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今回は「こんな状況に遭遇したら、INFJは絶対にその場から逃げ出すだろう」という瞬間に注目していきます。
INFJが思う「穴があったら即座に入りたい！」な１０の瞬間
１： 話のオチを先読みしてしまって……
仲の良い友人が集う会食の場面。そこで友人の一人が、「最近起きた面白い話を聞いてほしい！」と言います。
友人は段階を踏んで、話をするでしょう。ことの発端を話し、詳しい経緯を話して、それから衝撃的なオチを披露するはずです。
――が、INFJは悪意無く、その段階を邪魔してしまうことがあります。先に話がどんなオチを迎えるのかを分かってしまうため、話に割って入ってしまうのです。「どうせ○○だったんでしょ？」と口走ってしまった瞬間、INFJは後悔をします。その一言によって、場が凍り付いてしまうからです。
２： 物質世界に疎いため、注意力散漫で運動音痴なきらいがアリ
劣位機能に「外向的感覚 (Se)」を保有するINFJは、物質世界をろくに見ていない存在です。彼らは頭の中の世界の住人であり、そうであれば自分自身の体調にも疎い可能性があるでしょう。
目の前にある物に対して注意を払うこと、物質世界から迅速に情報を得て対応すること、相手の表情・服装・髪型の変化を要チェックすること、目覚まし時計を聞き落とさないこと。――これらはSPタイプには得意なことですが、しかしINFJにとっては苦手でしかない物事です。
なので、せっかくのロマンティックな瞬間をINFJは台無しにしてしまう可能性あります。タイミングよく恋人の目を見つめてほほ笑むことは苦手ですし、雨の日のデートには可愛い雨靴……ではなくビーチサンダルを履く可能性がありますし、ダンスのステップはうまく踏めずに足がもつれてしまうでしょう。
３： 「みんなと仲良しであること」が地獄を見せる
ある友人Aさんが、INFJに愚痴を零します。「Bさんに貸したお金が返ってこない。どうしたらいいんだろう？」……Bさんは、AさんとINFJ自身の共通の友人です。
また別の日に、友人のBさんがINFJに愚痴を零します。「Aさんが『金返せ』ってうるさいんだけど、あの人に借金した覚えがないんだよね」
そして別の日に、AさんとBさんとINFJと親しい友人Cさんが、INFJにこんなことを言います。「Aさんは神経質で、Bさんは適当すぎて、正直どっちとも付き合いきれない。ウザすぎるんだよ……」
さて、ここでINFJの前に問題が降りかかります。AさんとBさん、どちらの言い分が正しいのでしょうか？ それから、Cさんの言葉になんて返せばいいのでしょう？
…………誰にでも良い顔をしてしまうからこそ、INFJの友人関係は時に地獄と化してしまいます。
４： 「陽キャの集い」の中で、孤独を感じる時がある
スポーツバーでサッカーの観戦中。または、同窓会に出席した時。陽気で活力に溢れた人たちは、席から立ち上があってハイファイヴを交わし合ったり、乾杯を交わしながら肩を組み合っているでしょう。
しかし、その輪の中にINFJは入っていけません。入れてもらえたとしても、ぎこちなく笑うことしかできないでしょう。――このように、テンションの高すぎる人々についていけない瞬間、INFJは孤独感と共に「この場から今すぐ逃げ出したい……」という衝動にかられます。
５： 何をやっても開かないドアに怒ってしまった瞬間
先ほども述べたように、INFJは「外向的感覚」を劣位機能に保有しています。なので「押しても引いても、ドアが開かない！ なんでだよ？！」なんて事態が偶に起きます。ドアに怒り散らすときだってあります。
そんな時、心優しい誰かがさりげなく「……そのドア、スライド式なんですよ」なんて教えてくれた瞬間、INFJは恥ずかしさから赤面してしまい、「穴があったら入りたい！！」と思うはずです。
でも仕方ないのです、INFJはSeを劣位機能として保有しているのですから。
６： どんなドラマでも映画でもアニメでも、大抵泣ける
「犬視点から見た家族との物語」――間違いなく、INFJは泣きます。
「難病を患った恋人を、看取る男性の物語」――INFJが泣かないわけがありません。
「亡き妻から贈られた仔犬を、家に押し入ったギャングに殺されて怒り狂う暗殺者の物語」――後半はさておき、冒頭は絶対に泣いてしまうでしょう。
このように、どんな映画でもINFJは泣いてしまいます。相当に下品なコメディ映画でもない限り、INFJを泣かせないことは不可能かもしれません。
しかし……あまりにも映画やドラマでINFJが泣いてしまうために、一緒に誰かと視聴した時には「情緒、大丈夫？」という冷たい視線が与えられるかもしれません。
７： 「……この行列は、どこが最後尾ですか？」
INFJは劣位機能として「外向的感覚」を保有しているため、周囲の景色から情報を得ることを苦手としています。大人気のパンケーキ店にズラリと並ぶ行列の最後尾を、すぐに把握することは苦手で、時に悪意無く割り込みをして先客に咎められることがあるでしょう。
またINFJは、スーパーのレジに並ぶことも苦手としています。休憩中で人のいないレジに、気付かずに並んで延々と待ち続けるだなんてことがあるかもしれません。
８： 軽蔑していた元同僚からの会食の誘いを、渋々承諾してしまった時
「アイツのこと、本当にマジで大嫌い。一生恨み続けてやるからな！」と誓った相手だとしても、INFJは「食事でも一緒にどう？」と誘われたら、それを無下にすることができません。
そしてイザ対面となっても、INFJは作り物の笑顔を浮かべて、それとなくお世辞を並べて、その場をうまくやり過ごそうとするでしょう。――心の中で中指を立てるぐらいしか、彼らにはできないのです。
９： 自分に話しかけられていると思い、反射的に返答をしたら、相手はハンズフリー通話中だった
これはINFJであるかどうかに関わらず、誰にとっても困惑するしかない瞬間ですが。「外向的感情」が上位の心理機能にあるパーソナリティタイプほど、この恥ずかしい瞬間を経験する率が高いでしょう。
INFJは補助機能として「外向的感情」を保有しています。なので……このような瞬間に出くわし、そして反射的に返事をしてしまった経験があるかもしれません。
１０： 空想妄想に気を取られ、重要な話を聞いていない
INFJはあれこれ考えを巡らせることが好きです。「普段はブラックコーヒーを飲む恋人のコップの中に、こっそりガムシロップを入れたらどんなリアクションを見せるだろうか」といった、日常の中からちょっぴり飛び出す小さな空想が、INFJは大好きなのです。
……そしてこの小さな空想・妄想に気を取られるあまり、目の前にいる人物の話を聞き落とすことがあります。「話、聞いてなかったの？」と冷めた目を向けられた時、INFJは背筋が凍り付く気配を感じることでしょう。
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