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ENFPの性格を理解するために

ENFPはとにかく元気溌溂としていて外交的であり、思いやりと親しみやすさに溢れているパーソナリティです。それでいて彼らは話術に秀でていいます。きっと今日もどこかで彼らは誰かに、卓越したスピーチと言葉の力によりエネルギーを分け与えていることでしょう。

コミュニケーションとENFP

ENFPはより多くの人々と関わり合いになることが大好きで、グループやチームで働くことを好み、特に多様性のある環境やバラエティーに富んだメンツと共に働くことを望みます。そのためENFPは、人間関係の調和も重視しますがそれと同じぐらいに、より多種多様な意見が交わされ、活発な話し合いが行われることも望んでいます。

天才として、天然キャラとしても活躍するENFP

そして彼らの言動は他者に、何かしらのインスピレーションを与えることが多いでしょう。というのもENFPの中には「素晴らしいアイディア」が秘められていて、彼らはそれを行動などにより間接的に示すのです。そうしてENFPが周囲に与えたインスピレーションは、他者が持つ個々の能力を高めることに繋がり、環境をより良いものへと変えていきます。

そんなENFPの特技は他者の長所と短所を見極め、その長所を活かしていくこと。コラボレーションやチームプレーを通して、ENFPはそれぞれの長所を引き出すよう努めてくれるでしょう。

ENFPとコミュニケーションを交わすとき

あなたがENFPと言葉を交わす機会があったとき。以下のことを心がけてみましょう。

ENFPは人間関係を大切にしている

すでに述べたように、ENFPはより多くの他者と活発なコラボレーションを交わすことを望みますし、彼らはあらゆる状況でも相手の持つポテンシャルを最大限に引き出そうと努めるでしょう。

それと同じようにENFPは、他者が自分たちを応援し、活動のサポートをしてくれることを期待しています。

あなたがENFPとコミュニケーションを取っているときは、口頭で直接または電子メールやメモを通して、ENFPに「あなたを応援している」といったメッセージを伝えるようにしましょう。それからENFPの考えを共有してもらい、可能なときには彼らに助力することを約束しましょう。

ENFPの長所や短所、特徴を理解し、あなたも自己開示する

ENFPは、一緒に居て楽しいと感じる相手と一緒に仕事をするときが最も輝いているように見え、そして最も成果を上げるでしょう。

したがって彼らは、仕事外の出来事の話を同僚と交わしたがる傾向があります。それはENFPが、仕事を抜きにして個人的に同僚たちと親密になりたいと望んでいるからです。

あなたがENFPと情報のやり取りをしているときには、肩ひじを張らずフランクに、飾らない態度で臨みましょう。そして時には仕事の話だけではなく、プライベートで起きた面白い出来事などを共有し、ENFPと親密になるための努力をしましょう。

ENFPと親しくなることができれば、きっとあなたも仕事が楽しくなるでしょうし、良い仕事ができるようになるはずです。

ENFPの可能性を引き出すことにも興味を持つ

ENFPは、自分の仕事が人々にどのような影響を与え、そして人々の真の実力を引き出すことができるかについて、よく考えています。ゆえに彼らはしばしば、それを可能とし得るであろう理論やモデル、方法を考えるでしょう。

ENFPと話をするときには、人々の持っている長所や短所、潜在能力についての話題を振ってみましょう。

例えば、敢えて実現困難とも思える難題をチームに与えるという仮定の話題など。短所をコントロールできるかを試し、長所を活かせるか試すといった機会があるかもしれない架空のプロジェクトの話に、ENFPは興味っを持つでしょう。

ENFPと衝突が起こってしまったとき

人間関係にはどうしても、意見や立場の衝突がつきまとうものです。

それでは、ENFPとの衝突を引き起こす可能性があるポイントと、それを回避するための方法を見ていきましょう。

ENFPの意見を否定し、自由を奪わないこと

ENFPは非常に自然体で溌溂とし、臨機応変が得意な柔軟な人柄のように見えるでしょう。ですがその一方で、アイデンティティの核となる主義や価値観、信念を強く持っているパーソナリティでもあります。

ENFPが固持する主義や価値観などのうちの1つが侵害されたとき、ENFPが隠し持つ「頑固な性格」という側面が現れます。そしてENFPの主義を侵害した相手が謝罪をしたり、妥協し後退しない場合、衝突は起こるでしょう。

