MBTI

【MBTI】MBTIとは何か?4文字のアルファベットについての解説・説明

今あなたはこの記事をご覧になっているのですから、MBTIというものの存在を耳にしたことはあるでしょう。きっとMBTI性格テストのようなものを、web上で受けたこともあるかもしれません。

しかし、MBTIでよく見かける4文字のタイプコードの意味をあなたは知っているでしょうか?

というわけでMBTIについて、簡単に解説していきましょう!

MBTIのざっくりとした歴史

「Myers-Briggs TypeIndicator」省略して「MBTI」は、19世紀から20世紀に掛けて活躍した心理学者カール・グスタフ・ユングが発表した「心理学的類型」に基づいています。ユングは、今日では「ユング心理学」とも呼ばれる「分析心理学」を飛躍的に進歩させ、タイプ論の基礎を築いたことで知られています。

そしてMBTIの考案者は、イザベル・ブリッグス・マイヤーズと、その母親であるキャサリン・クックス・ブリッグスの二人。

イザベル・ブリッグス・マイヤーズと母親は20年もの間、研究を続け――他にも精神科医やセラピスト、分析家など、何千人もの人々の支援を受けながら――その末にようやく完成した集大成が、このMBTIなのです。

タイプコードのざっくりとした意味

MBTIのパーソナリティタイプは「ENFJ」や「ISTP」のように4文字のタイプコードで表され、計16種類に分類されています。

そしてタイプコードが表す意味は、以下の通りです。

1文字目 「E」 or 「I」

E: Extrovert(外向的) あなたは、あなたの周りの世界との相互作用(=会話などのコミュニケーション)から活力を得ます。多くの人や物が混じり合う外的な世界こそがあなたにとっての現実であり、あなたは他者と関わることによって元気になるでしょう。もしかすると、あなたは一人で居ることに耐えられないかもしれません。キャンプなど外でのアクティビティを好むのも、このタイプです。

I: Introvert(内向的) あなたは内省と思索から活力を得ます。内なる精神世界こそあなたにとっての現実であり、静けさの中で思索や内省に没頭する時間を設けることによって、あなたは元気になります。もしかすると外的な世界にある喧騒は、時としてあなたには苦痛となるかもしれません。映画鑑賞や読書、楽器演奏などの家や屋内で静かに楽しむクリエイティブな娯楽を好むのも、このタイプです。

2文字目 「S」 or 「N」

S: Sensor(感覚的) あなたはリアリストです。実在したものに焦点を合わせ、過去に実例のある実用的な手法を用いることを好みます。あなたは、事実として残っている有形のデータを通して、現状を冷静に分析し、実態を把握しようとします。そして革新よりも、現在の安定化を重視します。

N: iNtuitive(直感的) あなたは仮定のシナリオを推測し、思案を巡らせることに集中しています。将来の可能性を予測し、あらゆる展開を熟考します。あなたは現在よりも未来に焦点を合わせて行動を起こすため、将来をより良いものへとするためにしばしば現在に変革を迫ります。

3文字目 「F」 or 「T」

F: Feeler(感情優位) 決断を下すときは、それが関係者の心にどのような影響を与えるかに焦点を合わせます。如何なる時も思いやりを忘れず、冷徹にならぬよう努めます。共感と情熱を大切にし、行動を起こす際には「道徳的および倫理的な観点から、最善であるかどうか」で判断を下します。義理を尽くし、人情に篤いタイプです。

T: Thinker(論理優位) 決断を下すときは、論理的に整合性がとれているかに焦点を合わせます。如何なる時も感情に左右されず、客観的であるよう努めます。心情よりも真実を重んじ、行動を起こす際には「コストやリスクを鑑みて、最善であるかどうか」で判断を下します。合理的であることを重視し、徹底的に無駄を省くタイプです。

