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INFPとISFPの心理機能の違い
一見、おしとやかで優しいところは、INFPとISFPは似ているように感じることもあるでしょう。共通点がよくあるタイプで、第一機能に内向的感情(Fi)を持っています。よくある、MBTIテストでも、NかSかという判断から、多少ずれることで誤審を受けることもあるでしょう。今回は、そんなINFPとISFPの違いについて説明したいと思います。
INFPの心理機能
INFPの心理機能は以下の通りです
- 第一機能(主機能) – 内向的感情
- 第二機能(補助機能) – 外向的直観
- 第三機能 – 内向的感覚
- 第四機能(劣勢機能) – 外向的思考
ISFPの心理機能
ISFPの心理機能は以下の通りです
- 第一機能(主機能) – 内向的感情
- 第二機能(補助機能) – 外向的感覚
- 第三機能 – 内向的直観
- 第四機能(劣勢機能) – 外向的思考
INFPとISFPの違い
目標に対する違い
INFPは目標が複雑であったり、やや理想的であることに対して、ISFPは目標が現実的なものとなっています。どちらもこだわりが強いタイプと言えますが、INFPの方が少し夢見がちなところがあると言えるでしょう。
悩みに対する違い
悩みに関してはINFPの方が根に持ったり、長い間悩むタイプであることが言えます。ISFPは、INFPが長い間悩むのに対して、その瞬間を楽しむようなスキルを持っています。結果として、悩みを持っていてもISFPは自分の置かれた環境の中で楽しむことができることに対し、INFPは悩み続けるタイプであると言えるでしょう。
幸せの感じ方の違い
ISFPは、自分が触れたものや、ただ単純な日々の中にも喜びや楽しみを発見することができるタイプであると言えます。その一方で、INFPは物事を過大評価したり、過度に期待したりすることがあるので、満足することが少なく、幸せを感じにくいタイプであると言えるでしょう。
行動力の違い
ISFPの人の方がINFPの人よりも行動力や実行力があると言えるでしょう。ISFPは少しおとなしいところもありますが、アウトドアなど外に出て刺激を受けることを好みますが、INFPはインドア派であることが多いです。INFPはその分、最後までやりきる力があるという良さもあります。
興味関心の違い
INFPは新しいことや、まだ完成していないことに対して興味関心を示します。一方で、ISFPは、今この瞬間に対して興味関心を示します。
ISFPは近い未来に対する計画を立てることが得意ですが、INFPは近い未来の計画を立てるのは苦手で嫌う傾向があります。
ISFPは今この瞬間を必死に生きることができている為、通常は将来のことはあまり複雑に考えませんが、INFPはその分将来の自分のキャリアや人生について強いこだわりを持っていることが多いでしょう。
視野の違い
INFPは物事の全体像を見ながら、一見無関係な出来事も全体像と結びつけることで関係を理解することができますが、ISFPは目の前にすぐにあるものに対して物事を処理します。INFPの方が視野が広い傾向があり、ISFPの方が確実な意見を持っていることが多いでしょう。
芸術に対する価値観の違い
INFPは物事の余白部分、すなわち完結していないドラマの次の展開のような部分に魅了されることが多いです。INFPは、芸術に対して、その背景や全体像に関心を持っています。一方で、ISFPはより現実的で、目の前の「そのもの」を評価する傾向があり、INFPのように隠されている真実や、背景などにはあまり興味を示さないでしょう。
社会への適合性の違い
既存の日本社会では、ISFPの方が社会への適合力が高いと言えるでしょう。INFPは自身や他の人に対しても理想主義でありますが、それに対してISFPは順応性があるタイプと言えます。
INFPは理想主義者ですので、自他共に高い基準を設けており、その中で社会を判断することから、場合によっては厳しい判断をとったり、強い拒否反応を起こすことがあるでしょう。INFPは、自身の価値観にそぐわない場合には強く反発します。
一方でINFPは、未知なることへのチャレンジを好んでいたり、遊び心に価値を見出したりする価値観を持っていますが、その点新しいことへの順応性は高いと言えるでしょう。
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