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組織においてリーダーという役割は重要ですが、全ての人がリーダーに適しているわけではありません。
チームを引っ張るするタイプもいれば、影でチームを支えることが好きなタイプもいます。
なかには、リーダーという立場が苦手で、苦痛に感じる人もいます。ですから、リーダという役割にうまく適合し、それらを楽しむには、特別な才能が必要なのかもしれません。
例えば、リーダーは、他の人を指揮したり、すべてを組織化して、あらゆる責任を負わなけれいけません。
INTPは、そのような立場にいることを好まないため、周囲からリーダーと見なされることはあまりありません。
INTPにとっては、多くの場合、他の人々から独立して自分の場所を確保する方が快適です。そのため、先頭に立って指揮をとることは、かなり疲れるように見えます。
だからと言って、INTPがリーダーとしての役割を果たす能力がないわけではありません!
なぜなら、得意であることと好きであることは違うからです。
ですから、INTPが必ずしもリーダーになることを望んでいないからといって、INTPがリーダーとしての特性や強みを持たないわけではありません。
1.INTPのリーダーシップ
INTPは通常、リーダーという立場は嫌なので、頼まれても断る傾向があります。
なぜなら、INTPは、自分一人になれる場所や独立した立場を好みます。そのため、他の人に意見する必要があると凄く負担に感じてしまいます。
特に、周囲の人々の欲求を常に心配しなければならない場合は、疲れ果ててしまいます。
リーダーになることは、他の人を助けなければならないことを意味しますし、時には自分の行動や感情にも配慮しなければいけません。INTPの場合、このような状況は、本当に疲れ果ててしまう可能性があります。
しかし、INTPは、非常に戦略的です。状況を分析し、最善の選択と経路を導き出します。
そして、どうすれば成功するかを常に理解しています。そういう意味では、リーダーに適したタイプと言えるでしょう!
そうは言っても、他人に対して指示や命令を与えるこは、INTPが最も苦手とすることです。ですから、INTPのリーダーとしての戦いは、他人を指揮することの苦手意識にあると言えるでしょう。
INTPに対して寛容なタイプがチームにいれば、その人に説明して指示を出させることが出来ます。
しかし、単独で仕事をするのが好きなINTPは、状況に縛られていると感じるのが好きではないので、リーダーという立場は息苦しく感じるでしょう。
特に、他人に指示を出したり、正しく指示を守っているかを確認しなければならないことは、かなりイライラすることがあります。
従って、INTPは、何かを達成しようとしているときに、他の人々と距離を置くでしょう。絶え間なく誰かに話しかけられると疲弊してしまうかもしれません。
2.チームの一員としてのINTP
INTPは、他人から指示されたことを盲目的に行うことを好まないため、チームの一員という立場もあまり快適ではありません。
なぜなら、INTPは、独立していて、ひとりの時間と場所を必要としています。そのため、INTPはグループではなく単独で素晴らしい仕事をします。
ただし、チームの仲間が、論理的思考の持ち主で、INTPの計画を理解している場合は、協力してチームでの作業に最善を尽くすことができます。
INTPは、必要に応じて、周囲の人々と協力して一生懸命働きます。しかし、少し疲れることもあります。やはり、多くの場合、職場での自由に自らの創造性を発揮したいと思っています。
INTPは、リーダーとして人々引っ張ることは好きではないですが、チームの一員として働くのも苦労します。
例えば、リーダーのことが個人的に好きではなく、信頼できないと感じると、反発することもあります。
ですから、状況によってはINTPは本当に苦労します。特に、全く尊敬できない人からの命令をきくのは耐えがたい気持ちになります。
また、リーダーが実際に適切な指示を与えず、非効率的であると思われる場合、INTPは非常に苛立ちます。
知的で有能、既成概念にとらわれずに考えることができるリーダーの指示ならばINTPは喜んで従います。
しかし、あまりにも頭の固いリーダーの下では、疲れ果てて欲求不満になります。
INTPは、自分の話を最後まで聞いて、必要であれば、提案を採用してくれるリーダーを慕います。非常に多くのアイデアを持っているINTPは、それを理解できるリーダーに聞いて欲しいと思っています。
このように、INTPは自分にとって適切な状況では優れたリーダーまたはチームの一員になりますが、単独で仕事をする方がずっと快適で、成功する可能性があります。
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