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INTJ型は、MIBI科学の16つの数ある性格のタイプの中で最も診断数が少ない傾向にあると言われています。アメリカ合衆国が出した統計では人口の2〜4%の割合しか存在しないこともわかっています。
なぜINTJ型はとても珍しい人物なのか疑問に思っている人もたくさんいることでしょう。
ここからはこの疑問について考えて行きましょう。
もくじ
INTJ型は矛盾にとても敏感な傾向にあります。
INTJ型はほとんどの人が、人を観察することが大好きです。そして、人を観察をしていた時にもし矛盾しているようなことがあればすぐに見つけ出すことができるのです。しかし、現実的には矛盾はそんなにたくさんあるものではありません。INTJ型は矛盾した性格が本当に嫌いです。
現実的にあまり怒らない矛盾を何回も見つけることができるのはINTJ型のタイプくらいで、とても稀なのです。
ここからはINTJ型が非常にまれである理由と、INTJ型が周りからどのように見られているのかについて詳細を紹介していきます。
孤立しているように見えるが人の意見もしっかりと聞くことができる
INTJ型の多くは、内気な性格の持ち主です。INTJ型は物事の情報をしっかりと取り入れて、深く考える傾向にあります。何事も完璧に理解したいと常に考えています。取り入れた物事の情報は周りの人たちにはそこまで深く話すことはありません。そのためINTJ型は周りの人たちから見ればあまり話すことが好きではない孤立している人間だと見られるでしょう。
INTJ型は、16タイプの中でも最も友好関係が苦手なタイプだと知られています。
社交的な会話は苦手で、一人でいる時間を好み、あまり感情を表には出しません。また他人に対しても、自分が頑張るのと同じぐらい頑張らせようとしたり、他人の望みや意見を無視する傾向があるため、冷たく、よそよそしい人と思われる場合があります。しかし、自分が好きな人や信頼している人からの拒絶は恐れており、感情的に傷つきやすい面もあります。
そんな一面を持っているため、多くの人は、INTJ型に対してはあまり意見などを言っても意味がないと感じています。しかし、それは間違った解釈です。
INTJ型は友好関係は苦手ですが実は常に心を開いている状態なのです。
実際に話して見ると私達以上に物事の状況などについて深く考えており、意見をたくさん聞くことができます。
INTJ型のこの心を開いている状況が理解されないのは周りに伝えていないからです。
自分の中で議論して解決を行うため、考えていた特定の問題であっても率直に周りに話すことはありません。
このように常に心を開いている人は普通
自分が考えていることを他人に話したくなります。しかし、INTJ型は自分で問題を解決することで満足得ています。変わり者なのです。
生まれつきリーダーになる才能を持っているが人を引っ張っていくことを嫌う
INTJ型は生まれつきリーダーとしての才能を持っています。完璧主義者でどんなことに対しても高い目標を掲げ突き進んでいくようなタイプの人間です。周りから何を言われようと進む道はほとんど変わりません。そのため、どんな状況であっても周りからはリーダーになってほしいと思われています。しかし、INTJ型自身はリーダーをしたくありません。
普通の人であればリーダーになってほしいと言われたとき、信頼されていると感じ、嬉しく積極的に挑戦をしてみることも多いでしょう。
リーダーとして責任を持てるということはとても嬉しいことなのです。
普通の人がリーダーになったとすれば周りをどんどん引っ張って行かなければと思い行動を行っていくでしょう。
しかし、もし、INTJ型がリーダーになったとしても普通の人のように指示を与えたり、リードしていきたいという欲求は全くありません。
INTJ型はリーダーとしての才能は素晴らしくあるのですがやる気がないため、リーダーになっても最高のチームなどは作ることはできないでしょう。
分析的で想像力が豊かである。
INTJ型の性格は最もまれな特性です。普通の人であれば創造的で想像力豊かな思想家も高い分析力や論理的の両方を兼ね備えていることはまずありません。
普通の人であれば想像的か論理的どちらか一方に能力が傾く傾向にあります。しかし、INTJ型にはそれが当てはまりません。想像的量と論理的量の両方ともが等しい量なのです。そのため、面白くて珍しいことに興味を持っていたり、誰も持っていないような素晴らしい能力を持っていたりします。
INTJ型は、想像的で論理的な性格の持ち主です。本を作成したりすることで能力を発揮することができるでしょう。作成した本は変わった視点から見ている物事が多く売れる可能性は非常に高いでしょう。この二つの能力を兼ね備えてバランスが取れているのはINTJ型くらいで非常にまれなのです。
普通であればどちらかに能力が片寄ってしまうのです。INTJ型のようには平等で自然に両方を行うことが可能な人物は異常だと思われています。良く言えば天才とも言うことができます。
会話を1人と深くすることが好きだが、素晴らしい社交家である
INTJ型の社交性を活かしていくには浅く広く人と付き合って言った方が良いでしょう。しかし、INTJ型は浅く広いような人間関係を築いていくことが嫌いです。
それよりかINTJ型は1人の人と座り込んでより深い会話をしたいと常に考えています。そして仲の良い人を作りたいと思っています。これはとても珍しい特性です。通常、会話が得意で社交性のあるのような人物であれば、色々な人たちと話をしてみたいといった傾向にあります。そしてどんどん人脈を広げていきたいと考えます。座り込んで1人の人と深く話すようなことは苦手なのです。
INTJ型は基本的に誰とでも何かについて話すことが可能ですがどちらかと言えば1人の人と仲良くなる方を選ぶのです。
INTJ型のように1人と深く話し込みたいということは非常に珍しいです。
そのため変わった人物だと思われることも多いでしょう。
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