【MBTI】ESTJとエニアグラムの関係性は？

16タイプ性格診断とは？

ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか？

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性格診断テストには、MBTI®️やエニアグラムを始めとする様々な種類があります。様々なテストを受講した中で、これらのテストについての相関性を考えることもあるでしょう。これらの性格診断テストには相関性があるのかどうか？ということです。今回はエニアグラムとMBTIの各タイプ、中でもESTJとエニアグラムの相関性についてお話しします。

エニアグラムのESTJの分布について

(引用元: Pinterest, https://www.pinterest.jp/pin/324188873177045413/)

エニアグラム タイプ1のESTJ

ESTJの中で、全体の中で2番目に多く、全体の21%程度を占めていたのはエニアグラムタイプ１になります。エニアグラムタイプ1とは、改革者・完璧主義者と言われており、ユングの心理機能においては、内向的感覚(Si)の心理機能に最も相関性の高いと考えられています。ESTJにとって、内向的感覚は第二機能の心理機能であり、納得できる結果でしょう。

タイプ１のESTJは自分自身がコミュニティを築き上げたり、内部で幹部として信頼をえることができるでしょう。自分自身が周りの人を支えたいと感じており、また、影響力を持ちたいとも考える傾向なります。明確なビジョンを持っており、物事がどのようにあるべきかはっきりしており、自分自身の主張を強く持っています。

このタイプ１のESTJは内向的感覚に特徴を持っており、誠実さに特徴があることからISTJに似ていることが言えるでしょう。

エニアグラム タイプ3のESTJ

ESTJの中で、全体の中で3番目に多く、全体では17%を占めているのがエニアグラムタイプ3のESTJになります。エニアグラムタイプ3とは、『達成者』と言われているように、ユングの心理機能においては外向的思考(Te)の心理機能に相関性の高いタイプと考えられています。ESTJにとって、外向的思考（Te)は第一機能であることから、納得できる結果でしょう。

タイプ3のESTJは、非常に仕事に積極的であり、誠実な仕事をする傾向にあります。自分自身が設定した目標に対して、集中し、着実に取り組むことができます。また、自分自身にもしっかりとした自信をもっていることでしょう。タイプ8にも近いタイプであるタイプ3ですが、タイプ3はタイプ８ほど権力には執着しないことでしょう。

タイプ3のESTJは自分自身が所属しているコミュニティ、家族間や恋人感、友達コミュニティを大切にしており、彼らとともに成長したいと考えているでしょう。このタイプの多くのESTJが自分自身をENTJであると誤認識する傾向にあるでしょう。

エニアグラム タイプ8のESTJ

ESTJの中で、最も多くの人々がエニアグラムにおけるタイプ8であることがわかりました。タイプ8のESTJは全体の30％を占めています。エニアグラムにおけるタイプ8とは、『挑戦者』を意味しているタイプであり、ユングの心理機能においては外向的思考(Te)と最も相関性の高いタイプです。ESTJは第一機能が外向的思考(Te)であることから、整合性は取れています。

タイプ8のESTJは、自分自身の力や影響を常に意識しており、周りの人をどのように支配しようかと無意識的に考えている傾向にあります。このタイプのESTJはリーダーシップに特徴を持っています。自分自身の優位性を主張することも多いので、敵を作ることもしばしばあるのがタイプ8のESTJでしょう。

タイプ8のESTJはしばしば、物事を成し遂げるために創造力を発揮することもあり、ENTJに近いタイプであるとも考えられます。ENTJは内向的直観に基づいた創造力で、人の一歩前を歩くことに特徴を持っていますが、タイプ8のESTJの場合には周りの状況を洞察した中での創造力です。

ABOUT ME

魔王

「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。