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何を好むかは人それぞれであり、余暇の趣味は多種多様に存在します。とはいえ、パーソナリティタイプごとに「好む趣味の傾向」があることも事実。
そこで今回は、INTPが愛する21の趣味にスポットライトを当てていきたいと思います。
INTPの趣味および好きなこと
1: ネットサーフィン
INTPは知的好奇心旺盛なパーソナリティであり、知識や面白い議題に飢えています。となれば、巨大な図書館であり且つ巨大なコミュニティでもあるインターネットは、INTPに最適な生存環境です。
膨大な知識が眠る大海に飛び出し、論文を読み漁ったり、掲示板サイトで論争を繰り広げたり、奇妙な個人ブログを覗いてみること。……INTPでない人々には理解しがたいでしょうが、これこそINTPにとっての最高の『娯楽』なのです。
2: 工作
INTPといえば「机上の空論を練りまわすこと」ばかりが好きな印象がある方もいるかもしれません。しかし、それは彼らが持つ一面にすぎないでしょう。
木工にDIY、革細工、裁縫、ガラス細工、編み物、金属加工などなど……INTPは工作に関連した趣味を持っていることがあります。けれども「知的好奇心」が優先であるため、完成した作品は実用性に欠けていたりと、他者がそれを理解できるかは微妙なラインでしょう。
3: パソコンいじり
ネットサーフィンが好きなINTPですから、もれなくパソコンいじりも趣味に入ってきます。
とはいえ、一概に「パソコンいじり」といっても、その趣向は多岐にわたります。3DCGのレンダリング技術開発を好むINTPもいれば、データ分析をするために専用のアプリを作ってしまうことを好むINTPもいますし、PCで音楽を作るINTP、2DCGを楽しむINTPもいるかもしれません。ハードウェアを改造したり修理したりすることを楽しむINTPもいるでしょう。
4: デザイン
INTPのニックネームの一つに「The Architect」というものがあります。そんなINTPが”構築”するのは、理論だけではありません。デザイン関連にその能力が向く場合がありますし、デザイナーとして活躍しているINTPもいるでしょう。
とはいえ一概に”デザイン”といっても、その興味の幅は広く、INTPによって異なるといえます。パンフレットや雑誌といったDTPデザインから、3D演算処理のデザイン、コンピューターのハードウェアのデザイン、webサイトやアプリケーションのUIデザインなど、多くの”デザイン”に興味を示していることでしょう。
5: 何もしない時間
多くのINTPは”何もしない”自由時間を楽しむこともできます。
現代社会は目覚ましく、急速に変化をしているため、内向的な人々の多くは外界からの刺激に疲れているとされています。INTPも内向的なパーソナリティですから、一人きりになって静かに考える時間が必要なのです。つまり……これは、何かを生み出すような趣味ではありません。けれども、INTPには必要な時間なのです。
6: 運動
INTPは運動嫌いな怠惰なタイプである、というのが典型的なステレオタイプですが。とはいえ、すべてのタイプにこれが当てはまるわけではありません。中には、アクティブに外を動き回るINTPもいます。
休日のハイキングやサイクリング、朝のランニング、長期休暇の中で楽しむカヤックなど……INTPは様々なアクティブな趣味を楽しむことができます。
7: 冒険と探索
INTPは、ある趣味からある趣味へ、またはある考えから別のアイディアへと、点々と移動し続けます。知的好奇心の赴くままに、冒険することが好きなのです。
INTPは基本的に、「特定の何かにこだわる」ということをしません。様々な活動や意見に興味を示し、探求します。
8: 言語学習
INTPは、新しい言語の習得に勤しむことがよくあります。これはかなりチャレンジングで難易度の高い趣味ですが、けれどもINTPの多くはこれを楽しんでいますし、そもそもこれはINTPの得意分野でもあります。
中には、複数の言語を同時並行的に学習し、すべてを少しずつマスターしていく器用なINTPもいます。
9: 絶え間ない学習と研究
この記事の中でも既に書いていますが、INTPの学習方法は「インターネットの海を泳ぐこと」だけではなく、また興味の幅も「数理科学」だけではありません。
INTPはジャンルを問わず色々な本を読みますし、様々な知識・特技を持つたくさんの人々と会話したがりますし、あらゆる好奇心が赴くままに数多の講義を受講したりします。また、周囲の人々の反応を見るためだけに、ひとり延々と壁に話しかけ続けるという「奇行」ないし「興味深い実験」を行うINTPもいます。
10: 瞑想
INTPは非常に活発な精神の持ち主です。脳内は常に議題でいっぱいで、ヴァーチャル・ディスカッションで常に忙しいことでしょう。
