ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか?
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誰しも職探しの際には、多くの要因を考慮に入れるでしょう。嵩む月々の支払いに見合う給料なのか、そもそもその職種に必要な技能を自分は有しているのか、そして自分の持っている才能をどう活用できるのか、それから自分は役に立つ人材であるのかどうか、などなど……。
とはいえ、たとえ私たちがキャリアデザインについて空想を巡らせたところで、その空想がはたして現実の私たち自身に適しているのか? ――それは主観だけでは、なんとも評価し難いものです。それにもしかすると、やりたいこともなく、これといって夢や願望もない人もいるはず。
その場合、多くの人が行きつくのは性格診断でしょう。性格診断とは、二〇世紀前半に活躍した精神科医カール・グスタフ・ユングによる「タイプ論」に基づいて生まれた「MBTI」のようなものや、ビジネス管理で見かけることもある「性格論エニアグラム」や「パーソナリティ・インベントリー」などのことです。こういったツールは自分自身を客観視することを可能にし、職探しの際には無限にあるように思える選択肢から、自分に向いていると思われる候補を絞る作業を手伝うでしょう。
そしてここでは、エニアグラムにより分類されている9つの性格タイプ別の最適&最悪の職種について、一例をご紹介いたします。
適職を真剣に考えているアナタへ
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もくじ
タイプ1の適職: 改革する人
タイプ1は「改革する人」とは、簡単にいうとタイプ1は、正義に生きる人々です。
彼らは合理性と明確な規則、この二つにとても興味があります。このタイプは細部によく気付き、 そして合理的な手段で問題解決を図ることに長けています。
またタイプ1は、会社が実際に法律や規則を遵守しているかどうかをチェックするような職業に向いているといえるでしょう。
向いている仕事:
弁護士、ファイナンシャルプランナー、経営者、ブロガー、なんらかの役員など。
向いていない仕事:
保育士、お笑い芸人、大道芸人、バーテンダー、クリエイティブな能力が必要とされるアート関連の仕事、ゆったりとした生活。
タイプ2の適職: 助ける人
タイプ2は暖かい心を持った、感受性豊かな人々です。
彼らの心は本当に寛大であり、その優しさは他者を魅了します。また彼らが笑顔の時は、周囲の人々の心も穏やかな気分になるでしょう。
とはいえ感受性の豊かさは、デメリットにもなります。不必要に他者へ感情移入をしてしまい、自分を見失ってしまうことが、このタイプにはあるでしょう。感情を揺さぶられただけで終わりにせず、その感情をその後に活かすことが出来るかどうかが課題となります。
また常に誰かしらを否定しなければならず、選考から弾かなければならない職種には、適性がありません。
向いている仕事:
教師、セラピスト、医者、販売員、広報担当者、バーテンダー、コラムニスト。
向いていない仕事:
税務監査官、面接官、エージェント、編集者。
タイプ3の適職: 達成する人
このタイプは成功することに執着します。そして何でも、スポーツに変えてしまうでしょう――たとえそれが編み物だとしても、きっとタイプ3は完成度で優劣をつけたがるはずです。
それこそがタイプ3の特徴です。彼らは何かにつけて競争したがりますが、とはいえ彼らが急いでいるわけではありません。ただタイプ3は、自分たちが何でも1番になりたいだけなのです。
そのため、競争が付きまとう仕事こそタイプ3の天職であるといえます。
向いている仕事:
弁護士、エージェント、ジャーナリスト、プロデューサー。
向いていない仕事:
フリーランスの文筆家、漫画家、ネットショップの運営、自営業全般。
タイプ4の適職: 個性を求める人
タイプ4はいうなれば個人主義者です。そんな彼らは芸術的な才覚に優れていて、芸術的な手段を用いて自己表現をすることを得意としています。なのでクリエイティブな仕事こそ彼らの天職であるといえます。
また彼らは電気工事士といった、多大なるリスクの付きまとう仕事を好みますし、そういった職業を選ぶにあたっての躊躇いというのが彼らには無いでしょう。反面、安全な環境と安定した給与が保証されている仕事には、彼らは興味関心を示すことが出来ません。
そしてタイプ4は規則に過剰に縛られるような官僚体質とはどこまでも相いれない性質の持ち主ですので、自由に振舞うことが許される職業がいいでしょう。
向いている仕事:
セラピスト、デザイナー、アーティスト、小説家。
向いていない仕事:
