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【MBTI】INTPが不快に感じる9の嫌いなこと

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INTPは非常に柔軟性があります。知的好奇心と独自の問題解決の方法を駆使して、議論やシステムの論理的な矛盾点を簡単に見つけ出します。INTPは理論とアイデアで世界を変える素晴らしい革新者です。アイザックニュートンやアルバートアインシュタインはINTPであると考えられています。
ただし、他の性格タイプと同様に、INTPにも限界があります。これはINTPパーソナリティタイプが嫌いな9つのことです。

INTPが嫌いなもの/状況

1.人々が非論理的なことを信じるとき

INTPは理論を介して世界にアプローチ働きかけます。INTPは、世界に何らかの意味があって欲しいと願っています。そして、世界がどのように機能するのかを常に探求しています。ですから、INTPは論理的矛盾を見つけ出すプロです。そんなINTPは、宗教的、政治的、または哲学的、どのよう分野であっても、非論理的な信念に固執する人々を理解できません。INTPは、他人が論理的な根拠がないことに対して、強引に信念を維持するとき理解に苦しみます。

2.多くの細部に対処することを余儀なくされている

INTPは感覚的ではなく直観的なタイプです。ですから、物事の全体像を捉えるのが何よりも得意です。そんなINTPは、新しいアイデアを議論し、可能性を探り、そして革新することを目指しています。もし、誰かが外からINTPを見ると、頭の中の対話に夢中になっていて、現実ではなく夢の中にいるように感じるでしょう。一般的に、INTPにとって、その対話は現実の世界で起こっている何よりもはるかに興味深いです。
従って、INTPは日常に対して、すぐに退屈する傾向があります。多くのINTPは、机を整理したり、定期的なオイル交換のために車を店に持ち込むことを忘れたりするなど、日常的な作業をこなすことに苦労します。INTP がこれらのことができないわけではありません。ただ、INTPは、現実的な細かいことに対する興味があまりないのです。実際、INTPは、仕事や学校のように、細かいことに集中することを強いられる状況を嫌います。

3.準備が整う前に自分の気持ちについて話すよう圧力をかけられる

INTPは論理的な視点で物事を捉えるので、感情的な問題に対処することは不快に感じるかもしれません。それは他の人々の感情、特に自分の感情を扱うことを含みます。INTPは、自分の中で感情を抑えます。時には、友人や家族など近親者に対しても感情を隠します。
INTPが感情的な問題について話すことができないというわけではありません。ただ、INTPは感情を処理するために他の人達より多くの時間を必要とします。ですから、INTPは、信頼出来る相手を見つけて安心した状態で自分の感情を打ち明ける準備が必要です。もし、精神的な準備が整う前に、誰かがINTPに個人的または感情的な問題について話すようプレッシャーをかけるとINTPは嫌な気持ちになります。

4.すべての可能性を探る前に決定を下さなければならない

INTPは知覚者なので、最終的な判断における結果だけではなく、意思決定までの過程を重視します。INTPは、決して急いで決定を下すことはありません。すぐに細かい計画を立てるよりも、可能性や可能性を探ることに関心があります。しかし、残念なことに、これは彼らが分析出来なくなり立ち往生することを意味しています。確実な結論や行動計画をたてるには、INTPは他のタイプよりも長い時間が必要になります。INTPは、すべての選択肢を探求するのに十分な時間がないまま決断を強いられることを嫌います。

5.一人の十分な時間が取れない

INTPは多くの一人の時間を必要とする内向的なタイプです。INTPは、一人で、哲学や理論的な可能性を夢見て、反省し、構想を練ります、さらに、読書、ゲームなどの一人で活動することでリラックスします。他の内向的なタイプと同じように、十分な一人の時間がないと、彼らは疲れ果ててしまうでしょう。

6.社会規範や社交辞令

社会規範に関する事柄は、多くのINTPにとって意味の無いものに感じます。例えば、もっと面白くて重要な話すべき話題があるときに、何故、意味のない社交辞令を言うのですか?雨が降っていることなんて外を見れば分かるのに、なぜ天気の話を敢えてする必要があるのですか?

残念なことに、このような感性は、INTPを社会的に生きづらくしてしまいます。しかし、成長するにつれて、多くのINTPは、社会的な規範や社交辞令が煩わしく無意味に感じてもそれらを行うことに利益があることを理解します。しか、INTPが「週末はどうでしたか」という笑顔と心のこもった演技を学んで、上手に人付き合いをしていたちしても、どうでもいい雑談はINTPが嫌いであることに変わりはありません。

7.真実を犠牲にすること

INTPは真実を話すことが何よりも重要であると考えています。そんなINTPは、他人を気遣って、言葉を選ぶようなことはしないので、鈍感で直接的な人であると他人から思われてしまいます。しかし、INTPは、真実を犠牲にするよりはいいと思っています。INTPは、哲学者や探求者を中心としてすべてのパズルのピースを組み合わせることで世界を理解しようとしています。INTPは、人々が真実を語らなければそれが成し得ないと考えいています。

8.意味をなさない規則や伝統に従わなければならない

論理的で独立したINTPは、哲学と慣行、規則、さらには家族の伝統さえも論理的に証明されなければ信用することができません。
職場や家庭、または学校で、INTPは意味をなさない規則やコミュニティに従うのに苦労するでしょう。INTPは、静かな不適合者です。だからと言って、意図的に困難、格闘、または傷害を与えようとしているわけではありませんが、裏付けをした上で容赦ない論理的な議論を展開するかもしれません。

9.人生に意味がないと感じるとき

INTPほど人生に意味を求めるタイプは他にありません。INTPにとっては、給料を稼ぐためだけに仕事をこなすのだけでは不十分です。INTPは、自然のスキルと才能を駆使して複雑な問題を解決し、世界を理解したいと思っています。INTPの人生が意味を見出せない時、INTPは、仕事であろうと個人生活の中であろうと、それを絶対に嫌います。

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ABOUT ME
魔王
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行っています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。