しかし、そんなINTPの中にはあえて「頭の中を空っぽにする時間」を大事にする人々がいます。瞑想し、心を無にしたあと、ゆっくりと考えをまとめるターンに入るのです。また、瞑想に加えてヨガを趣味とするINTPもいます。
11: 音楽
作曲、および音楽を聴くことを趣味としているINTPはかなり多いです。
お気に入りの音楽をヘビロテしてみたり、好きなアーティストのライブに行ったり、INTP自身がコンサートやバンドに”プレイヤー”として参加したり、ひとりで楽器の演奏をしたり、作曲を楽しんだり、DJのように曲をリミックスしたり等。INTPはたいてい、音楽にまつわる何らかの趣味を持っているものです。
12: 写真
INTPが行う趣味の中には、写真撮影というものがよく挙がります。インターネット上にも、INTPに該当する人々が撮影した写真がよく公開されているはずです。
「芸術的探究」の一環として楽しむINTPもいますし、Wikipedia等に見られる資料写真を提供するといった「社会貢献」として楽しむINTPもいます。
13: 読書
多くのINTPは読書を楽しみます。その興味の幅は、学術に関するものだけに留まりません。というよりも、彼らはフィクションの作品、つまり小説を読むことのほうが好きです。
小説の世界に没頭する瞬間は、現実を忘れさせてくれます。そして物語の世界観が重厚で作りこみが細かい分だけ、彼らは物語に没頭しますし、その”沼”にハマるでしょう。そのため、INTPはSFやハイファンタジーといった「壮大な世界観を持つジャンル」を好む傾向にあるとされています。
14: 科学
INTPは科学が好き、というのは有名な話でしょう。たいていのINTPは何かしらの学術的興味を抱いています。
天文学から生化学、物理学や医学など、様々な科学トピックスにINTPは興味を示し、いずれかの道を仕事として選ぶこともあります。また、ステレオタイプ的な「マッドサイエンティストなINTP」に実際になってしまう人々もいます。
15: 自然の中で過ごす時間
釣りやハイキング、公園のベンチでぼーっとする時間は、豊富にあるINTPの趣味の中でも、ちょっと意外かもしれない例のひとつです。
とはいえ、街中の喧騒を離れて大自然の中で過ごす時間は、内向的かつ直感的なタイプ(=INxxタイプ)の全てが好む趣味とされています。また、これは現実から離れやすいINタイプを「現実に引き留める」という効果もあり、積極的に実践してほしい趣味でもあります。
16: ストラテジーゲーム
チェスやオセロをはじめとする古典的なゲームや、タワーディフェンスもののビデオゲームなどのストラテジーゲームは、INTPの大好物の一つです。
分析的に施行し、戦略を練りまわしてトライ・アンド・エラーを繰り返すゲームは、INTPの思考回路にマッチしているといえるでしょう。
17: 考える時間
INTPはアレコレと思考を巡らせることに、しばしば夢中になります。これは、陽気で外向的なパーソナリティたちがスポーツバーで見知らぬ誰かと盛り上がったりすること、内向的でエモーショナルなパーソナリティが映画鑑賞を家で楽しむことなどと同じような位置づけに、INTPの中にはある行為なのです。
この趣味は他者に理解されないことが多いのですが、INTPはそもそも他者の理解など求めていないでしょう。
18: 旅行
インドア派なイメージの強いINTPですが、その一方で小旅行を楽しむINTPは多いです。そして、毎年決まった時期に大規模な旅行を計画するINTPもいますし、ちょっとした休暇を用いて手近な海外に遊びに行くINTPもいます。
19: ビデオゲーム
INTPはビデオゲームが好きです。ただし、協力プレイやPvPには全く興味がなく、彼らはあくまでも「ソロプレイ」にだけ興味を示しますし、それだけをエンジョイします。
一人だけの力で、どこまで状況をコントロールできるか……ということに彼らは燃えるのです。
20: TVや動画を観る時間
映画やTV番組、ミュージックビデオ、ねこ動画を見ることは、INTPの趣味……というより、気晴らしのひとつです。
シリアスで重厚な映画を観ながら、意味深なエンディングに考察を重ねたり。頭のなかを空っぽにして、くだらないバラエティー番組を楽しんだり。とんでもない失敗を繰り広げる猫たちの姿に癒されたりなど、動画を観ることにより、気分転換が図れるのです。
21: 執筆
執筆は、INTPがよく行う創造的な趣味の一環です。壮大な世界観を持つSF小説を書いてみたり、専門知識に関するブログを書いたり、陰鬱な詩を書いてみたりなど、多くのINTPが執筆活動を行っています。
また、INTPの頭の中にはアイディアがいっぱいです。書き切れていないアイディアがまた一つ増えるたびに、彼らは「自分の分身がもう一人、いや三人ぐらいほしい!!」と叫んでいることでしょう。
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