MBTI

【MBTI】16タイプ別、未発達な場合の特徴NT編(ENTP,INTP,ENTJ,INTJ)

ここでは各パーソナリティタイプの、正常な発達が成し遂げられず、未熟な状態で成人を迎えた場合の特徴をご紹介していきます。

あくまでも「かなり未熟な人格」の場合ですので、説明があなた自身に当てはまらない場合がありますが、ご参考までにご覧ください。

INTJが未発達な場合

未熟なINTJは早とちりをしがちで、他者が発言の全てを終える前に、遮るように横やりを入れて自分の意見を言う傾向があります。

それは彼らが、発言者が発言を終える前に、相手が次に何を言うのかを予測し、勝手に文章を完成させるからです。なので彼らは相手よりも先回りして、批判を挿入します。相手がたとえまだ話している途中だとしても、彼らにとっては「終わっている」ので、お構いなく話を中断させるでしょう。

また彼らは、自分の思いつくアイディアが最も優れていると考えています。そしてプロジェクトリーダーのような立場になることを強く望みます。しかし他者の意見に耳を貸すことがないため、良きリーダーにはなれないでしょう。

そんな彼らにはとにかく「人の話を聞かない」傾向があり、そして特に共感する能力は極めて低いです。

INTPが未発達な場合

INTPはひとり静かに物思いに耽ることを好み、それゆえ他者と関わりたがらない傾向があるため、通常は誰かに不快な思いをさせることはないでしょう。普段の彼らは控えめで、とても大人しい人々です。

しかし彼らはひとたび矛盾点に気が付くと、過度に批判的になり、しつこく是正を求めるようになることがあります。

それから彼らは常に何かしらの議題に頭を悩ませ続けていて、それに伴い議題に対する答えも最新のものに書き換えられていくため、「昨日言っていたこととは正反対のことを、今日は言っているぞ……?」ということもザラに起こり得ます。

また彼らは自分の感情にも他者の感情にも疎く、感情に気づかないことで人々を困らせる可能性もあるでしょう。

それに彼らは思案に耽るあまり日常生活を疎かにしがちであり、「そういえば、今日のお昼は何を食べたっけ。……いや、そもそもお昼に自分は食事を取っていたか?」など、日常に関することはついつい忘れっぽくなります。

――などなど、INTPには未熟かどうかに関わらず、奇妙な点が多々ありますが。これら他者からすると奇妙な点を、INTP当人は一般的に「そのままでも差し障りない」と考えるのですが、周囲の人々から強く是正を求められたとき、未熟なINTPはそれに強く反発することがあります。

またひどく未熟な人格である場合は、会話の場においてINTJのように早とちりで他者の話を理解し、相手の話を遮ってまで自分の意見を挟む、ということが起こり得ます。そして彼らは感情を非合理的であるとみなし、議論に感情を持ちだす人々を軽蔑することがあります。

ENTJが未発達な場合

未熟なENTJは議論で相手を打ち負かすことを何よりも好み、どんな場面でも非常に批判的です。

彼らは関わる全てにおいて、障害を炙り出して解消し、それによって最適な手段を見つけることができます。しかし未熟な人格である場合、障害を炙り出す行為が手段ではなく目的に変わり、そして最終的な目標が「誰にとっても、より良い環境を作ること」ではなく「自分にとって好ましい環境に変えること」になり、結果として支配を求めるようになるでしょう。

未熟な人格である彼らは攻撃的な言葉を好んで使い、他人の弱点や短所を徹底的に攻撃し、相手の言い分を聞くことなく否定します。時としてそれは人格否定の域に達するでしょう。

彼らは通常、自分が好ましくないと感じる趣向には否定的な見方をします。また彼らにとって感情は「不合理であり、排除すべきもの」であり、多様性を受け入れることは「コストの無駄」です。

そんな彼らが支配する空間はギスギスとした、息苦しくて険悪なものとなるでしょうし、その空間は個々人の成長を阻害するでしょう。

ENTPが未発達な場合

未熟なENTPは礼儀知らずであり、他者を見下しがちで、目新しいものに対して過度に集中する傾向があります。そんな彼らはとにかく新しいものが好きで、何でもかんでも新しい方法で試してみたいと思っています。

また彼らは自分の意見を裏付けるため、もしくは誰かを議論で言い負かすために、少々歪んだ強引な理論を持ちだすことがあります。しかし彼らは、相手をすぐには論破したくないと思っており、とって付けたようないい加減な理論を次々と持ちだしては、議論を延長して結論を先延ばしにしたがるでしょう。

彼らにとって議論は一種のスポーツであり、最終的な目的は勝つことですが、その過程を楽しみたいと彼らは感じているのです。

未熟なENTPは通常、自分にとって好ましくないものには否定的であり、価値のないものと見なしています。そして彼らは“INFx”タイプに代表されるような感情的なパーソナリティを「過敏であり不合理な思考回路を持っていて、論理が通じない」と見なしていて、同類ともいえる“xNxP”タイプを「鈍い分析眼を持っていて、話が合いそうだ(INFPを除き)」とみなす場合があります。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。