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ENTPがリーダーになった場合には、将来を見据えた積極的で挑戦的な、戦略的リーダーにになることでしょう。ENTPのリーダーは洞察に富んだリーダーであり、物事の傾向と関連性を容易に見つけ出し、リスクや問題の抜け穴を見つけることを得意とするでしょう。時に自発的で楽しいことを好むENTPですが、自然に責任感を伴うことができるタイプで、リーダーとして活躍することも多いでしょう。
ENTPのリーダーの特徴
自己成長に貪欲
ENTPは日常的に活発的な生活を送っていることが多く、興味を持っているプロジェクトに常に関わって、そしてそれに取り組んでいることを楽しんでいることでしょう。
ENTPは自身の個人的な成長を追求することに真剣で、自身をレベルアップしてくれる挑戦的な環境を常に探していることでしょう。ENTPは競争も好んでおり、自分自身の成長のわかりやすい指標として、競争を好んでいることでしょう。
ただし、ENTPには物事を始めることこそ得意ですが、開始したものを完成させるのに問題がある場合があるでしょう。ENTPは未来におけるビジョンを複数持っているので、そのすべてを追求しようとし、その全てを成し遂げたいと考えていることでしょう。そのため、やりっぱなしの仕事や未完成の製品など多く持っている傾向があります。発達した、ENTPであれば、ビジョンに優先付けすることをするなどし、計画的に、決定を下していることでしょう。
ビジョンを持っている
2つ目に、ENTPのリーダーの特徴として、ビジョンを持っている特徴があるでしょう。ENTPは現在の社会、経済、政治、技術などあらゆるシステムの欠陥や抜け穴をすぐに発見することができ、この欠陥に対する解決策をすぐに提案することができるタイプです。ENTPはまた傾向やパターンを見つけることも得意です。ENTPはこのように突破力を持っているタイプでもあります。
一方で、ENTPでは、多くを求めてしまう欲張りである傾向もあり、一度に多くを処理しようとして倒れてしまうことが多いです。そして、理想的なビジョンを追い求めるために、日常的なタスクをおろそかにすることも多いでしょう。
挑戦的である
ENTPのリーダーのエネルギーと熱意は、周りの人々を懸命に働かせるための力となっていることがあるでしょう。ENTPは何が他者を動かし、動機づけるのかについて洞察力を持っており、どのように影響を与えることができるか、理解し、行動に移すことでしょう。しかし、仕事になるとENTPの仕事のスタイルは過度に他者に批判的で、挑戦的になる傾向があります。
ENTPはチームの組成の中で議論をよく行う傾向がありますが、事実を事実のまま伝えることは時に人を傷つけるので、揉め事を起こすことがあるでしょう。
創造的であり、斬新
ENTPは目標を達成するために、斬新な手段を考えたり、革新的です。ENTPは目標を達成するために、効果的な手段に関しては新しい方法でも、古い方法でも関係なく寛容的です、そのため、独創的な発想をすることで問題を解決する突破力があることが多いでしょう。ENTPはあまり人を管理することを得意ともしていませんし、必要に感じていないことが多いでしょう。
ただし、チームメンバーは気をつけなければならないのは、ENTPは全体像をざっくりと伝えることはしますが、詳細なタスクまでは伝えてはくれないでしょう。詳細に知りたい人は不満に感じるかもしれませんが、独立的な人にとっては適切なチームワークなのかもしれません。
ENTPのリーダーシップの育て方
最後までやりきる
ENTPは興味が新しくどんどん生まれてくるタイプですので、プロジェクトがどんどん移り変わる可能性があります。リーダーとして活動するためには、一度やりきる力も大切です。そのため、例え他に魅力的で面白いことを思いついたとしても、やりきるまでは耐え抜くことが大切です。
個人的な関係を構築する
ENTPは仕事においては、情緒的な問題を持ち込まないでほしいと考えている傾向があり、なんでも合理的に考えていることでしょう。しかし、多くの人は頭ではなく心で考えていることもまた事実です。そのため、心を開き、感情的なものも考慮してチームビルディングするとより良くなるでしょう。周りの人々がENTPのリーダーを好きになると、今まで以上に協力的になってくれるでしょう。そのためにも、ランチを共にしたり雑談を楽しむようにしましょう。
ゴールを明確化する
ENTPはタスクに対して直感的に取り組む傾向があり、ざっくりと進めるタイプであり、柔軟性はあるものの、具体性がない点が特徴としてあるでしょう。しかし、周りの人たちは具体的で測定可能な仕事のやり方を求めていることも多いことを理解すると良いでしょう。例えば、ENTPのリーダーが持っていたビジョンを共有したら、カンバンやガントチャートのようなツールを導入し、プロジェクト管理するようにしましょう。ビジョンへのプロセスを周りの人と共有できるようになると、よりリーダーシップが鍛えられることでしょう。
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