証券仲介業、警察官、弁護士、公務員、そのほか法律や規則を遵守すること及び執行に焦点を当てたもの
タイプ5の適職: 調査する人
タイプ5は情報集め、分析し、調べ尽くすことが得意です。
そしてタイプ5は知識に対する貪欲な姿勢を持っているため、博学な人々が多いのもこのタイプの特徴です。俗にいう「本の虫」になりやういといえるでしょう。
彼らはいつも世界をよく観察し、その中からより多くの情報を得て、そして得た情報を分析し、自分なりの答えを出そうとしています。それゆえ常に頭の中が忙しい状態ですので、会話などによりノンストップの思考を阻害されると、つい苛立ってしまいます。なのでコミュニケーションが求められる職種には向かないでしょう。
向いている仕事:
システムやアプリなどの開発、エンジニア、研究者、アナリスト、科学者、教師、あらゆる種類の技術者。
向いていない仕事:
営業担当者、広報担当者、ウェイター、バーテンダー、小売店の労働者、その他接客業全般。
タイプ6の適職: 信頼を求める人
タイプ6は安定志向の人々です。現実主義者でもあり、現状維持を望む保守的な考えの持ち主でもあります。なので危険を冒したり、危険にさらされるような真似はしません。このタイプにとって、ギャンブルなど以ての外です。
そしてタイプ6は誰に対しても、どんな状況においても誠実であることを尊びます。努力家であり、仲間の為に懸命に尽くすでしょう。
とはいえこのタイプには優柔不断なきらいがあり、瞬発的な決断力に欠けます。そのため、運と決断力が鍵となる株トレーダーなどは不向きでしょう。しかしそれ以外の、一般に求人が出回る職種には全て順応することができる安定したタイプであるといえます。
向いている仕事:
福祉職、公務員、アナリスト、接客業、サラリーマン。
向いていない仕事:
投資家、証券仲介業、アーティスト、イラストレーター、小説家、自営業全般。
タイプ7の適職: 熱中する人
タイプ7の人は陽気であり、楽しく明るいことが大好きな人々です。
行く先々で新たな友人を作ることは、タイプ7の人々にとって難しいことではありません。彼らはいつでも明るく、そして新しいことを経験することが大好きで、どんなものでも受け入れる寛容さを持っています。
その一方で冷静さがなく、集中力に欠けるところがあり、そして深刻な場面では解決を図ることを放棄し、目を背けるという選択をしてしまいがちです。そのため冷静さが求められる仕事には向かないでしょう。
向いている仕事:
ライター、俳優、写真家、DJ、フィットネスインストラクター。
向いていない仕事:
顧客サービス担当者、会計士、弁護士、医者、事務職。
タイプ8の適職: 挑戦する人
タイプ8は竹を割ったような性格の持ち主です。肝も据わっていて、どんな相手に対しても果敢に立ち向かう勇敢さも兼ね揃えています。
ある意味においてマイペースであり、我が道を突き進む人々がこのタイプには多いでしょう。そして自分が正しいと、常に信じています。そのため自由に行動できることを好み、上司からの干渉が多かったり監督が厳しかったりする環境では、フラストレーションが溜まっていきます。
しかし以外にもこのタイプは、面倒見がいい側面があります。「弱きを助け、強きを挫く」というのがタイプ8のモットーです。また決断力にも富み、強力なリーダーシップも発揮することが出来ます。
向いている仕事:
経営者、ディレクター、政治家、不動産関係、フリーランスや自営業。
向いていない仕事:
小売業、官僚主義な体質の企業全般。
タイプ9の適職: 平和を求める人
タイプ9は安定感があり落ち着いていて、人間関係が穏やかであることを大事にする人々です。争いごとが起きたときに、真っ先に仲裁に入るのがこのタイプであると言えるでしょう。
良くも悪くも普段はどっしりと構えるため、そうそうこのタイプが自発的に動くことはありません。悲しいと感じたときも、その感情をあまり表には出しませんし。怒りを感じたときには、静かに原因から離れていくでしょう。しかしいざ彼らが動き出すと、大きなエネルギーの波を起こし、周囲にある種の改革を起こすことが出来ます。
またタイプ9は持ち前の巧みな想像力から、他者の心情の変化を察することを得意としています。そして心理的なサポートを自然に行うことができるので、そういった強みを活かせる職種が向いているでしょう。
向いている仕事:
セラピスト、カウンセラー、ソーシャルワーカー、福祉職。
向いていない仕事:
弁護士、投資家、警察官、面接官。
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9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。