MBTI

16タイプの外向性と内向性【陽キャと陰キャ】

MBTIの16タイプにはそれぞれ、外向型(E)と内向性(I)があります。外向性とは社会や外の世界と接していく性質であり、内向性とは、自分の精神の中で接していくような性質です。

要約すると、興味・関心が自分の方向に向いているのか(内向性, Introversion)、それとも興味・関心が社会や外の世界に向いているのか(外向性, Extraversion)という違いになります。

(MBTIの外向性と内向性について詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください)

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外向性が高ければ高いほど、社交的で情熱的な活動をする一方で、内向性が高ければ高いほどに控えめで内省的であるとされています。外向性と内向性は連続体であると言われており、外向性が高ければ高いほど、内向性が低くなり、内向性が高くなればなるほど、外向性は低くなると言われています。

ただし、MBTIのベースとなっているタイプ論を提唱している、カールユング氏も「100%の外向性や100%の内向性は存在できない」と語っているようです。

今回は、そんな外向性と内向性を16タイプごとにまとめて、題して16タイプの陽キャと陰キャの傾向をまとめてみました。

(*あくまで傾向であり、筆者の主観が混じっていることもあります。)

16タイプの連続体

内向性・外向性は連続体であり、外向性が高くなればなるほど内向性は低くなるように、反比例すること、完全な100%の人は存在し得ないという話をしました。

ユングはその中でも、中間の性格(Ambiversion)があるという風に考えていました。

16タイプ自体はマイヤーズ氏とブリックス氏により開発されたMBTIにより生まれたものですが、その内向性・外向性の連続体をMBTIに置き換えるとどうなるか?というのが今回の記事のテーマになります。

上記の図のようにMBTIではそれぞれのタイプに対して得意な心理機能が割り当てられています。例えば、人とのコミュニケーション能力や共感性を強く表しているような外向的感情(Fe)が欠けている、すなわち劣勢機能であると陰キャである可能性が高いということになります。

MBTI上での陽キャ

まずは、MBTI上での陽キャについて評価していきたいと思います。評価方法としては、活動的かどうかという観点で、外向的感覚(Se)を主機能として持っている場合に最も陽キャであるという判定をしています。協調性がある意味で、周りを巻き込むリーダー的存在として、次点では外向的感情(Fe)を優先しました。

残る外向的直観(Ne)と、外向的思考(Te)ですが、こちらに関しては外向的感覚や外向的感情と比較すると、人との関わり合いというよりは、もう少し広義な意味での外界との接触を意味しており、陽キャ要素としては薄いという判断です。

特に、共感性に反するような規律を乱す外向的直観(Ne)は敵を作るという意味合いでも最下位として判定しました。

陽キャランキング1位 【ESTP】

ESTPといえば、行動力が抜群でどんどんビジネスを起こしていくような実業家・起業家という言葉が似合うタイプになります。有名人であれば、ドナルド・トランプ氏が有名です。このESTPは、同世代でも早い段階で会社を作ったり、スモールビジネスを起こしている同級生にも多くいることでしょう。

特徴的なのは外向的感覚(Se)と内向的思考(Ti)で、素早く決断し行動に写すことができるのが特徴でしょう。動きながら考えているタイプなので、スポーツもできる人が多いと言えます。そんなESTPはクラスカーストも高く、THE陽キャといえるでしょう。

陽キャランキング2位【ESFP】

ESFPと言えば、飲み会にも積極的に参加しているけど根がいい奴、性格のいいギャルを連想するようなタイプです。1位のESTPは理屈っぽく、人の気持ちを考えないので実はいじめっ子にすら化けてしまう可能性を秘めていますが、ESFPはまだ人の心を持っています。

アニメのキャラクターでいう、ポケットモンスターのサトシさんがESFPの代表例と言えるでしょう。

ESFPの特徴は外向的感覚(Se)と内向的感情(Fi)で、活動的ですが、それは自身の価値観を通した行動であり、しっかりと自分を持っています。そんなESFPはクラスの評判も良い、みんなに好かれている陽キャと言えるでしょう。

陽キャランキング3位【ESFJ】

次にランクインしたのはESFJ型の皆さんです。ESFJといえば、周りの人をしっかりと観察しながら適切なタイミングでコミュニケーションを取ることができ、思いやりのある代表例のようなタイプと言えます。ESFJタイプは、ESFPやESTPほど活動的ではないですが、人の気持ちをしっかりと考えることができ、皆のまとめ役のような存在になりがちです。

ESFJタイプの有名人としては米国企業のウォルマート創業者のサムウォルトンが有名です。

ESFJの特徴は、外向的感情(Fe)と内向的感覚(Si)であり、規律正しく周りに共感することができ、よく周りをみているようなタイプと言えるでしょう。

その他のランキング〜8位

  • 4位【ENFJ】

4位にランクインしたENFJは、主に外向的感情(Fe)の部分でのランクインです。周りとの共感性を持ちながら、独特の世界観を持っており、リーダーとして活躍することも多いタイプで、陽キャに近いでしょう。

