煩雑な思考を処理するために、ひとりで考える時間を多く必要としています。そして彼らは一対一での相互作用を好み、本当に信頼している人々にのみ、本音と意見を共有するでしょう。

それからINFJは、言葉による多彩な表現の実験をすることを好みます。象徴主義的表現や比喩、例え話や多言語を交えての表現など、新しい表現方法を考え、使用することが彼らの特技です。

INFJとコミュニケーションを交わすとき

あなたがINFJと言葉を交わす機会があったとき。以下のことを心がけてみましょう。

INFJと接する時は、誠実な態度で

INFJは、場面が仕事であろうとプライベートであろうと、人間関係がとても穏やかで良好な状態であることを重んじます。そして可能な限り、より多くの人々と親しくなりたいし、より多くの人々を信頼できるようになりたいと彼らは考えています。

ですのでINFJと良好な関係を築くために時間を費やすことは、あなたにとってもINFJにとっても、良いことであるといえるでしょう。

そしてあなたがINFJに助力を願うとき。INFJに日ごろの感謝を伝え、誠実な態度を忘れないようにしましょう。そしてINFJが願い出を受け入れてくれたときには、彼らに感謝し、彼らにリスペクトの意を示すためにも、彼らの言葉を聞き洩らさぬよう注意深く耳を傾けるようにしましょう。

INFJに「理解されない」と思わせないこと、

INFJは、自分たちがしている仕事に対して「個人的な信念」を隠し持っています。その信念とは、大まかに言うと「自身が常に人道を往く者であること」と「それにより世界をより良い場所にする」という二つです。

そのため、INFJの長所を真に引き出すためにはまず、彼らにとって世界が「救う価値のあるもの」でなければなりませんし、その世界にいる”あなた”もまた「救う価値があると思わせてくれる存在」でなければなりません。

ですので、くれぐれもINFJの反感を買うような真似は避けましょう。でなければ必要な時に、彼らはあなたに力を貸してくれなくなるでしょう。

そしてINFJと共に仕事をするときには、INFJが目の前の仕事に対し何を思い、そしてそれに対し彼らは何を考えているのかを尋ねてみるといいでしょう。また、INFJの信念を業務にも柔軟に取り入れ、活かすことが出来れば、彼らはきっとあなたに素晴らしいものをもたらしてくれるでしょう。

INFJには思考を整理する余裕を与える

INFJが新しい情報やデータを入手し、それらを検討するとき。彼らにはできるだけ長い時間が必要です。あなたがINFJと最新の情報や新たな議論のテーマを共有するときにも、すぐにINFJへ返答を求めないでください。

あなたがINFJに対して何らかの情報を提供した後には、彼らにひとりで考える時間を少し与えるようにしてください。もし場所が会議の場であるならば、INFJには考える猶予を与え、まず他の人物に意見を仰ぐなどの対策を講じましょう。

もし変更の場合には、早い段階でINFJに知らせる

INFJは秩序があり規律がある組織の一員であることを好むパーソナリティであり、そのため直前での変更や土壇場でのキャンセルなどを嫌いますし、そういったものをストレスだと感じるでしょう。

そのため、もし計画の変更を行う予定がある場合は、INFJにはなるべく早い段階で通知するようにしましょう。上述のように、INFJには情報を検討し、どう反応すべきかを考えるための十分な時間を与える必要があります。

INFJと衝突が起こってしまったとき

人間関係にはどうしても、意見や立場の衝突がつきまとうものです。

それでは、INFJとの衝突を引き起こす可能性があるポイントと、それを回避するための方法を見ていきましょう。

INFJを「無能」な人々と一緒の環境に置かない

INFJは複雑な状況や概念をすばやく理解する、洞察に富んだパーソナリティです。そのため手際も良く、簡単な業務なら素早く終わらせることでしょう。

しかしそんな彼らが、とても手際の悪い人々や、明らかにその職種に向いていないと思われる人物らと同じ環境で働いている時。INFJはそのお人好しともいえる気質もあって、他者のフォローに追われることになるでしょう。そうして次第にINFJの業務にも支障がきたされ始めると、INFJは苛立ちを募らせていき、それが衝突の原因になるかもしれません。

偶にそういった人物たちと働く程度であったり、そういった人物が一人だけである場合は、特に支障はないでしょう。しかし毎日、そういった人物が数人いる環境で彼らと共に働かなければいけない場合、INFJは限界に達してしまいます。

人間関係がこじれる展開を防ぐためにも、職場内のバランスをうまく調整する必要があります。

あまりにも多くの理解に苦しむ情報をINFJに与えない

INFJは詳細情報を都度確認するよりも、全体に関する大雑把な情報を一度に受け取ることを好み、それを単独で処理していくことが得意です。

そのため次から次へと絶え間なく、細かい情報を与えられるような時があると、INFJからは情報を処理する時間が奪われ、未処理の情報がINFJの中に溜まってパンクし、それにより彼らは苛立ちを募らせます。また、それが原因で衝突が発生する可能性もあります。

