エニアグラム

【エニアグラム】9つのタイプ別、怒りの処理方法

16タイプ性格診断とは?

ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか?


診断テストはこちらから無料で診断できます(約5~10分)

エニアグラムのタイプによって、怒りの処理にはさまざまな違いがあります。ここでは各タイプの怒りの処理をする上で大切なポイントを紹介していきます。

エニアグラム診断とは

今回紹介するエニアグラム性格診断は、あなたの性格を主に9種類に分類するテストで、トライタイプといった考え方を導入すると全部で27タイプまで分類することができるようになります。
この9タイプとはそれぞれの特性や個性を持ったタイプになります。それぞれのタイプを知ることでお互いの理解を深めることができ、また恋愛や仕事などの自己理解を深めることができるでしょう。

このようなエニアグラムはエニアグラム性格診断の診断サイトなどで、無料で診断することができます。

タイプ1の怒りの処理方法

自分の役割をしっかりと果たせていない人がいればタイプ1はとても怒ります。
タイプ1はこのことに対して怒らないということは非常に難しいです。タイプ1は不正や非効率な行動、無責任な選択、突然の変更などにはとても敏感な傾向にあります。
このような行動を見つけてもすぐに怒るのはやめておきましょう。計画を完璧にするために、さまざまな修正をしたり、念入りに計画を立てたりして時間をかけてください。そうすることで相手も計画しっかりと立てることができます。
タイプ1は、誰でも自分の役割を確実に行うことができれば、幸せな世界を手に入れることができるという感覚を持っています。

タイプ2の怒りの処理方法

タイプ2が最も怒るのは、奉仕を行なうために何かを犠牲にした人たちに感謝をしないときです。このような人たちを見つけた場合には怒りを抑えることができません。
タイプ2は、間違った判断をする人や無視をする人などにとても敏感な傾向にあります。
また、サポートをした人のこと認めなかったりすると怒ります。
タイプ2は怒りがこみ上げきたときに躊躇する傾向にあります。怒りがこみ上げたときには怒っても大丈夫です。怒ることはだめなことではなく必要なことで許されることなのです。
怒っているということは他人を助けようとしているケースが多いです。怒ると言うのは相手のためになるのです。周りからは怒ることを理解はされないかも知れませんが相手のことを考えて怒るのは大丈夫です。もし、怒ることが難しい場合には練習をしてみてください。

タイプ3の怒りの処理方法

タイプ3は忙しい仕事をたくさんしていることを認めないような人にはすごく怒ります。タイプ3にも影響を及ぼす可能性かあるからです。
タイプ3は効率が悪かったり、感情をコントロールできなかったりする人に対して敏感に反応します。
また、目標を達成するために行っていた行動の邪魔をされたときには必ず怒ります。
タイプ3は常に効率良く動くことを意識しています。非効率になれば怒ってしまうのです。
しかし、少し邪魔をされたくらいで成果を出せないということは自分の能力不足なだけです。それで怒るというは恥です。邪魔をされたとしても結果を出せるように自分自身の行動を考えるようにしてください。

タイプ4の怒りの処理方法

タイプ4は周りの人の感情を理解することが得意です。感情を理解できるため、それにより怒ることもよくあります。しかし、相手の感情は本当かどうかは分かりません。しっかりと判断をするようにしましょう。
タイプ4は相手の感情を知り怒るので周りからは気分やだと誤解されることもあるでしょう。

タイプ5の怒りの処理方法

タイプ5は感情よりも情報について気にする傾向にあります。
タイプ5は怒るとき、相手のことを考えるといった気持ちが全くありません。
タイプ5は怒ってもその後周りの人たちとは上手くいきません。
また、タイプ5は神様を信じています。神様を馬鹿にするような人を発見した場合には怒ります。
タイプ5が怒りを感じてしまい、孤独となったときには周りとの考え方の違いを考えるようにしましょう。周りと意見が違うために怒ってしまい、孤独になった可能性が高いです。威圧的な態度を取るのはやめたほうが良いです。
このような態度を取ると周りからは軽視されて全く見てもらえなくなってしまうこともあります。常に優しい心を持つよう弐心がけてください。感情はしっかりとコントロールするようにしましょう。

タイプ6の怒りの処理方法

タイプ6が怒るのは思いやりが全く感じられないような行動をとったときです。これ以上に怒ることはまずありません。
タイプ6は、不誠実な人やいじめ、不正などに敏感な傾向にあります。
また、タイプ6は平和ではないと怒る傾向にあります。他人が誰かを傷つけた場合に最も怒ります。そのような行動を起こした人がいる場合には根源を探すようにしましょう。そうすることで心が癒やされることがあります。神様はいつでも人間を見ています。悪いことをすれば絶対に見つかるのです。ただ怒るのではなく、たまには怒らずに気になることを一緒になって考えるようにしましょう。

タイプ7の怒りの処理方法

タイプ7は他の人が自分よりも良い結果を出したと感じたときに怒ります。
タイプ7は、選択肢が限られていたりする状況や時間、その人がすべきことに関して敏感です。
タイプ7が怒ったときにはゆっくりと深呼吸をするようにしましょう。
タイプ7は制限などにとても敏感です。
しかし、時には制限を解除するような時間を作りましょう。そうしなければ怒りは一向に収まりません。この時間では相手がどのように考えているのか明らかにすることが大切です。

タイプ8の怒りの処理方法

タイプ8は他の人が本来と違うようなことに使われていると感じると怒りを生じます。タイプ8は計画などが上手く行かないときには立ち止まってしまったり、裏切られたと落ち込んでしまったり無力になったりして感情のコントロールが難しくなります。
また、タイプ8は周りが正しいことをしないと怒る傾向にあります。決して罪などは認めることはありません。タイプ8が怒ったときには対抗しようとするのではなく、解決に向けて話をすすめるようにしてください。そうすることで怒りは収まるはずです。
タイプ8は不正行為や無礼な行動に敏感です。

タイプ9の怒りの処理方法

タイプ9は怒ることが非常に少ないです。
実際には怒りを経験したり感じたりすることはめったにないくらいです。もし、タイプ9が怒るとすれば相当のことをしてしまったと思うべきでしょう。
タイプ9は簡単に人に良い評価をつける傾向にありますが、評価をしないときにはとことん悪評を流しますので注意が必要です。無礼な対応は取らないようにしていきましょう。
タイプ9は他人の感情を察することが非常に得意です。そして察した感情は事実で間違いのないことだと思っています。そのため、相手の感情で怒りが爆発することもよくあります。すぐ怒るのではなくなぜそうなったかというきっかけを考えて行動に移していくと周りからの反応も良くなるでしょう。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

③新版エニアグラム【基礎編】


9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。