MBTI

【MBTIタイプ別】上司に向いているかどうか P型編

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私たちの生活は様々な集団で成り立っています。例えば、家族や友人関係、学校、職場などたくさんの組織の中で生活しています。組織の中には、必ず周囲の人達を引っ張る上司が存在するはずです。上司に向いている人もいれば、部下の時間管理や目標達成など様々な重圧がストレスとなるようなあまり上司に向かない人もいます。MBTIのタイプに基づいて、どのような上司のなるかを紹介します。

INFPが上司にむいているかどうか

INFPは自分が上司になることで、自由に仕事が出来ることを喜ぶ一方で、細かい計画や目標を設定するのに苦労するかもしれません。なぜなら、INFPは物事を整理したり、特定の事柄に関して過度に気にし過ぎる傾向があるからです。INFPは創造性に満ちていて、素晴らしいアイデアを思いつくのですが、それを時間をかけて形にしたり、やる気を維持するのは難しいかもしれません。ですから、INFPは自分が上司になるよりは、アイデア以外の部分をサポートしてくれるような上司の下で働く方がいいかもしれません。

ENFPが上司にむいているかどうか

ENFPは独立心が旺盛なので、誰かの下で働くよりは自分が上司になる方を好みます。なぜなら、他の上司の下で働く場合には、相手から支配されたり不当な要求をされた時にイライラする可能性があるからです。ただし、ENFPの仕事のやり方を理解している上司であれば、仲良くなり、優れた仕事を提供することができるでしょう。そんなENFPが上司になった場合は、想像力や思いやり、勇気で、素晴らしい結果を生み出せして、上司という立場をおおいに楽しむことでしょう。そんなENFPが最も苦労するのは、スケジュール管理です。計画的に物事を進めるのはあまり得意ではないので、時間が経つにつれ問題が複雑化して大変な思いをするかもしれません。

INTPが上司にむいているかどうか

INTPは、非凡な創造力と潜在能力をもっています。ですから、自分の立場を十分に尊重てくれなかったり、あまり賢くない上司からの命令には従いたくありません。このため、INTPは誰かの下で働くよりは自分が上司である方が楽しく仕事が出来ると感じています。そうは言っても、INTPは、自分が上司になれない場合でも創造的な立場で最善を尽くし、さらなる成長を遂げることでしょう。また、INFPは、時間やエネルギーを際限なく費やし、先入観にとらわれない解決策を見い出して成功するでしょう。ただし、INFPは細かい時間管理や行動管理をされるのは苦手なので極端に制限の多い組織で働くのは難しいかもしれません。

ENTPが上司にむいているかどうか

ENTPは、他人の下で働くとイライラする可能性があるため、自分が上司になる方が良いでしょう。ENTPは、既存のシステムを作り変えたり、物事を根底から覆して、斬新で新しい方向へと導いたりします。そんなENTPは、他人から細かく管理されるのを余儀なくされると疲弊してしまうかもしれません。ですから、自分が上司であることはENTPにとって素晴らしい報酬のようなものです。他の上司に義務を押し付けられることなく、自分のビジネスを選択する充分な余裕を持つことが可能になります。ENTPの最大の弱点は、やる気を維持ですが、これに関しては、弱点を補うような適切な人材を採用すると解決出来るでしょう。

ISTPが上司にむいているかどうか

ISTPは自由で独立していることが何より重要なのですが、上司になるための最大の苦労はスケジュールを維持することです。ISTPは、途中で気が散ってしまう可能性があるため、目標や締め切りを自ら設定する必要がある場合は非常に苦労します。そんなISTPは、引き受けた仕事に関して、驚くほど熟練しており、素晴らしい成果をあげる可能性が高いのですが、自分のビジネスを運営している場合は、未完成な仕事を残さないように支援してくれるアシスタントが必要になる場合があります。

ESTPが上司にむいているかどうか

ESTPは、他人からの多くの要求に従うのは好きではありませんが、行動を細かく管理してくれる誰かが必要です。なぜなら、ESTPは、期限が設定されていない場合、他の事に気が散ってしまって、動機付けに苦労するかもしれません。そのため、ESTPは、やるべき事を先延ばしにし、最後まで物事を放置する傾向があります。ですから、上司になる場合には、スケジュールを細かく管理してくれるアシスタントが必要です。

ISFPが上司にむいているかどうか

ISFPは自分が上司になることは、少しプレッシャーを感じることになるかもしれません。なぜなら、ISFPは、あまりにも多くの規則と義務を要求されるのは嫌なのですが、それらの規則を自分で設定しなければならないとなるとそれは更にプレッシャーに感じます。ISFPは、時間に追われて仕事をするのは好きではありません。ですから、自分が上司になる場合には、より組織化された環境で、様々なことを助けてくれる誰かがいない限り、ISFPにとっては難しいかもしれません。

ESFPが上司にむいているかどうか

ESFPは多くの自由があるため、自分が上司になることを楽しむでしょう。好奇心が強く、気軽に新しい発想をするESFPが、他人から規則を強要されることは、イライラしてしまいます。そんなESFPの最大の弱点は、組織が決めた締め切りに遅れずについていくことです。もし、ESFPが上司になるのであれば、時間や行動を細かく管理して軌道に乗せることができるアシスタントを必要とします。ESFPは少し自由気ままなところがあるので、上司がいることでやる気を維持するのに役立ちます。

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②ユング心理学でわかる8つの性格



心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。

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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。