エニアグラム

Amazonで見つけたエニアグラム本のオススメTOP5

16タイプ性格診断とは?

ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか?


診断テストはこちらから無料で診断できます(約5~10分)

エニアグラムという性格診断を知っていますか?エニアグラムとは、人の性格傾向を9種類に分類する性格診断テストです。語源となっている「エニア」とはギリシャ語の9という意味で、直訳すると9つの点を持った図という意味になります。

その名の通り、エニアグラムは9つの点をつなぎ合わせる性格論です。

エニアグラムを試してみたい、という人の為に当メディアでもオススメの書籍を5つほど紹介したいと思います。

第1位 エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)

この本は、海外でも評価されているエニアグラム本を翻訳した内容となっています。基礎編と謳っていますが、一部の本とは異なり、甘緩くはありません。海外で出版されている基礎本の二倍の容量があり、基礎本・入門本としては、お腹がいっぱいになる内容で、非の付け所もほとんどないでしょう。この本を読んで、エニアグラムをもっと深く知りたくなった人は、以下の洋書や、2位の本(以下参照)を読んでみると良いでしょう。

エニアグラムに限らずですが、性格診断を理解する中で、自己分析に限らず今まで出会った多くの人がどのようなタイプに属していて、どのような傾向にあるのかも理解できるようになるでしょう。エニアグラムを学んでいく中で、最も大きなメリットの一つは、相手の性格を理解する事で、相手を認める事ができるようになる点です。

第2位 エニアグラム【実践編】 人生を変える9つのタイプ活用法

1位に紹介した本の待望の続編です。この第2位の本では、エニアグラムの基本的な理論というよりも実生活において応用することに焦点を置いています。エニアグラムやMBTIなど性格心理の知識は国内のインターネットにあまり出回ってない印象もありますので、このような応用編の本を読むと、ちょっぴりお得かもしれません。

価格も2000円と、高度な専門知識が詰め込まれているにも関わらず優しい価格であることから、第2位に選出させていただきました。(やはり基礎の方が汎用的であることを考慮していますが、情報の価値という意味で言えば1位にしてもいいくらいです)

第3位 エニアグラムで分かる 9つの性格

こちらを第3位に選出させていただきました。1位・2位と3位の間には少し壁がありますが、わかりやすく納得感があるという意味では、こちらも比較的入門本としては良いかもしれません。

最も魅力的なのは1000円かからず、エニアグラムの本が読めてしまうという点と、日常生活にどう生かせるかを意図した書き方をされているなといった印象を受けました。それぞれのタイプを解説しているだけではなく、ストレスの感じ方や、どのように成長すると理想的かなど、わかりやすく書かれています。とにかくコスパが良いという面で3位に選出させていただきました。

第4位 人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書

エニアグラムとは書かれていませんが、内容はしっかりエニアグラムです。
この本は主に、子供の教育に焦点を当ててエニアグラムを応用している実践例の本になりますが、入門本としてもオススメできるでしょう。何より、教育を焦点に語られているので、イメージしやすいかと思います。

心理学で有名な坪田先生の著書であるために、科学的な本質を付いている本とも言えるでしょう。内容自体、納得感のあるもので買って損はしないと思いましたが、とはいえ「エニアグラム」というポイントで見ると、少し実践によりすぎているという面で4位が妥当かなという判断です。とは言えオススメです。

第5位 究極のエニアグラム性格学―人の性格って、おもしろい

第5位に見事ランクインしたのは、究極のエニアグラム性格学です。エニアグラムの本の多くに筆者の主観が混じり込んでいて参考にならないものも多いですが、この本は比較的まともな印象を受けました。

この本を選出した理由は、著書の竜頭さんの視点がなかなか興味深かった点、本質を見抜かれる方であることから、選出すべき1冊だということで選出しました。性格診断においての定義や仮説を曖昧にしたまま、学ばれている方も多い中、この本はしっかりとした性格心理学の本質を突いて書かれています。

入門書や概要書という意味合いでは、1位3位の本には及びませんが、良書であることは間違いなしです。入門書・概要書を読んだ後に、読んでみると面白く感じるかもしれません。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

日本では血液型占いが性格診断の中で最も主流で、エニアグラムやMBTIなど性格診断に関する情報はインターネットにあまり流れていない背景があります。そのため、書籍を買って読んでみるというのも手だということで、今回はエニアグラムについての本を紹介してみました。あなたも、一読してみてはいかがでしょうか。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

③新版エニアグラム【基礎編】


9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。