MBTI

【MBTIとユングの心理機能】外向的感覚(Se)の特徴

外向的感覚(Se)を主に使う人々は、自分の身体の状態、そして周りの人々の様子をはじめとして、周りの人や物事の状態を細部にわたって鋭く受け取ることができるでしょう。人間の五感、すなわち、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を研ぎ澄ますことが得意であり、そのような体験を大切にしています。

外向的感覚を使うということは本能的であることにも近く、身の回りにあるものの匂いや形状に敏感であり、そして音楽を楽しみ、旅行に出かけること、アウトドアを楽しむことなどと相関性の高い心理機能であります。野生的な心理機能であるために、外向的感覚を主に使うタイプの人々は、スリルに強くギャンブラーとしての資質も高いことでしょう。

外向的感覚は、物事を捉えると時に、客観性よりも主体的なタイプであり、直観型が全体像を見出した後に個別具体性を求めるようなトップダウンの思考であるのに対して、感覚型は個別具体性から全体像に進んでいきます。そのため、情報をフィルタ処理されていない生データとして受け取ります。

外向的感覚に優れていると、一般的に活動的でエネルギッシュな人とみられることも多いでしょう。そして、細部にわたって観察力のあることも言えます。例えば前髪を数センチ切っているかどうかに気づくことができたり、人の仕草や様子、臭いの変化に敏感です。観察力に優れているところが目立ちます。

現実主義において外向的感覚に匹敵するタイプは他にない。客観的な事実に対する感覚が非常に発達している。カール・ユング

とユングも定義しているように、外向的感覚はとにかく現実主義を体現しているような心理機能になります。

外向的感覚(Se)を持つ人の特徴

外向的感覚を第一機能に持っているタイプはESTP、ESFPの2タイプであり、外向的感覚を第二機能に持っているタイプはISTPとISFPの2タイプになります。

外向的感覚を発達させることのできた人は、自分の外の世界から受け取る情報を細分化して受け取ることができます。例えば、周りの人が微かな臭いを出していた時、微かな表情の変化をした時など、外部の状況の変化に鋭く反応することができます。このような外的刺激に素早く反応することのできる性質から、観察力のある人と評価されるでしょう。

また、状況を鋭く受け取ることができることから、すぐに行動することのできるタイプであることも言えるでしょう。また、その行動タイミングも適切であり、行動によって変化する物事を楽しんでいることでしょう。

外向的感覚に優れている人は、手先が器用であったり、道具を通した物作りや料理、裁縫に優れている可能性が高いです。技術職や専門職につく人も多く、細部にこだわることができるために専門性の高い職業に適しているでしょう。ミュージシャンやアーティストにも多いです。

外向的感覚は五感に関する心理機能であるために、スキーやスノボー、キャンプなどのアウトドアスポーツを楽しんでいることが多く、車・バイト・飛行機などの乗り物にこだわる人も多いことでしょう。

外的刺激に敏感であることから、野生的でスリルを好むタイプであるのも外向的感覚を持つ人の特徴と言えるでしょう。例えば、競技性の高いスポーツを楽しんだり、スロットやカジノなどギャンブルにハマる人も多いことでしょう。リスクを取ることを得意とするために、起業家にチャレンジする人も多いのではないでしょうか。

外向的感覚を第一機能・第二機能に持っているタイプ

第一機能に持っているタイプ: ESFP、ESTP

第二機能に持っているタイプ: ISFP、ISTP

外向的感覚の特徴

  • 本能的である
  • 観察力があり、環境の変化に敏感
  • 「今」を必死に生きている
  • 外部からの刺激に敏感
  • スリルを望んでいる冒険者気質
  • リスクをとることを好む
  • ギャンブルにハマりやすい
  • アウトドアスポーツを楽しめる
  • 五感が鋭い
  • 行動が早い
  • 現実主義者である
  • 経験から素早く学ぶ
  • 専門性が高く、アーティストや技術者にも多い

外向的感覚を表すキーワード

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ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。