4文字目 「P」 or 「J」

P: Perceiver(知覚者) 自分の気が赴くままに即興で行動することが好きで、興味をそそられるような新規プロジェクトを立ち上げることが好きです。しかし飽き性になりがちです。柔軟でユニークなライフスタイルを好み、マルチタスクが得意で、遊び心があります。情報の取捨選択と決断を下すことが苦手です。どちらかといえば、リスクを冒すようなチャレンジや、イチかバチかの賭けを好むタイプです。

J: Judger(審判者) 思い付きでの行動を良しとせず、綿密な計画を立案したうえで、慎重な行動を取ることを好み、粘り強く挑みます。しかし視野が狭くなりがちです。簡素化されたライフスタイルを好み、情報の取捨選択が得意で、決断を下すことが得意です。遊びの要素を設けることとマルチタスクが苦手です。どちらかといえば、リスクを冒すようなチャレンジや、イチかバチかの賭けを避けるタイプです。

タイプコード別、望ましいコミュニケーション方法

パーソナリティタイプについて理解を深めることにより得られる最も有益な副産物は、あなたとは異なる方法で物事を処理する人々の存在を知ることでしょう。知ることにより、その相手とのコミュニケーション方法を見直すことができます。

1文字目 「E」 or 「I」

E: Extrovert(外向的) 彼らには積極的に質問を投げかけていきましょう。というのも彼らは、様々な人々と関わりあいたいと考えているからです。しかし会話において、彼らの言葉はあまり信用しないほうがいいでしょう。彼らにはその場の思い付きで喋っているふしがあり、明日には発言がひっくり返る可能性もあるからです。

I: Introvert(内向的) 返答を期待する前に。彼らには、どう返答すべきかを検討するための時間を与えるようにしてください。暫く待つことができれば、彼らからは信頼に足る知啓に満ちたコメントが返ってきます。そして飲み会やパーティーなどの騒がしいイベントには彼らを招待しないほうが、静けさを好む彼らの為にも良いでしょう。

2文字目 「S」 or 「N」

S: Sensor(感覚的) 彼らとコミュニケーションをとるときは、率直な態度を心がけましょう。なるべく事実と証拠を提示し、実用的な提案をするよう心掛けてください。そして遠回しな言葉を用いたり、誇張した表現は控えましょう。それはあなたの信頼を損なう結果に繋がります。

N: iNtuitive(直感的) 彼らとコミュニケーションをとるときは、未来志向の態度を忘れずに。そして詳細についての説明に入る前に、目指すべき将来像を説明するよう心掛けてください。表現力豊かな言葉選びを意識しながら、素晴らしい未来に焦点を当てた議論に興じましょう。

3文字目 「F」 or 「T」

F: Feeler(感情優位) 彼らはコミュニケーションの中で、論理や理屈よりも「共感できるかどうか」を重視します。また意思決定の際には「その決定を下した際に、関わる人々にどのような感情的影響を与えるか」を考慮するため、他者に最大限配慮した意見および態度を示すようにしましょう。

T: Thinker(論理優位) 彼らはコミュニケーションの中で、共感よりも「論理的に整合性がとれているか」を重視します。なので結論の背景にある理由を、論理的に説明するようにしましょう。またこのタイプに泣き落としは通用しません。感情的な訴えは、不信感をあおるだけです。

4文字目 「P」 or 「J」

P: Perceiver(知覚者) 彼らに何かを提案する際には、幾つかのオプションを提示するようにしましょう。そして夫々のオプションが持つ可能性をよく検討するための時間を、彼らには与えて下さい。またこのタイプは行き当たりばったりを好み、そもそも計画に従うことを好みませんので、計画立案に関する助力は一切望めないでしょう。

J: Judger(審判者) 彼らは一度につき1つの主題にのみ集中します。会話の主題がコロコロと移り変わるような場面では、彼らは強いストレスを感じることがありますので、話の的を絞り、脱線はしないように心掛けましょう。また計画を立案する際には、彼らに助けを求めることがベストな選択です。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。