ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか?
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もくじ
MBTIにおけるENFPとENTP
mbti性格診断テストとは、心理学者ユング氏のタイプ論に基づいて、ブリックス氏とマイヤーズ氏が開発した性格分析理論です。大企業でのチームビルディングに採用されていたり、新卒採用テストで考慮されたりと、使われるシーンは多くあります。
詳しく知りたい人、「ENTP」とか「ENFP」というアルファベットがどういう意味を持っているのかは、以前解説した記事を参照下さい。
ENFP型とは、一言で言うと情の厚いアニメの主人公タイプ、今回タイトルにもなったドラゴンボールの孫悟空もそうですが、他にはHUNTERxHUNTERの主人公のゴンやNARUTOの主人公のうずまきナルトなどが、該当すると言われています。
ENTP型とは、勘が良くて頭の回転の早い、議論がバリバリ強いタイプです。今回のタイトルとして言えば、ドラゴンボールのセルもそうですが、HUNTERxHUNTERのヒソカやNARUTOでいうと大蛇丸のようなタイプです。このENTPタイプは癖が強く、「あ、ENTPだ」というのが分かりやすいタイプと言われています。
ENTPとENFPの社交性の違い
ENTP(セル)もENFP(孫悟空)もどちらもおしゃべりなタイプで、明るく陽気な印象を得るでしょう。
外から見ていると、どちらも外向的で差がないようですが、ENFP(孫悟空)の方が人のことを大切に思い、理屈はともかく人と人の絆を大切にします。その影響か、ENFPの人は多くの人に囲まれています。ドラゴンボールでもやはり、孫悟空は情にあついですが、セルは薄情ですよね。
一方で、ENTPの人は、心に闇があるようにも見えるのがポイントです。多くの人とわいわい過ごしている中でも、自分の時間をしっかりと取るのが必要です。
ENTPとENFPの社会適合性の違い
社会適合性はENFP(孫悟空)の方が高いと言われています。
ENFP、ドラゴンボールの孫悟空のようなタイプは暖かく包容力がありますよね。そして、ENFPは周りの人に興味を持ち理解しようとします。その結果、お互いの理解を深めることができます。
一方で、ENTP、すなわちセルのようなタイプは、ENFP(孫悟空)と比べると、論理的で頭が切れるのですが、鼻につくようなタイプで、人が傷つくかどうかを考えずに思うがままに発言します。感受性が低いので、批判にも強いです。
したがって、ENFP(孫悟空)は社会適合しているような感じですが、その分周りの人の声に敏感で、一方でENTP(セル)は相手に対立的になりますが、批判には強いです。
ENTPとENFPの人生の楽しみ方
ENTPも、ENFPも人生をどんどん楽しんでいこうと考えています。しかし、ENTP(セル)は独創的な考え方をすることができるので、人生を最高にするようなアイデアをどんどん思いつくことができます。
ENFPは多くの時間を人との付き合いに使うところもあり、チャレンジする気持ちはあっても時間が足りないことがあるでしょう。
ENFPもENTPも地に足つかないところはありますが、ENTP(セル)はどんどんチャレンジするタイプで、ENFP(孫悟空)は時々時間を浪費してしまうようなタイプです。
ENFPとENTPの物の考え方
ENTP(セル)とENFP(孫悟空)は根本的に物事の考え方が異なります。
ENTPは大枠で物事を捉える点はENFPと変わりませんが、より論理的に考えます。
そして、ENFPは最後に自分の選択が周りの人にどう言う影響を及ぼすかを考えますが、ENTPは考えません。ENTPはその分意思決定が早いですが、ENFPは少し躊躇します。
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16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。
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