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エニアグラムの性格診断をする中で、過去にMBTIの診断結果を得た人であれば、自分のタイプとの相関性が気になるかもしれません。実際にエニアグラムとMBTIの診断結果を組み合わせることで、より性格を理解することができます。今回はESTPについて、エニアグラムの各タイプとの相関性を紹介したいと思います。
もくじ
エニアグラムのESTPの分布について
(引用元: Pinterest, https://www.pinterest.jp/pin/324188873177044957/)
エニアグラム タイプ7のESTP
ESTPタイプの中で、2番目に多くの人々がエニアグラムタイプにおけるタイプ7で、全体の約28%程度を占めています。タイプ7は熱中・楽天家を意味するタイプであり、ユングの心理機能では外向的感覚に相関性があることが考えられます。ESTPの心理機能のうち、外向的感覚(Se)は第一機能であることから、納得できます。
エニアグラムのタイプ7の人々は、物事を楽観視している傾向にあり、リスクを恐れず挑戦する精神が魅力的な人々です。精神的に・身体的にも挑戦的なことを行う時に最も活動的になります。リスクテイカーである一方で、ギャンブルにハマってしまったり・ルールを破る日にもなりがちです。
多くのタイプ7のESTPは、他のMBTIタイプに置き換えると、最もESFPに近いと考えられるでしょう。ESFPもタイプ7の人々のように、楽観的に人生を楽しんでいます。ESTPはESFPと比べると、洞察力や頭の回転に優れている傾向にあるでしょう。また、人生を謳歌するタイプ7のENTPにも近いでしょう。
タイプ7のESTPの構成(ウイング)
7W6の比率…約0%
7W8の比率…約100%
エニアグラム タイプ8のESTP
ESTPの人々のうち、最も多くの人がエニアグラムタイプにおけるタイプ8であり、全体の約38%程度を占めています。エニアグラムにおけるタイプ8とは、『挑戦者』を意味するタイプであり、ユングの心理機能においては、外向的思考(Te)能力に強く相関していると考えられます。
ESTPにとって、外向的思考(Te)は、潜在的な心理機能でありますが、第一機能の外向的感覚(Se)と第二機能の内向的思考(Ti)を組み合わせて使うことで模倣していることから、納得はできるでしょう。
タイプ8は、自分自身に自信をもって行動することができ、また目標をシンプルに捉えチャレンジすることを得意とします。リーダー気質であり、力強さを感じることができますが、一方で、他者を見下す傾向にあるかもしれません。
多くのタイプ8のESTPは自分自身のことをESTJやENTJと間違えてしまうかもしれません。確かに、タイプ8のESTPは外向的思考が優れていることから、無料で受講できる精度の悪いオンラインMBTI模倣テストではESTJとして結果をえるかもしれません。しかし、実際には外向的感覚に優れたタイプ8のESTPでしょう。
タイプ2のESTPの構成(ウイング)
8W7の比率…約70%
8W9の比率…約30%
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