MBTI

INFPの適職とは? 仕事場で活躍できる職業について

16タイプ性格診断とは?

ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか?


診断テストはこちらから無料で診断できます(約5~10分)

悩みを抱えやすいパーソナリティと考えられているINFP。悩みを抱えやすい一方、何かを創作する時、表現する時には才能を開花させることも多いパーソナリティでもあります。

今回はそのようなINFPの性格特徴を元に、失敗しないための仕事選び・適職についてご紹介したいと思います。

仕事におけるINFPの長所と短所

INFPは創造的なタイプであり、新しいものに対する興味や好奇心が強い理想主義者で、個人主義者でもあります。INFPは非常にクリエイティブな仕事に向いており、勘がいいタイプでもあります。そんなINFPは職場環境では、全体像を把握したり、ざっくりとした話をすることは得意ですが、詳細を詰めていくことは苦手です。そのため、ミステリアスなタイプと思われたり、天然系と思われることも多いでしょう。

INFPは仕事を行うときに、チームで行うことも得意ですが、特にパフォーマンスを出すときには、個人の時間もある程度必要だと言われています。INFPは他人の感情にも敏感ですので、INFPの繊細さを理解して支えてくれるチームメンバーが求められているでしょう。INFPは衝突や対立を避けたいと思っています。

INFPは基本的に、野心むき出しなタイプではなく、単なる仕事や経歴にはあまり執着がないでしょう。INFPは自分が興味を持っていることや、愛していることに対して、情熱的であり、熱狂したいと考えているでしょう。

そのようなINFPですが、長所と短所を以下にまとめてみました。

仕事におけるINFPの長所

  • 独創的な世界観を持っていること
  • デザイン性など、クリエイティブな作品を作り上げる上での直観力
  • 同僚や顧客に対して、密なコミュニケーションをする事ができる
  • 世界観に沿った目標に対して熱心で忠実

仕事におけるINFPの短所

  • 自身の世界観を拒否されることに抵抗がある
  • 大多数の人とのミーティングなどでは喋れなくなってしまう
  • 物事の詳細を考える事が苦手、論理的思考力を使う仕事は苦手

 

自分の才能を活かした転職をしたいINFPのあなたへ

今、あなたはストレスが溜まってしまう仕事をしていませんか?

自分の性格に適している仕事についているかどうかが異なると、同じ労力をかけても疲労度は全く異なってきます。疲労度やストレスが増えると、必然的に幸福度も落ちてしまいます。

しかし、自分の性格に適した仕事に巡り会うことができれば、今感じているストレスや疲労感は少なくなります。そればかりか、性格に適した仕事は才能を発揮することにも繋がるので、昇給や出世にも繋がることでしょう。

転職となると、一歩足が止まってしまうものですが、とりあえず思い切って転職エージェントに登録することだけでも初めて見るといいかもしれません。早く登録することで、より良い条件の求人情報を受け取る確率も上がります。

 

INFPのあなたにオススメの転職エージェント

INFPのあなたにとっておすすめの転職エージェントは、以下の通りになります。

  • 『ウズキャリ』 離職率が低い案件が多く、担当者の人が柔軟に対応してくれます。20代限定です。就業先の情報を具体的に握っているエージェントで、就業先の人のリアルな口コミを除けます。面接対策等のサポートも充実しているのでとてもオススメです

他にも、『ヒューレックス』『マイナビ』といった、実績のあるエージェントに登録するのも良いでしょう。

 

INFPの適職について

INFPは通常、持っているクリエイティブ力を生かすような仕事に向いている事が多いでしょう。複雑なことは考える事が苦手で、チームワークよりも個人ワークの方が向いているのも特徴です。以下の3つをピックアップしてみました

  • 芸術系ビジネス
  • メディア系ビジネス
  • その他

INFPに向いている芸術系のビジネス職

INFPは最も特徴的であるのは、クリエイティブであることですので、新しい作品を作る事、独自の世界観を展開させるような仕事には特に適性があるでしょう。INFPは特に芸術系で活躍することも多く、才能があるように見えますが、舞台裏では孤独に自身の芸術を生み出す努力を行なっています。

  • 作家
  • ラノベ作家
  • マルチメディアアーティスト
  • アニメーター
  • 漫画家
  • UIUXデザイナー
  • グラフィックデザイナー
  • Youtuber
  • 動画クリエイター

INFPに向いているメディア系ビジネス職

INFPは、自己表現やクリエイティブな仕事に長けていますが、そのような能力からメディア系のビジネスにも適性を持っていることでしょう。INFPは抽象的で創造的な問題を好んでおり、メディアの仕事は楽しくできる可能性が高いでしょう。

  • メディアライター
  • コピーライター
  • 翻訳
  • フォトグラファー
  • 編集長
  • メディア編集者

INFPに向いているその他の職業

INFPは自分の気持ちも強く、感情豊かなタイプですが、同様に他者の感情にも敏感で、繊細なタイプと言えるでしょう。INFPは周りの人の感受性に対しても気を効かせる事ができるので、密なコミュニケーションを取るようなカウンセラーやセラピストのような特定の職業にも向いているでしょう。

  • 幼稚園の先生
  • 助産師
  • マッサージセラピスト
  • エステティシャン
  • マツエクの担当者
  • ネイリスト
  • カウンセラー
  • 理学療法士

INFPが苦手な仕事

INFPが苦手な仕事は、典型的な日本企業のような職場環境にはあまり適性がないでしょう。INFPは一人の空間や一人の時間を求めており、静かな空間の中で仕事をしたいと思っており、またそのような環境では生産的に活動をする事でしょう。

INFPは1;1の密なコミュニケーションを取ることは得意ですが、大多数の人とコミュニケーションを取ることは苦手なタイプであるために、セールスマンとして活動することや、大勢の聴衆に対して訴えかけるような仕事にはあまり向いていないことでしょう。そういった環境下では強いストレスを感じるので、パニックになってしまうかもしれません。また、細かい部分を見ることは苦手ですので、研究者にもあまり適性がないことでしょう。

INFPは、繊細なタイプですので、周りの人にもある程度理解される必要があるでしょう。以下にINFPが苦手になるであろう職業をリストアップしました。

  • 警察官
  • 政治家
  • 司会・進行
  • 裁判官
  • 企業経営者
  • 研究者
  • 科学者

満足度の高いINFPの適職

1. 幼稚園の先生

INFPの人たちは子供のように新しいものに対する興味好奇心が強く、創造性を持っています。また、INFPは自他共に感情に関して繊細なタイプですので、子供の繊細な気持ちにも敏感に反応する事ができ、適性を持っている事が多いでしょう。INFPの創造性を生かす事で、子供に対しても新しい遊びを提供でき、人気の先生になる事ができるかもしれません。

2. ソーシャルワーカー

INFPの人たちは、周りの人々の生活が進歩したり、成長する事に喜びを感じる事ができます。自分自身よりも他者の利益を優先する事ができるような気質であるために、ソーシャルワーカーとして活躍することもできるでしょう。離婚・失業、あるいは病気など様々な問題に対して、親身にそして適切に課題に順応する事ができる事でしょう。

3. 作家

INFPは他者の気持ちにも敏感なタイプですが、自分の価値観を強く持っています。自分の世界観が広がっていることも少なくなく、誰かに自己表現することを生きがいにしていることも少なくないでしょう。INFPのこの自身の強い感情は仕事の上でも才能のように作用することも少なくなく、読む人に強く伝わる表現を生み出す事ができるでしょう。

 

性格診断をもっと知りたいあなたが読むべき3つの書籍

①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用


16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。

②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

③新版エニアグラム【基礎編】


9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。


ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。