MBTI

【MBTI】近いタイプと比較をしながら性格タイプを理解する

自分の性格タイプを知る際に、性格判定を受けて、または性格診断の本を読んで将来の道しるべを得ることが可能です。しかし、その性格タイプを深く掘り下げて見ることで、より
ポイントを押さえた解釈をすることができるのです。

ISFJとISTJの違い

ISFJとISTJの人格は、どちらも感情をストレートに表現します。過去に学んだ教訓や印象に残る思い出、そこでの経験をすぐに思い出すことができます。そのため、他人からの共通の思い出を引き出すことも得意です。ある類型学者は、この2つの人格タイプが他のどのタイプよりも「デジャヴ」を経験しやすいと信じています。

ISFJは、「私達」という言葉を頻繁に使い、相手との関わりや共感を得るために包括的な表現をします。このタイプは、機敏で温かく、節度があり、礼儀正しい人格です。また、相手のニーズを考えて、調和を守れる性格です。

ISTJは、発言する際に「すべき」というニュアンスを込める傾向があります。このタイプは、物事の流れに関して権威感を持ち、「思う」や「感じる」という表現を好みません。効率と有用性に重きを置いて、客観的かつ論理的に決断を下します。

ISFJとISTJの両方は、寡黙で個人的な傾向があり、多くの刺激や騒音、外的活動を好みません。そして、伝統や日課、組織化された予定を大切にしています。

ESFPとESTPの違い

ESFPとESTPは、どちらも身軽で柔軟な性格の持ち主です。新たな環境に適応しやすく、反対に単調な生活には飽きてしまいます。このタイプは、できる限り積極的に活動して広い世界で関わりを持ちたいと考えます。冒険的で衝動的、自発的な傾向があり、環境の変化にも素早く反応し、多くの文化や状況にも簡単に溶け込むことができます。

ESPは、話す際に、ジェスチャーやウインク、豊かな表情表現を使い会話を盛り上げます。また、相手の身ぶり手ぶりを簡単に習得して、同じように表現することがあります。このタイプは、常にアンテナは張っていて、周りをよく観察しています。過去や未来ではなく、現在の話を好みます。

ESTPは、論理的な結果とその原則に焦点を当てて決断を下します。このタイプは、ESFPよりもストレートで、遠回しな表現や言葉をオブラートに包むことを嫌います。そのため、論点を正すために、問題点との直接対立を好みます。

ESFPは、内なる価値感と自分が論理的に正しいと思うことに焦点を当てて判断を下します。このタイプは、物事を現実的に捉え、ESTPよりも真正で自己啓発的な傾向があります。そして、周りとの共感を大切にして、人の誠実さと自分自身を守ろうとします。

INTJとINFJの違い

INFJとINTJの特徴の1つは、全て「新しい」ものに変えたいという思考です。今存在するものよりもより優れた解決策を見つけ出したいと考えています。そして、「壊れていないものを直す必要がない」という考えはなく、全てのものに改善の必要があると感じています。また、複雑なテーマについての会話を好むので、何気ない会話や日常会話が苦手です。

INTJとINFJは、物事を説明するために、多くのジェスチャーや例え話、または理論的な表現をします。また、鋭い観察力と未来を見据えた考察力を駆使した未来予測を好む傾向があります。

これらの性格タイプは、どちらも応答が遅い傾向があります。時間をかけて、できるだけ多くの情報を取り入れ、分析、判定することを好むからです。そのため、騒々しさ、忙しさ、明るい環境に苛立ちを覚えやすいです。

INTJは、論理的かつストレートに意見を述べ、また客観的な視点で決断を下します。物事の長所と短所を分析して、最も適切な解決策を導き出す力があります。そのため、「すべき」という言葉をよく使うタイプです。

INFJは、非常に温和で共感を大切にするタイプです。相手の感情に敏感で、感情移入しやすく、また影響されやすい人格です。そのため、礼儀正しく、良心的に見られます。

全体的にINTJとINFJは、頑固で独立的、戦略的で先見の明があることで知られています。しかし、たびたび現実世界とこのタイプの内面思考世界が同期しないことがあり、「空想家」と呼ばれがちです。

ENFPとENTPの違い

ENFPとENTPは、将来への観念や構想を持って自己を表現します。自分が置かれた環境下で多くの可能性を見出し、相手にもその可能性を広めます。そのため、常識や型にはまらない自由な視野を持って話をする傾向にあります。

ENPは、インスピレーションを持ち、好奇心を動かしたり仮定の話を試案したりすることを好むため、反復作業や単調な仕事が苦手です。そのため、日常的な仕事が多い場面では、浮いた存在になりがちです。しかし、変化に強いので、非常に素早い切り替えで問題を片付けることができるタイプです。

ENTPは、長所と短所を比較検討して、最適な判断を下します。また、論理的な矛盾があればすぐに指摘します。自分が正確であることを維持するために、言葉の選択も非常に慎重です。「思う」という言葉を頻繁に使います。

ENFPは、判断を下す際に数値を比較し検討します。自分の確信と事実の調和を維持したいと考えます。また、相手の筋の通った考えを大切に守ろうとします。このタイプは、「感じる」という言葉を頻繁に使います。

どちらのタイプも自発的で適応性があり、環境や状況の変化を好みます。新しい方法を人に提案することが好きなタイプです。

ESFJとENFJの違い

ESFJとENFJは、どちらも人や人間関係に重点を置きます。相手のニーズや欲求に対して自然に対応できる温和で親切な人柄です。モチベーションを高め続けることが好きで、相手の感情を強く感じ過ぎることによる緊張や対立のある環境に置かれることを嫌います。

