MBTI

【MBTIタイプ別】体調不良への向き合い方【Nタイプ編】

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ENFPの場合

ENFPは、体調が悪いことを「気のせいだ」として無視しがちです。何故かというとそれは、病院に行ったり、家で大人しく眠ることが退屈で仕方なくて、やりたくないから。

ENFPには病院に行くことよりも他に、やりたいことが沢山あるのです! 体調が悪かろうが、無理をしてやり抜こうとするでしょう。やりたいビデオゲームがありますし、読みたい本や漫画がありますし。出かけたい場所や食べたいものが沢山あります。

……――ですが、最終的には体が悲鳴を上げて、ENFPにブレーキを掛けるはずです。その結果、ENFPは以下の二択のいずれかに終わるでしょう。

  • やりたいことに取り掛かるも、体調不良により集中できず、結果的には布団の中で猫動画を見ることになる。
  • 無理をしてやりたいことをやった結果、翌日はよりひどい体調になり、寝込むことになる。

ENTPの場合

「病は気から」を信じるENTPは、気力で体調不良を吹き飛ばそうとします。「自分は大丈夫だ、これぐらいすぐ治るさ!」と自分に言い聞かせて、何か面白いことでもしようとします。もしかしたら、体調不良の状態を活かしたことでも企画し始めるかもしれません。

しかし……結局のところ、体調が悪いというのは事実としてあるわけであり、気力でどうこうできるものではありませんし。体調不良がある時には、大人しく休むべきです。それに吐瀉物は有効利用せずにトイレへ流すべきですし、風邪によってガラガラ声になった時には歌わずに葛湯でも飲んでおくべきです。

そして最終的にENTPは、やはり「大人しく寝ているべきだった」という結論に至ります。そしてその結論に至った時、無理をしたそれまでの自分を省みたうえで「……体力を使い切ってしまった、もう免疫力ダダ下がりかもしれない。そうしたら死ぬかもしれない……」というような不安に駆られるかもしれません。

INFPの場合

INFPにとって、体調不良はチャンス。仕事や学校を休む口実を与えてくれるからです。休む旨の報告を済ませたら、INFPはこの休日を体力の許す限りエンジョイしようとするでしょう。

胃に優しい食事を済ませて、飲むべき薬も飲んだら、INFPは部屋のドアを閉めきって、一人の時間を満喫します。読み途中だった小説を読み始めたり、見る機会がなかなか持てなかったTVドラマや映画シリーズの視聴マラソンを始めるでしょう。

もしかするとこれは、体力をゲッソリと削ることになるかもしれません。ですが心は満たされるはずです。

INTPの場合

体調不良を感じた時、INTPは自己診断を始めます。医学書を漁るか、Google検索を通じてインターネットの海に潜り、自分にどういう症状が出ているのか、どんな病名が当てはまるのか、どんな薬や対処法が有効なのかを知ろうとするでしょう。

そして自己診断が済んだら、自己治療を始めます。市販薬で済むならそれを買いに行くでしょうし、それが無理そうなら病院に行くでしょう。そうして体調不良に対して打つべき手を打ち終えたら、INTPは「暇つぶし」と称して暴走を開始します。

時間があることをいいことに、INTPは興味がある分野に没頭するでしょう。ゲーム・オブ・スローンズの結末に不満を抱くファンたちのブログを読み漁って、彼らが何故不満を抱くのかという心理を分析し始めたり。死後の世界の有無や、宇宙人の存在について討論する掲示板に参加したり。もしくは、延々とソリティアで遊んでいるかもしれません。

ENFJの場合

天気のいい日には、掃除や洗濯をしたくなるものです。曇りの日であれば、本を読みたくなるかもしれません。雨の日だったら、楽器を弾きたくなるかもしれません。雪の日だったら、編み物でもしたくなるかもしれません。

いずれにせよ、ENFJに「大人しく寝ていなさい!」という言葉は通じません。マスクを顔に装着したら、ENFJはいつもと変わらない働きっぷりをしてみせるでしょう。クシャミをしたり、咳きこんだりをしながらとなりましますが……。

仮に周囲の人が気を利かせて「家に帰って、休んでなよ……」と声を掛けたとしても、ENFJは「やることが何もなくて、退屈だから」と笑顔で返します。

しかし「体調不良の人間が出歩く」というのは、あまり奨励できない行動です。健康な人に、病気を移す可能性があるからです。体調がすぐれない時は、大人しく家で寝ていましょう。

ENTJの場合

体調を崩すことは、自己管理が十分でなかったことを意味する。ENTJはそう考えるかもしれません。なので体調が優れなかったとしても、ENTJは自分の足りなさを責めるだけで、自分を労わろうとはしないでしょう。なので10分程度の昼寝は挿むかもしれませんが、それでもいつも通りに仕事をしようとします。

ENTJはたとえ体調が悪かろうと、朝早くに起きますし、朝食代わりのグリーンスムージーを素早く飲み込みますし、いつもより早く出勤して、いつも通り仕事をしようとするでしょう。

偏頭痛がすれば痛み止めで誤魔化して、吐き気は気力でグッと堪えて、発熱は解熱剤で抑えて、いつも通りに振舞います。どんなに疲労感が押し寄せようが、体のあちこちが痛もうが、気力と薬で克服しようとします。

そうして無事に体調不良を克服した時には、より一層強い精神力を手に入れることができるでしょう。しかし……体調が悪いときには、なるべく体を休めてほしいものです。

INFJの場合

体調不良になった時、INFJはまず自分を責めるでしょう。そして仮に罹ったものが何らかの感冒症なら、誰かにうつしていないかどうかが心配になり、とりあえず直近で関わりがあった人すべてに謝罪のEメールを送ります。

それから次にINFJが行うのは、家事です。掃除洗濯を手早く済ませて、食事を作ります。自分の他に、配偶者や子供などが家にいる時には彼らのために、電子レンジで温めればすぐに食べられる食事も作り置きしておくでしょう。

それらを済ませたら、INFJは自分の為に暖かい飲み物を入れて、毛布を引っ張り出して、自分の寝室に戻ります。毛布を頭まですっぽりと被り、外界を自分の脳内からシャットアウトして、ひとまず眠ろうとするでしょう。

INTJの場合

INTJは病気になると、まず一人で家に引きこもるという選択を採ります。これは他者に移さないようにするためです。しかしこれは「周囲の人に被害を与えたくない」といった思いやりからではなく、「仮に誰かへ移してしまった時に、後で誰かからギャーギャー文句を言われるのが嫌だから」といった理由からの行動。とはいえ、病気を振りまかないことはとても良いことです。

そしてINTJは家でできる仕事があるなら、それを家に持ち帰るでしょう。そうして一人で静かに、自分のやるべきことを済ませます。やるべきことが終わった時には、一人きりの時間を本でも読みながら楽しむでしょう。

……ただしINTJは、あまり自分の身体を労わるタイプではありません。家に引きこもるものの、大人しく寝るわけでもなく、休むわけでもありません。これが結果として、体調不良をこじらせる原因となります。

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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。