MBTI

【MBTI】INxJが厳しいと思われる理由 – INTJとINFJ

性格診断コミュニティでは、頻繁に「INFJの凝視」や「INTJの殺意のある目」という表現が出てきます。これらの表現に疑問はありますが、INJタイプの「きつい」印象が浸透しているという事実は否めません。こういった印象は、実生活のどのような場面から受けるものなのでしょうか。

INFJとINTJが「きつい」と思われる理由

INFJとINTJには、精神面での多くの共通点があります。どちらも内向的直観、「Ni」と呼ばれる優勢な精神工程を持ち、同時に外向的感覚、「Se」と呼ばれる劣性な精神工程を持っています。つまり、どちらも同じような方法で情報を処理し、また同じようなものにストレスを感じ、悩む傾向にあります。これらの工程は、連携してINJの強烈で、きつい印象を作り上げます。

内面的直観は、抽象的な意味やつながりの露見、背景の情報の解釈に焦点を当てた知覚(情報収集)機能です。この真の意味や明示されるべきものは何でしょう。INFJとINTJの人格は、現実世界の複雑さと未来への影響を反映しています。

なぜINFJとINTJの直観が強いイメージを与えるのか

INJは、よく究極の総括的思想タイプと言われます。このタイプは、常に人生の核心的な意味と全ての背景にある目的を理解しようとします。また、単純なものよりも複雑なものを好みます。理論やアイデア、可能性があまりにも単純過ぎた場合には失望してしまいます。思案や理論を好み、100個の視点で分析すると言われるほどです。

INJは、目的意識と長期的な方向性が定まっている時に最も幸福感を得られます。未来像に導かれるタイプなので、その未来像がない場合には、非常に落胆する可能性があります。この外向的感覚(Se)には、強い影響力があります。しかし、これは最も優先度の低い機能であるため、Se指向の行動は浅はかで、冴えないと思われがちです。突発的に行動し、スリルと興奮に任せて、その日暮しを楽しむタイプには到底なれないでしょう。これがINJの多くが、パーティーに行くよりも、哲学の本を読んで過ごすことを好む理由です。時にこの好みがINJは、偉そうでうぬぼれているという印象を与えてしまいます。事実、そのような場合もあります。しかし、それは他のタイプの人を見下しているわけではなく、INJの脳内で浅い経験は、本気の追求の邪魔をすると感じるからです。INJは特に、深い意味合いや複雑さのない会話を嫌います。共感を大切にするINJタイプは、表面上はその会話に興味を持っているような態度をとりますが、通常これは、心の乱れと退屈を隠すマスクなのです。

INFJとINTJは楽しみ方が分からないのか

このタイプは大多数の人格と「楽しいこと」の対象が異なる傾向があります。その対象が、哲学、理論、または自己分析であるということです。INJの中には、数学、心理学、芸術、起業に興味を持つ人もいます。その対象が何であれ、自身の未来像と目的に合っていることが重要です。成熟したINFJとINTJは、このポイントと適度な休息や息抜きを取りバランスを保っています。しかし、過度な休息を取ってしまうと、不安や不満を感じ始める傾向にあるので、短時間、短期間の休息を好みます。

INJの「凝視」をどう解釈するか

非常に多くの人が気になる「凝視」は、実のところ、Seによるもので、Se保持者(主にESTPとESFP)は、鋭くきつい視線で知られています。このタイプは、自身の周りで起きる出来事に非常に敏感で、他人を鋭い目つきで見る傾向があります。INJが周囲に注意を向けたり、特に会話を提供したりすると、Seのきつい視線が発動します。INFJは、補助機能の外向的感情(Fe)によって、自身が他人からどう見られているかを認識し、Seの凝視の可能性を考えるので、周囲の快適な空間を守るために長時間凝視をすることはないでしょう。

INFJとINTJの直観優位性

成熟したINJは、自分の好みが他の誰のものよりも「より良く」、「優れている」ものとは限らないことを理解しています。また、自分の長所だけでなく短所も理解しています。しかし、残念なことに成熟度の低いINJは、自分の好みが他の誰よりも、より深く、より賢く、より重要だと感じてしまいます。そのため、周囲の人からの反感を買ってしまうことがあります。しかし、自分の時間を心配事に費やしたくないと考えるため、常に変化している視点や理想にのめり込んで、現実の人とのつながりを疎かにしてしまうことがあります。この行動が、INFJの内向的直観~内向的感情やINTJの内向的直観~内向的感情のループにつながります。また、INJが直観を採用して、それを優先した間違った行動を起こしてしまう可能性があることを念頭に置いておく必要があります。このタイプが不確かな認識に囚われて、社会や周囲からの情報を聞き入れることを拒絶した時、正しい予感と理論を歪める可能性があるのです。どちらのタイプも補助機能を開発させることがとても重要になります。それは、INFJの外向的思考(Te)とINTJの外向的感情(Fe)の力であり、直観の不確かさを回避するための役割を果たすのです。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。