ESFJとENFJは、「私達」や「一緒に」という言葉を頻繁に使います。また、「話し合い」や「解決策」という言葉を好みます。このタイプは、誰も孤立しないよう、全ての人のニーズに確実に答えたいと考えます。機敏で親切な人柄で、相手のニーズを満たすこと、目標達成のための環境整理をすることが得意なタイプです。

ESFJは、過去の事例を照らし合わせて話をする傾向にあります。テレビや映画の俳優、過去に出会った人の名前をよく覚えていることが多く、また社会的な出来事を思い出し、人の役に立つことが得意です。

ENFJは、過去ではなく、将来の状況予測に重点を置きます。人の名前や顔を忘れる可能性は大いにありますが、心理面での詳細な感情を覚えています。このタイプは、過去に起こったことよりも、「これからの可能性」や「今後の予測」について話す傾向があります。

ESTJとENTJの違い

ESTJとENTJは、とても素直で規則正しく、落ち着いた印象です。物事を1つずつ確実に片付けようとします。チェックリストを確認しながら、着実に仕事をこなすので、ふざけたことや問題を先延ばしにすることを嫌います。そして、全ての目標やプロジェクトの成功のために勤勉に努力をします。

ESTJとENTJは、意見する際に「すべき」という言葉を頻繁に使います。このタイプは、結論を先に述べてから概要を説明する傾向があり、全ての行動が「はい」か「いいえ」を語る道しるべのような存在です。

ESTJは、非常にストレートな話し方で、過去の出来事も詳細に覚えています。現在や未来のために過去の教訓を生かそうとします。具体的かつストレートに話すので、遠回しな言い方を嫌います。また、伝統や徹底した日課を持ち満足しています。

ENTJは、反対に回り道をする傾向があります。目的のポイントがある場合、まずはその全体像を把握し、次に詳細を確認します。このタイプは、未来の目的に力を注ぎ、過去の話にはあまり興味を持ちません。構造を練ることを好みますが、その工程があまりにも反復的で不変的である場合、退屈してしまう傾向があります。

ESTJとENTJは、どちらも外の世界で物事を整理、合理化することを好みます。誰もが知るような構造やシステム、ルールを作り、生活を円滑に進める体制を整えます。

INTPとISTPの違い

INTPとISTPには、寡黙で分析的、独立した印象があります。ストレスや感情的な行動を隠し、ポーカーフェイスを保つために、物事を論理的に分析処理する傾向があります。意見や決断を述べる際には、「私は○○と思う」という表現を好みます。このタイプは、他人に自分の論理や結論の理解を求める一方、相手にその任務を課すことには抵抗を感じます。また、議論を客観的に深めるために、あえて自分の反対意見サイドに立つ傾向があります。

INTPとISTPの会話は、非常に正確かつ簡潔です。最も正確な言葉を選んで自分の立場を守り、話の発信源を明確にします。さらには、詳細な情報を提示して、可能な限り正確に考えを伝えようとします。一般常識よりも自分自身を表現しようとします。また、相手の話が正しいかどうかを確認する傾向があるため、挑戦的、議論的な捉え方をされがちですが、ただ相手の話を正確に理解しようとしているだけなのです。

INTPは、より多くの比喩表現や例え話、遠回しな言い方をして、要点を理解しようとする傾向があります。そのため、ISTPに比べて意見がストレートに伝わりにくくなります。また、現在、過去、未来にランダムな順番で焦点を当てたり、型破りなつながりや関係を想像したりする、自由な発想による解決法を楽しんでいます。

ISTPは、よりストレートで裏表のない話し方をします。周りの状況を細かく注意深く観察してその場で言葉を選択します。通常、INTPよりも活動的で、抽象的なINTPと違い、決まりきった方法や具体的な事柄を提示します。

INTPとISTPは、どちらも真理と公平性を基本的な指針にしています。このタイプは、感情や表現、温かさに欠けて見える傾向がありますが、全ての人が個人の自由を尊重されることを願っています。また、自分に対する競争心があり、革新的で、肝が据わっている傾向にあります。

INFPとISFPの違い

INFPとISFPは、気さくで素直、共感的に見られる傾向があります。基本的に、批判や攻撃を受けない限り、柔軟で寛容な人格です。しかし、自分に対して何か批判を受けると、とても神経質になり、冷たく、殻にこもりがちになります。1対1で人の世話をすることは得意ですが、顔見知りでない集団になると身を隠すように控えめになります。

INFPとISFPは、どちらも他人の心に感情移入しやすく、相手の状況になったつもりで痛みや願いを感じることができます。

とりわけ、正直で真正であることがこのタイプにとって重要で、自分の価値観や欲望に従って生きる信念を持って、嘘偽り、ごまかし、干渉を断固拒否します。このタイプは、感情の起伏を表に出さず、冷静で穏やかな装いを保つことができます。

ISFPは、感情のコントロールと現実的な感覚を持ち合わせています。特に20代を越えるととても現実的に周りの状況を理解するようになります。そして、自分の価値観や信念に合った行動を好みます。そして、創造的な仕事であろうと、実践的で急を要する人助けであろうと、冷静に観察し、状況を把握することができます。

INFPは、感情のコントロールと想像上の人生観を持っています。物事の理論的なつながりを見出すことを好み、空想と創造を大いに楽しみます。ISFPよりも多くの比喩表現や例え話を出して、また現在よりも未来に焦点を当てて意見を述べます。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。