あなたが彼らに情報を伝達するときは、その情報の全体像を伝えるか、もしくは簡潔に全容をまとめて伝えるようにしましょう。

批判や一方的な断定の言葉は避ける

INFJは励ましやお礼の言葉をモチベーションとします。それと同様にINFJは会話の際に、慎重に言葉を選びます。彼らは他者に誤解を与えないために、批判的な言葉や、一方的に断定するような無責任な言葉を避けるよう心がけているのです。

なのであなたがINFJと討論したり話し合ったりしている時も、彼らと同様に言葉を選ぶ努力をし、可能な限り前向きで批判めいていない言葉を使い、推論や反論を組み立てることを学びましょう。

また反論を述べる際には、相手の意見を蔑ろにしないことも重要です。

INFJのコミュニケーションの成長

もしあなたがINFJである場合、下記のものを成長のために必要な道として考え、改善していくよう心掛けていきましょう。

他者を信じ、任せるすることを覚える

あなたは、手の届く範囲にある全てをついつい負ってしまう傾向があります。それは自分自身が果たすべき責任であり、あなたの周囲の人々が追うべき仕事であり、責任のことです。

もしかするとあなたは、こう思っているのかもしれません。誰かに仕事を託した結果、怠けられたり失敗されたら堪ったものではない。ならば自分がやってしまったほうが正確に、そして早くに終わらすことが出来る……と。

けれども、あなたはあなた自身の仕事を果たすべきであり、同時に他者の仕事はその人自身がやるべきなのです。他者から、その人がやるべき仕事を奪ってはいけません。

他者を信頼し、仕事を任せることを覚えましょう。そしてあなたは周りの人々の分まで責任を負うことを避けるようにしましょう。それから、自分が手伝えることとそうでないことの、明確な線引きを設定するべきです。

意見を他者と共有する

あなたはどちらかといえば内向的であり、自身の意見を内に秘めてしまう傾向があります。それはあなたの意見が一切他者に伝わっていないことを意味します。

あなたの中で、その意見は十分に考え抜かれ、完成していることでしょう。しかしいざあなたがその意見を発表した時、他者は藪から棒に飛び出てきたあなたの発言に驚き、もしかするとあなたの意見を受け入れてくれないかもしれません。

そのような残念な事態を防ぐためにも。アイディアは未完成の段階、それもなるべく早いうちから、他者と共有しておく努力をしましょう。そしてあなたの頭の中だけでなく、周囲の人々と共にアイディアを錬成していきましょう。より多くの人々がアイディアを完成させるプロセスに加われば、より多くの人々からスムーズに合意を取り付けることができ、物事を素早く進められるようになるはずです。

相手を納得させるには具体的な証拠やデータの提供を

多くの人は誰かが下した結論や決断に対し、理由となった具体的な証拠や情報のソースなどを求めます。それはごく普通の反応であり、相手を納得させるためにはどうしても必要となる材料であることを理解しましょう。

しかしあなたにとって、それは面倒なことのように思えるのかもしれません。というのもあなたは、具体的な情報などを理由に納得するのではなく、結論が説く大きなビジョンに共感できるか否かで判断するタイプであるからです。ですが多くの人々は大きなビジョンよりも、確たる証拠や情報の正確さを重視します。

そのため、何らかの結論や決断を出す際には可能な限り、根拠となった材料の詳細を開示するようにしましょう。それは面倒なことのようにも思えるかもしれませんが、相手を納得させるための最短ルートなのです。

INFJは批判を素直に受け入れることが大切

あなたは他者に励ましの言葉を贈ることを得意としています。ですがその一方で、修正や是正を求める指摘を相手に投げかけることをひどく苦手としています。それはあなたが、人間関係に亀裂が走りかねないリスクを冒したがらない性格だからです。

慎むべき言葉を知っているというのは評価できる点ですが、その一方で慎み過ぎはあなた自身のためにも、そして相手のためにもなりません。

時に、修正や是正を求める指摘は必要とされ、避けて通ることは出来ないことを知りましょう。と同時に、あなたが感じていることを内に秘め続けることは、相手の成長を阻害することと同意義です。もし違和感を覚える点があるのであれば、それは躊躇わず積極的に伝えていくべきでしょう。

また同時にあなた自身も、他者から与えられるそのような指摘を、穿った見方をせずに素直に受け止め、受け入れることを学ぶ必要があります。他者があなたにそういった指摘を与えるとき、相手はあなたを否定しているのではありません。相手はあなたに、成長するための気づきを与えてくれているのです。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。