MBTI

【MBTI】学校が16タイプの個性をダメにさせる理由

16タイプ性格診断とは?

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学校の授業ではじっとイスに座ることができなかったような人は周りから見れば問題生徒だも思われることが多いです。みなさんはテストで点が低かったり、授業中に声が大きくて気が散ると誰かに怒られたりしたことはありますか?授業中においての態度はそれぞれで教室には様々なタイプの人がいます。

学校のシステムは昔から変わらず、ルールが決められており、それを絶対に守らなければなりません。しかし、それは本当に良いことなのでしょうか?
今回は学校というシステムと性格タイプについて見ていきましょう。

Sがついたタイプ(ESTJ、ISFP)

このタイプは様々な情報を数値化するようなタイプの人間です。
学校で働いている教師の約3分の2の人は子供たちの性格の種類を理解していると言われています。しかし、3分の1の人は理解していないのが事実です。このような子供は物を手に持って触れてみたり、作品を作ったり、黒板に文字を書いたり、様々な経験から学習していきます。

SJのタイプ(ISTJ、ISFJ、ESTJ、ESFJ)

このタイプは繰り返し行うようなことが大好きです。努力家と言えます。SJタイプは自宅でくつろぎたいという考えを持っています。教室では常にがんばろうと努力をするような人間です。

SPのタイプ(ISTP、ISFP、ESTP、ESFP)

このタイプの人は芸術などに大切に毎日を過ごしています。
感覚が優れているようなタイプの子供は常に物を手で触り、感触を確かめ何かを作りたいと考えています。このようなタイプはリーダー的なタイプにあります。学校で過ごすときも同じような気持ちがあります。理論などで物事を終わらせてしまうことは退屈させてしまい、このタイプの能力を活かすことができなくなってしまいます。
一方で直感的に行動をするようなタイプの子供は教師と合わないことが多いです。
このようなタイプにはタイプコードにNが付いています。このようなタイプは勉強が好きで、授業中楽しむ傾向にありますが、学習においては細かいところまで見たいと考えています。どんどん教科書を読んで単純に進んでいくような授業はこのタイプを退屈にさせます。ひとりで学習するほうがこのタイプには向いていると言えます。

高等学校教育が人々をだめにする

高等学校が次に目指しているのは大学でこのときの教育になると教師の約70〜80%が直感を大切にするようになっています。これが原因でトラブルとなることもあるくらいです。

直感とは自分の考えで深く考えずにすぐに自由に教える方法です。詳細まで気にしているわけではないので、学校においての教育には向いていないと言えます。
学校ではやはり、皆平等でなければなりません。自由に教えるという方法はあまり良くないのです。

本当に勉強をしたいと思っているような学生であれば、より授業では中身にこだわります。直感的に話をした理論のないような内容では満足ができないのです。高校は今の時代では行くのがあたりまえのようなイメージですが、大学はもっと勉強をしたいと考えている人がいくような場所です。

本気の学生のみが大学に挑戦をするのです。そのため、直感的に授業を行う教師と学生の間には隔たりが生まれます。
学生は教師に対して不満を持つのです。

知覚者は同じことを続けていくことが難しい

MBTIにおいて知覚者は次のようにのべられています。生きている間、知覚者は継続して何かを学ぶということは難しいです。彼らは同じことを継続するよりも実践的にたくさんのことに挑戦する方が得意です。

直観的知覚者(NP)と学校の戦い

学校生活において苦労をする人は知覚者のみではありません。独創的で知的なタイプであると言われているINTPは、学校にたいして強いストレスを感じるタイプの一つです。
INTPとENTPは、学校というシステムに対して疑問を持っており、その疑問に対して質問をたくさんし、教師から嫌われることもよくあります。INTPとENTPはその人の立場などは気にせず、理論的におかしいと感じればどんどん確認していけいきます。
周りから見れば反抗的なタイプだと思われがちですがこのタイプ本質的にしょうがないことなのです。

各性格タイプの学生と教師が協力するためのポイント

直観的な性格のタイプ(INFJ、INFP、ENFJ、ENFP)
このタイプが何かを学んでいるとき、それを学ぶと将来どのような影響があるのか教えてあげてください。利益があることであればこのタイプはやる気が上がります。

直観的な性格タイプ(INTP、ENTP、INTJ、ENTJ)
このタイプは問題解決能力に優れています。
計画を立てたりしたときはどのような問題が発生する可能性があるか、予測させましょう。
そのときにはINTPとINTJは一人で個人的に調査を行えるように、ENTPとENTJはペアとなり、周りの人たちと協力させるようにしましょう。
彼らは話し合いをすることによって、学ぶ大切さに気が付きます。

判断型の性格タイプ(ISTJ、ISFJ、ESTJ、ESFJ)
彼らにはひたすら練習を繰り返し行わせます。そうすることで彼らは熱中し、やる気がでます。周りの人たちが邪魔することなどができないように構造は考えてください。
その内容はできるかぎり具体的に行いましょう。上辺だけで話しているとこのタイプは道を外れてしまいます。STJのタイプは自分の能力を考えさせ、SFJのタイプには励ましの言葉を与えてください。

感覚と知覚のタイプ(ESFP、ESTP、ISFP、ISTP)
彼らには実際に触れされて学習させるようにしてください。
ISTPとISFPにはマンツーマンで指導をし、ESTP、ESFPは周りの人たちと対話をさせます。このタイプが長時間イスなどに座っているのであればじっとはしておらず、集中することはできません。周りの人たちはそれを理解しておいてください。
ISTPとESTPは何ごとにも諦めさせずに挑戦をさせえください。このタイプは負けず嫌いなのでやる気が上がります。
ISFPとESFPは逆にそのことをすることによってどのような価値があるのかを話すことがおすすめです。

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

③新版エニアグラム【基礎編】


9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。