  • 5位【ESTJ】

5位はESTJです。ESTJは仕事になれば、しっかりと仕事をこなしていくタイプですが、陽キャかどうかで言えば微妙です。

  • 6位【ENTJ】

6位はENTJです。ENTJは社会的にはリーダーとして活躍している人がずば抜けて多いのですが、学生時代はまた別の話です。競争に強く、勉強のできる奴という感じでしょう。

  • 7位【ENTP】

7位のENTPと8位のENFPは、限りなく中性に近いです。ENTPはアイデアマンですが、周りへの共感性に欠けており、ルールを破りがちなので、口達者で初めは陽キャっぽいですが徐々に陰キャにも見えてきます。

  • 8位【ENFP】

8位はENFPになります。自分の気持ちをしっかり持っていて、価値観も独特です。しかし、少し抜けているところがあるのと、自分の気持ちが安定していることから、余裕があり、いじられキャラに寄ってきているのがENFPと言えるでしょう。

MBTI上での陰キャ

次に隠キャ判定についてお話ししていこうと思います。

隠キャ判定は少し難しく、殻にこもるような思考を強く持っているのかどうか、外界とのふれあいに関してどう考えているかといった価値観をベースに決定しました。

陰キャランキング1位【INTJ】

INTJが最も孤独で陰キャだという理由は、劣勢機能に外向的感覚があり、行動すること自体が苦手であることと、外向的思考と内向的直観を使うことで、様々な問題を自己完結できてしまう点です。すなわち、最も孤独になりやすく、孤立しやすいのではないか、という推測です。

不名誉でありながらも、IT企業の著名人にも多くみられる性格であり、成功者も多くいます。それは、INTJの自己完結能力のベースにもなっている精密かつ長期的なしっかりとした計画性が影響していると考えられるでしょう。

陰キャランキング2位【INTP】

INTPは、そもそものコミュニケーションが苦手なタイプと言えます。INTJは殻にこもってしまうことに対して、INTPは人と考えていることや価値観がずれてしまい、さらにコミュニケーション能力が低いことから、自然と陰キャになってしまうという形式です。

INTPの価値観のズレは、他タイプと比較して、ずば抜けたIQから分かるように高い創造力が原因していると言えるでしょう。INTPはいつの時代でも偉大な発明をしているような科学者が多く、数学者デカルトも物理学者アインシュタインもこのタイプだったと分析されています。(小ネタですが、タイプ論のユングもINTPであると言われています)

隠キャランキング3位【INFP】

3位に入選したのは、INFPになります。INFPは最も生き辛いタイプや、社会不適合者とネットではよく言われていますが、実際に理想主義者な反面で、複雑な思考を苦手としていたり、活動的ではなかったりするため、陰キャとなりやすい傾向にあります。

INFPはネット住民にも多く、気持ちも穏やかで良い奴ではあるのですが、陰キャ色も強いです。

  • 4位【ISTJ】

ISTJは新しいことを嫌ったり、実は自分の価値観が強く出ており、コミュニケーション能力も高くないのもあり、陰キャになりやすいでしょう。仕事になるとしっかりと仕事をこなすのですが、学生生活の中では、「陰の薄い人」になりがちです。

  • 5位【ISFP】

ISFPは第二機能に外向的感情(Se)を持っているので、陰キャの中でも活動的です。自身の感情にムラなく、余裕もあることから、人に嫌われないタイプです。「真面目」と言われそうなタイプですが、陰キャとしてはまだまだ上がいるという意味で5位になりました。

  • 6位【ISTP】

ISTPは第二機能に外向的感情(Se)を持っています、共感性こそ欠けてしまうこともありますが、実際に手を動かすので、クラスで一目置かれる存在になる可能性も高いです。少し孤立することもありますが、陰キャとしてはパンチが効いていないと言えるタイプでしょう。

  • 7位【INFJ】

INFJは物事をしっかり考えることができるタイプですが、どちらかと言えば聞き手に回ることが多く、陰キャの気持ちも陽キャの気持ちも分かる、バランスのいいタイプといえます。第二機能に持っている外向的感情(Fe)が強い役割をしています。

  • 8位【ISFJ】

ISFJは、外向的感情(Fe)を第二機能に持っていることで、周りとしっかり協調性を持って物事に取り組めたり、聞き上手であることもあり、陰キャの中でも最も陽キャに近い、普通なタイプと言えるでしょう。

 

ABOUT ME
青木 常久
「今すぐ使える心理学」を立ち上げた張本人であり、過去に性格心理学の研究・恋愛心理学の研究を行なっている中で、誤った知識が世の中に蔓延していることに課題を感じ、学術レベルで心理学を学び、企業向けにコンサルティング業務を行なったり、カウンセリング業務を行なっています。 - 九州大学出身、「性格心理」や「芸術」について学ぶ。性格心理学を用いた製品開発やチームマネジメントの第一線で活動中、現在メディア事業部マネージャーとして性格心理学を実践しています。