ユングのタイプ論に基づいた性格診断テストでは、あなた自身の性格タイプを知り、自分自身や周りの人々を理解することにつながります。MBTIや16TEST、16Personalitiesなど様々な性格診断がありますので、まずは試してみませんか?
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サイコパスという言葉を聞いたことはありますか?
あなたの周りにもきっといる、サイコパスを今回は有名な心理学者・ユングのタイプ論に基づいた心理機能とMBTI(16タイプ性格診断)を用いて、サイコパスの性格傾向を分析したいと思います。
まず、MBTI性格診断テストをしたことのない人は、あなたの性格を知るためにも以下のサイトから
16TEST(ユング式性格診断テスト)
を診断してみましょう。
MBTIやタイプ論の記事は過去にも後悔しているので、興味がある人は参考にしてみてください。
もくじ
サイコパスとは?
サイコパスという言葉自体はいろんなところで使っている人がいるために聞いたことはある人も多いかと思います。サイコパスとは、一言で言うと冷酷な反社会的な人格で、チームワークを乱したり、独裁的な態度をとったりするような意味合いを持っています。
精神病質(せいしんびょうしつ、英: psychopathy、サイコパシー)とは、反社会的人格の一種を意味する心理学用語であり、主に異常心理学や生物学的精神医学などの分野で使われている。その精神病質者をサイコパス(英: psychopath)と呼ぶ。
サイコパスの人は、指令性があることから、人をコントロールしたり、支配することが得意なために、社会的地位が高いことも多いと言われています。
連続殺人犯やハッカー、詐欺師などにはサイコパスの人格の人が多いと言われています。
サイコパスは、あくまで犯罪者のことを指しているのではなく、あくまで、反社会的人格と言う意味合いです。社会的に結果としては貢献している人もいるので、一概に悪とは言えないでしょう。
サイコパスの条件
サイコパスは、反社会的な人格ということでしたが、どういう条件でサイコパスと判定されるのかというのを以下に示します。
- 良心が欠如している
- 共感性がない
- 責任感がない
- 嘘つきで口がでかい
- プライドが高い
- 社交性がある
上記の条件を一見すると、意外と該当しそうですよね。
良心が欠如している
良心を持っているということは、人の気持ちを考えることができないMBTIがこの場合にはアウトになりますね。良心が欠如している傾向があるMBTIは劣勢機能あるいは第三機能に外向的感情をもっているようなタイプが該当しそうですね。
共感性を持っているかどうかも、外向的感情を扱うのが得意か否かという同様の条件となります。
該当しそうなタイプ
ESTP,ENTP,ISTP,INTP
責任感がない
責任感があるMBTIのタイプは、主にESFJタイプやISTJタイプのような、xSxJのSJタイプと言えるでしょう。SJタイプは主に何かしらを管理することや、人をまとめたりすることに長けています。
いい意味で、上司にSJタイプの人が居るとチームがまとまることが多いです。
一方で、責任感がないタイプは柔軟性に振り切っているような無計画のタイプと言えるでしょう。
いい意味でも悪い意味でも、外向的直観(Ne)を持っているようなタイプは無責任とみられがちなのではないでしょうか。
該当しそうなタイプ
ENFP,ENTP,INTP,INFP
嘘つき/口はでかい
嘘つきで口がでかいのは、外向性がある証拠です。
したがって、MBTIタイプで言うとE/IでEの人が該当します。
また、直観タイプと感覚タイプであれば、実は感覚タイプの方が嘘をつく傾向が高いと言われています。根拠としては、直観タイプが未来を予想しながら物事を考えるのに対して、感覚タイプの人は「今」に焦点を当てているため、その場しのぎの嘘をついてしまう可能性が高いためです。
特に今を一生懸命に生きている外向的感覚(Se)の要素が強く出ているでしょう。
したがって、主機能に外向的感覚をもっている、外向性タイプが該当すると言えるでしょう。
該当しそうなタイプ
ESFP,ESTP
プライドが高い
プライドの高さは、主に世界を抽象的に捉える直観タイプよりも具体的かつ経験的に捉える感覚タイプに多い傾向があるでしょう。プライドの高さは、主に他者を強く意識することから、外向的感覚を常日頃使っている可能性のあるタイプが該当するでしょう。
該当しそうなタイプ
ESFP,ESTP,ISFP,ISTP
サイコパス性格診断の結果
上記の理由から、サイコパスである可能性が最も高いのは
ESTP型といえるでしょう。
ESTP型の人は、観察力にすぐれており、行動力もあります。外から見ると、少しミーハーで流行に流されている感じもあります。そんなESTP型については以下の記事を参考にしてみてくださいね
①MBTIへのいざない - ユングの「タイプ論」の日常への応用
16タイプ性格診断 - MBTIを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。入門書としても応用本としてもトップクラスに評価されている本で、お値段こそすこし高いですが基本的な考え方を体系的に説明してくれている1冊になります。1冊目を探しているあなたにも、ざっくり理解しているあなたも必読です。
②ユング心理学でわかる8つの性格
心理機能を知りたいあなたへお届けする1冊になります。16性格診断を勉強しているとFeやNiといったアルファベットが出てきますが、そのようなアルファベット(心理機能)を理解することで16性格診断を理解することができます。この本も入門書としてはとても優秀で、オススメの一冊です。
③新版エニアグラム【基礎編】
9タイプ性格診断 - エニアグラムを知りたいあなたは絶対に読むべき1冊。エニアグラムの本は数多くありますが、筆者はこの本が最も理解しやすく感じました。9タイプの特性をまずは理解したいあなたに、エニアグラムをもっと理解したいあなたにオススメの一冊になります。