怒りを露わにしたENFPが見せる頑固で融通の利かない姿は、普段のラフで自然体なENFPの姿とはまるで正反対であり、周囲をひどく驚かせることでしょう。

頑固者になってしまったENFPは他者の意見に耳を貸そうとしなくなるでしょうが、もしあなたに反対意見がある時には、挫けず辛抱強く説得を試みてください。

説得をする際には感情をなるべく挟まず、そして論理的であるよう心がけましょう。それからENFPのスタンスと彼らの意見に一定の理解を示すことができれば、ENFPもあなたの意見を受け入れてくれるようになるかもしれません。

ENFPの身近にいる人物や人間関係を傷付けてはいけない

ENFPは身近な人々をとても大切に思っています。

そして身近な人々が傷付けられたり、もしくは身近な人々が信じている信念や価値観が踏みにじられたと感じたとき、ENFPは怒りを覚え、相手に立ち向かっていくでしょう。そして上述のような、頑固で融通の利かない姿が現れるかもしれません。

もしもこのような衝突が起こったときには、ENFPの話を聞き、そして素直に謝罪をしましょう。

ENFPは褒めて伸ばす

ENFPは人間の可能性を引き出すことと、型にはまらない大胆なアイディアが大好きです。そしてENFPは、そのアイディアを実行する際には、計画にとらわれずその場で柔軟に判断することを楽しんでいます。

しかし過剰な官僚主義、特に現状を維持することを要求する大規模組織では、ENFPが求めるイノベーションは抑制するよう求められます。ほとんどのENFPはそういった組織の姿勢と柔軟に折り合い、共存していく術を学びますが、しかし「出る杭は打たれる」ような風潮がある場合ENFPは衝突を引き起こすかもしれません。

ENFPとの衝突を防ぐためにも、ENFPが自由にアイディアを試せるスペースを確保するよう努めましょう。また周囲の人々も、会社の方針や慣習に反することを恐れてはいけません。

自由に働ける環境では、ENFPは最も輝き、成果を上げます。そしてENFPがあげる成果に、周囲の人々は驚くはずです。

ENFPのコミュニケーション能力の成長

もしあなたがENFPである場合、下記のものを成長のために必要な道として考え、改善していくよう心掛けていきましょう。

放棄せず、最後までやり遂げる

ENFPは集中力に欠けているきらいがあり、周囲の環境や新しいアイディアに気を取られ、目の前の仕事をおざなりにすることがあります。空想に耽るのは、自分が果たすべき勤めを片付けてからにしましょう。

そしてENFPには、アイディアを実現する過程での努力が不足しがちという難点もあります。

というのも多くの場合ENFPの提案するアイディアの構想は実に壮大であり、実現するまでに数週間から数年かかるでしょう。実現に至るまでの道の途中では、インスピレーションが枯れたと感じることがあるかもしれません。

ですがそこで放棄せず、集中し尽力し続けましょう。あなたが諦めない限り、アイディアが実現する可能性はゼロではないのです。

誰もがENFPのように革新と成長を求めているわけではないことを理解する

人々が秘めているポテンシャルの解放は、あなたにとって大切なテーマです。そしてあなたは強く、信じています。人は誰しも、世界をより良くしてくれるだろうユニークな特性を持っている、と。

このテーマはあなたに、各人の長所と短所を理解させ、相手から最高のパフォーマンスを引き出してみせるという動機を与えます。

しかし、すべての人々が成長を望むわけではないことも、そして成長の機会を与えることを良しとしないことも、あなたは理解する必要があります。現状維持で構わないという人もいれば、収益や生産性、そして結果のような具体的なものを重視し、それを損ないかねない難題など無駄だと考えている人々もいるのです

そのような人々にあなたの意志を伝えるためにも、個々の成長が与える業績上昇のモデルなどといった、具体的な例を出して説得する技術を身に着けましょう。

熱心な姿勢に冷ややかな視線を向ける人々を見つけ、理解する

あなたが誰かを説得しようとするとき。あなたは非常に熱心で精力的なアプローチを取るかもしれません。ですが中には、あなたのその姿勢を疑問視し、あなたの評価を「忍耐強くない」または「感情に流されて、何を仕出かすか予想できない」と訝る人がいるかもしれないことを理解してください。

他人を説得するためには、冷静で穏当なアプローチを学びましょう。そうすればあなたは、それが普段のやり方よりもはるかに効果的であることに気付くかもしれません。

また、業績重視で仕事に一切の私情を挟まないパーソナリティの持ち主らのためにも、彼らを納得させるために、よりビジネスに近い、結果重視のアプローチを採用しましょう。

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。