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INTJは、どのように恋愛関係を築いていくのでしょうか？
今回は各パーソナリティタイプとINTJがどのように一致し、関係を発展させていくのかをチェックしていきましょう。各ペアの長所と、隠れた弱点を紹介していきます。
【NJタイプ編】INTJは他のタイプとどのように「噛み合う」のか？
INTJ × ENFJ
多くの場合、この関係はお互いを大いに成長させることができるとされています。INTJとENFJは似たような思想を抱いていることが多く、似たような信念を持つお互いに惹かれていきます。この二つのタイプはどちらも内向的直感を有しているため、どちらも洗練された感性を持ち、哲学的な議題に関して深く追求することを好みます。
INTJは、ENFJの強い共感力や包容力、そこから生まれる信頼性の高さに惹かれるでしょう。またENFJは、INTJの戦略的な思考に長けた姿勢と、流されない意志の強さに魅力を感じます。両者の類似点、および相違点は時折関係に彩を与える「火花」となり、喧嘩の元になることもありますが、二人の関係に新たな風を吹き入れるでしょう。
しかし思考において両者は正反対であるため、時に致命的ともいえる衝突が起こるでしょう。ENFJは感情に配慮することを最優先事項としますが、INTJは感情を徹底的に排除して考えます。このためENFJはしばしばINTJに対して「冷たい人物」と感じますし、INTJはENFJに対して「誰かを喜ばせることしか考えていない」と感じます。このお互いの違いを受け止め、ある程度の妥協をできない時、離別に繋がるような衝突が起こるでしょう。
また、ENFJは外に出かけて、様々な人と話をすることが好きです。反対にINTJは静かな家にこもり、物思いに耽ることが好きです。このように静と動の対極な関係になるため、どちらかが我慢して相手に付き合うような関係になりがちです。これについての問題を回避するためには、INTJは「外向的感覚（＝ENFJの優勢機能）」について、ENFJは「外向的思考（＝INTJの補助機能）」について理解を深めておく必要があるでしょう。
INTJ × ENTJ
この関係は興味関心が同じ方向に向きますし、行動パターンも一致しますが、INTJがENTJに常に従うような「主従関係」になりやすいとされています。というのも、INTJとENTJは全く同じ心理機能を保有していますが、その並び順が少しだけ異なり、それによりENTJがINTJを勢いで圧倒してしまうからなのです。
ENTJもINTJも、どちらも同じように世界を認識し、知識を集め、理解を深めていきます。同じようなグローバルで、客観的な視点から世界を見下ろすでしょう。そしてどちらも、同じような欠陥を抱えています。なのでついつい早合点をしがちで、他のプランをよく検討しないまま、誤った判断を下してしまうことがあります。また、どちらも自分の身体を顧みないため、のめり込むように何かに集中した結果、燃え尽きてしまい、体調を崩した結果ある種の虚しさを噛みしめることがあるでしょう。
ある意味においてこの関係は、お互いの良き理解者となれます。ただし、口を開くのはいつもENTJが先であり、常にENTJがリードしてしまいます。ENTJが何かを提示し、異論無しとINTJが承諾してみせたり。ENTJがINTJの問題点を指摘し、「確かにその通りだ」とINTJが頷いてみせたり。偶にINTJの方からENTJに意見するようなことも起こるでしょうが、基本的にはそのような関係性にこのタイプはなりがちなのです。ビジネスにおいてはこのタイプは良い関係を築けますが、恋愛となると両者ともに不満が募っていくでしょう。
ただし不満を感じていても、その不満を表に出さないという点において、また両者は似通っています。あらゆる感情を共有しないという点においても、然りです。そのためENTJの「積極的に外に出て、様々な意見を聞いていきたい」という思いや、INTJの「なるべく多く、一人の時間が欲しい」という思いは共有されないまま、お互い不満を抱きながらも、それについて話し合いも喧嘩もしない時間がズルズルと続いていきます。
時折、本音をぶつけ合う機会を設けることができ、そして「外向的／内向的」という違いさえ受け入れることができれば、ENTJとINTJはうまくいく可能性があります。要は「腹の探り合いでなく、腹を割って話せる関係になれるか」が鍵なのです。
INTJ × INFJ
INTJとINFJの組み合わせは、うまくいけば他者の目から見ても興味深く、そして壮大な「何か」を成し遂げかねない関係になります。とはいえ、この組み合わせはかなりレアケースです。うまくいくか、酷い別れ方をするかの両極端となりやすい関係ともいえます。
INTJとINFJは共に、壮大な理想を掲げていて、「誰にとってもより良い未来」というものに焦がれています。目指す理想の世界の一致、そして「内向的直感」を優勢機能として持つ者同士の”第六感的な感覚”から覚えるシンパシーから、急激に接近していくでしょう。ただしお互いの違いに気付き始めると、少しずつ相手に違和感を覚えていくようになります。
INFJは感情に慮ることを優先するタイプであり、何かを実行するうえではやり方を慎重に考える傾向にあります。極論を言うと「全ての人の同意が得られなければ、実行に移さない」という慎重なタイプです。しかし反対にINTJは「今動かなければ、勝機を掴めない！」という確信めいた自信さえあれば、誰に何を言われようとも、実行に踏み切る度胸があります。慎重なINFJと強引なINTJの間で意見の衝突が起こったとき、盛大な言い争いの末の離別が起こることがあるでしょう。
とはいえ、この衝突を乗り越えることにより、お互いが精神的に成長できるでしょう。より良い決定の下し方を、両者ともに学ぶことができるようになります。INTJは感情に配慮することを学び、INFJはチャンスを掴むときの勇気と合理的思考を得るでしょう。お互いの良いところを吸収しあえる関係になれば、お互いに高め合える素晴らしい関係となります。
INTJ × INTJ
INTJとINTJの組み合わせは、似た者同士のいわば「精神的に似通った双子」のようなものとなります。同じようなライフスタイルを好み、同じようなものを好み、同じように考え、同じような答えに行きつくでしょう。
どこまでも似ているため、急速に仲を深めることができますが、関係が深くなるごとに少しずつ違うお互いに違和感を覚えたり、不満が募っていくでしょう。また弱点も似ているため、いざという時に補い合えない関係でもあります。
この組み合わせにおいては、二人のバックボーンが全く違うと上手くいきやすいとされています。考え方は似ていても、得意なことが全く違っていたり、相手の知らないものを知っていたりする場合は、相手から学べることが多かったり、「違う視点」を面白がれる関係になるため、長続きするでしょう。
ただし、この関係において注意すべきは次の通りです。
- どちらも自分の身体を大事にしないため、体調を崩しやすいこと。
- どちらも細部にこだわらないことが多いため、小さなことで躓きやすいこと。
- どちらも感情を蔑ろにしがちであり、相手に不満を抱えていてもそれを打ち明けないまま、ずるずると引き摺ってしまいがちなこと。
- どちらも、相手の生活を重んじるため、相手に「何かをして欲しい」「一緒にどこかに行こうよ」と感じていてもそれを伝えることができず、欲求不満を抱えてしまうこと。
この関係は、恋人らしいロマンティックなイベントや、意見の相違からの喧嘩が起こらない日々が続くと、あっという間に「馬の合う友人」という間柄に戻っていきます。なので腹を割って話す機会を設けることは重要です。またどちらもシャイでありながら、意外とロマンティストな傾向を持っているため、そのポイントを定期的に刺激し合えれば長続きします。
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